牙刀
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牙刀 プロフィール
牙刀(がとう)は、対戦型格闘ゲーム「餓狼 MARK OF THE WOLVES」、「ザ・キング・オブ・ファイターズ」シリーズに登場するキャラクター。担当声優は石井康嗣。
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[編集] 概要
- 見る者全てが避けて通るような眼つきと顔(醜いわけではない)。
- 実の父が母を殺害し、その仇を討たんとその拳を磨いた。
- 双葉ほたるの兄とされているが、兄妹と呼べる証拠が一切ないため、明言はされておらず本人は否定している(家庭用ザ・キング・オブ・ファイターズXIでほたると戦わせると「小娘が…」と牙刀が一蹴する場面も)。しかし、ほたるは確信を持っている。XIの餓狼MOWチームEDでもほたるが登場するが、二人が顔を合わせる事はない。
- KOFでは2003ではビリー・カーン、山崎竜二とともにアウトローチームを結成、XIではB・ジェニー、グリフォン・マスクとともに餓狼MOWチームを結成。
- 依然、牙刀の父親の行方はわからずじまいであるが、XIのストーリーでジェニーとの会話によると、2003の龍虎チームのエンディングでタクマ・サカザキを闇討ちしたのは、牙刀の父ではないかという可能性がある。
- キャラクターのモデルは『グラップラー刃牙』の烈 海王と言われている(名前も「刃牙」をもじったものとされる)。余談ながら、この烈のアニメ版での声優はSNKファンの間では八神庵役で知られる安井邦彦であるため、因果めいたものも感じられる。
[編集] 必殺技
- 震牙
- 震脚を踏みながら掌底を突き出す。
- 突牙
- 掌底からさらにステップし拳を突き込む。技名は『MOW』時点では存在せず、『XI』で初めて登場している。
- 雷牙
- 膝蹴りから飛び上がりつつ蹴りを連打していく対空技。「ハイハイハイハイハイ!」という掛け声が特徴的。強のみ最後に捻り下ろす形の回し蹴りを決める。ブレーキング対応。
- 『KOF』シリーズでは削除されている。
- 風牙
- その場で震脚を踏んで飛び上がり、その後の追加入力で様々な攻撃を行う技。最初の震脚にも攻撃判定がある。
- 孔牙
- 空中から気を放ち攻撃する。飛び道具ではなく、斜め下の地面に攻撃判定が発生する。
- 『MOW』では風牙からこの技を素早く入力すると飛び上がらなくなり、すぐにニュートラル状態になる裏技があり、「風キャン」と呼ばれている。
- 旋牙
- 空中で上段後ろ回し蹴りを決める。
- 弓牙
- 空中から斜め下に急降下蹴り。
- 滑牙
- 空中で技を繰り出さず着地し、スライディングキックを決める。
- 裏風牙
- 『KOF』で追加された風牙のバージョン違い。こちらは震脚に攻撃判定はない。
- 瞬牙
- 空中で後ろに気を放ち、その反動で高速移動する。
- 応牙
- 空中で相手の攻撃を受け止め反撃する当て身打ち技。
- 無牙
- 首の上に乗りあがり、両脚で相手を捕まえ投げ飛ばす技。
- 朧牙
- 着地後自分は飛び退きつつ、滑牙で攻撃する残像のようなものが現れるフェイント技。
- 崩山砕壁牙
- 相手の攻撃を受け止めると、懐に飛び込み頭突きで打ち上げる当て身打ち技。
- 『KOF』ではガードキャンセルふっ飛ばしの動作として使われている。
- T.O.P.アタック
- 猛虎硬爬山
- ゆっくりと踏み込みながら掌底を打ち込む。
- 『KOF』では交代攻撃・地上ふっ飛ばし攻撃の動作として使われている。
[編集] 超必殺技、潜在能力
- 零牙(ぜろきば)
- 震牙と同じ動作で攻撃し、吹き飛んだ相手を追って飛び込み捕まえると首の上に乗りあがり、両足で締めて捻る。潜在能力版はさらに大きく後ろに跳び、高空から相手を地面に叩き付ける。
- 龍牙(たつきば)
- 気を纏った蹴りで真上に飛んでいく対空系の技。潜在能力版では錐揉み式の飛び蹴りになる。
- 天龍烈牙(潜在能力・リーダー超必殺技)
- 頭突きから両腕を前後に広げての掌底(打開)、猛虎硬爬山を決めていく三連入力技。他の超必殺技や潜在能力と違い、暗転演出は三段目が発生した時に入る。
[編集] 登場作品
- 餓狼 MARK OF THE WOLVES
- THE KING OF FIGHTERS 2003
- THE KING OF FIGHTERS XI
[編集] 関連人物
- ビリー・カーン ― KOF2003・アウトローチーム
- 山崎竜二 ― KOF2003・アウトローチーム
- B・ジェニー ― KOFXI・餓狼MOWチーム
- グリフォン・マスク ― KOFXI・餓狼MOWチーム
- 双葉ほたる ― 実妹