熊野古道なかへち美術館
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熊野古道なかへち美術館(くまのこどうなかへちびじゅつかん)は、和歌山県の熊野古道中辺路の近露近くの山々に囲まれた谷間に建つ近代的な公立美術館である。 日本画家・野長瀬晩花と南画家・渡瀬凌雲の作品を中心とする郷土ゆかりの日本画家作品など1000点以上収蔵し、展示している。
建物は、光が放出しているガラス箱のような特徴的な外観である。館内は展示室を囲むように回廊があり、裏側に休憩コーナーがある。回廊とロビーは全面ガラス張りになっているので、そこで古道の美しい風景を眺めて過ごすこともできる。古道を歩く人々が気軽に立ち寄れるスポットである。
目次 |
[編集] 施設
- 展示スペースB1F~2F
- 図書室
- サロン
[編集] 建物概要
- 設計- 妹島和世
- 敷地面積- 4,000m²
- 建築面積- 752.30m²
- 延床面積- 752.30m²
- 構造- 鉄筋コンクリート造
- 竣工- 1997年3月