ザ・キング・オブ・ファイターズの登場人物
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ザ・キング・オブ・ファイターズシリーズに登場するキャラクターを掲載。キャラクターによっては登場していないシリーズもあり。
[編集] 三種の神器
[編集] 草薙流
- 所属：日本チーム（主人公チーム）、三種の神器チーム（R-1、2003）、草薙流チーム（R-2）、隠しキャラ（'99）、エディット専用（2000）、京＆庵チーム（XI）
- KOF初代（オロチ編）主人公。炎を操る草薙流古武術の継承者（祓う者）である青年。MIシリーズではアルバ・メイラのライバル。
- 所属：エディット専用（'94RE-BOUT）、中ボス＆隠しキャラ（'95）、おやじチーム（'98）、草薙流チーム（R-2）、混合チーム（NW）
- 京の父で、先代の草薙流継承者。'94でルガール・バーンシュタインに敗れ死亡したものと思われていたが、'95ではルガールに洗脳されて彼の部下として立ちはだかる。その後、洗脳は解け無事生還。'98以降では対戦前デモで息子に相手にされなかったり、勝利ポーズで「熱かったか？」と相手を気遣って見せたり、勝利画面で『ひょうきん族』に登場する懺悔の神様の真似をしてみたりと、茶目っ気の多い性格であることが伺える。2001のEDでは真吾を弟子に取ったようである。タクマとは知り合いで、KOF10周年記念サイトのコーナー『ワシらにまかせろ!』内から察するに、竜白とも知り合いのようである。
- 所属：エディット専用（'97、'98、R-1）、草薙流チーム（R-2）、主人公チーム（'99）、紅丸チーム（2000、2003）、日本チーム（2001）、隠しキャラ（家庭用2002）、混合チーム（NW）、京＆庵チーム（XI）
- 自称「草薙京の弟子」と名乗る少年。京のように炎を出せる技を駆使しようとする努力家。パシリだけでなく後見人をも勤める。
- 草薙蒼司（元門弟） → 外伝の人々
- 草薙京-1 → 秘密結社「ネスツ（NESTS）」
- 草薙京-2 → 秘密結社「ネスツ（NESTS）」
- KUSANAGI → 秘密結社「ネスツ（NESTS）」
[編集] 八神（八尺瓊）流
- 所属：八神チーム（KOF'96チーム）、ライバルチーム（'95）、エディット専用（'97、R-2、2000）、三種の神器チーム（R-1、2003）、隠しキャラ（'99）、庵チーム（2001）、京＆庵チーム（XI）
- 草薙京の宿敵。八神（八尺瓊）流古武術の継承者（封ずる者）。蒼い炎を駆使する。
[編集] 神楽（八咫）流古武術
- 所属：女性格闘家チーム、中ボス（'96）、三種の神器チーム（R-1、2003）中ボス
- KOF初代（オロチ編）ヒロイン。神楽（八咫）流古武術の後継者（護りし者）。呪術を得意とする。
[編集] 京の交友関係
- 所属：日本チーム（主人公チーム）、紅丸チーム（2000、2003）、ライバルチーム（XI）
- 草薙京の親友兼ライバル。特徴的な金髪を持つ。
- 所属：日本チーム（主人公チーム）、紅丸チーム（2003）
- 柔道の元・金メダリスト。京と紅丸の友人。現在は一家の父。
- ユキ［Yuki］（声：小島朋子）
- 草薙京の恋人。高校生で、陸上部所属。'94では背景に登場。戦いには縁のない普通の人間と思われたが、'97にて前世がクシナダヒメである事が判明した。京が行方不明になった際も生存を信じ、彼の帰りを待ち続けていた。その間の2000ストーリーにて、八神庵に助けられた事もある。ネオジオポケットの格闘ゲーム『SNK GAL'S FIGHTERS』では使用キャラとして登場。担当声優はオーディションによって決められた。
[編集] 餓狼伝説
餓狼伝説も参照。
- 所属：餓狼伝説チーム（イタリアチーム）、サウスタウンチーム（R-1、R-2）
- 2003以降（NW除く）は、2002でプロフィールでの年齢設定が排除されたせいか、餓狼 MARK OF THE WOLVESに準じた姿で出場する。MAXIMUM IMPACT 2においては通常のテリーとは別に、「ワイルドウルフ」としてMOW準拠のテリーが登場する。
- 所属：餓狼伝説チーム（イタリアチーム）
- 衣装替えが多く、2001では白い忍者風の衣装に変更される。また、2001のストーリーでは弟子の北斗丸が登場している。ここ近年出場していないのは、「斬影拳のキレを取り戻すため修行しているからだ」と言う説もある（NBC公式サイトのQ&Aでそのような回答があった）。
- 所属：餓狼伝説チーム（イタリアチーム）
- キングを同じムエタイ使いということで意識しているらしく、'98での対戦前デモではわざわざムエタイのチャンピオンベルトを装着し見せびらかしては彼女に呆れられている。2002での女性格闘家チームに勝利したときのコメントにも、キングへの挑発的な発言をしている。XIでは、ムエタイのタイトルマッチとKOFが重なってしまったために不参加となる。
- 所属：韓国チーム、サウスタウンチーム（R-1）、餓狼伝説チーム（XI）、隠しキャラ（NW、MI2）
- チャン＆チョイという悪人を更正させるためにKOFに参加。'97の時に更正の様子をドキュメント番組に取り上げられている。2003以降（正確に言えばSVC CHAOS以降）は下の名前が表記されず、単に「キム」になっているが、どうやらこれには大人の事情があるらしい。XIで初めて餓狼チームのメンバーとして出場する。'94・'95で超必殺技「鳳凰脚」が空中でも出せるバグがあった。餓狼伝説スペシャルの背景で空を飛んでいた経緯もあってか、'96以降はそのまま正式な技として定着した。
- 所属：餓狼伝説チーム
- テリーにライバル意識を燃やすストリートダンサー兼格闘家。KOFに出られないということでバー・イリュージョンで藤堂竜白、ヘビィ・D!と共にヤケ酒を飲むこともあった（この様子は'95の女性格闘家チームステージの背景で見られる）が、2000でアナザーストライカーとしての出場を経て、遂にXIでは正式出場を果たした。しかし、テリーによりXIでのキムの「更正」の対象とされてしまう（同時にテリーも「教育」の対象になったが…）。
- 不知火舞（しらぬい まい）［Mai Shiranui］（声：曽木亜古弥）
- 所属：女性格闘家チーム（イギリスチーム）、サウスタウンチーム（R-2）、餓狼伝説チーム（'99）、隠しキャラ（PS2版XI）
- 不知火流忍術を駆使して戦う巨乳のくノ一。アンディとは恋人同士。ちなみに'94の時はユリと同年齢だったが、'95から舞がユリより1つ年上という設定に変更されている。
- 所属：'97スペシャルチーム（KOF'97チーム）、女性格闘家チーム（'99、2003）、餓狼伝説チーム（2000、2001）、エージェントチーム（XI）
- 本名をマリー・ライアンというエージェント。たまにテリーに仕事を手伝ってもらっている。'95以降各キャラの年齢が止まっていた為に、RBSの年齢設定で出てきたので年齢が2つ上にずれており、しかも2001で1つ年を取っている(2002以降、各キャラの年齢設定が出なくなったのは、この辺りを誤魔化すためでもあるとも考えられる)。
- 李香緋（リー シャンフェイ）［Li Xiangfei］（声：金月真美）
- 所属：女性格闘家チーム
- サウスタウン中華料理店のウェイトレス兼用心棒を勤める、中国系アメリカ人の少女。'99では財布を忘れて料金を払えない藤堂香澄を食い逃げ犯として追いかけており、そこをマリーに呼び止められたのがKOFに誘われるきっかけとなった。彼女もマリー同様年齢がずれている（こちらは3つ上）。
- 所属：'97スペシャルチーム（KOF'97チーム）、ライバルチーム（'95）、アウトローチーム（2003）
- '95では八神庵とチームを組むが、EDで庵の不意打ちにあう。以後、KOFシリーズでは庵を目の仇にしている。MI2ではギース死後の設定の中で初めて登場する事に。
- 所属：'97スペシャルチーム（KOF'97チーム）、アウトローチーム（2003）
- アジアを拠点として暗躍する悪漢。マリーと同じ理由で本来より年齢が2つ上にずれた。「蛇使い」という技を持つからだろうか、餓狼キャラなのにもかかわらずオロチ八傑集の一人という設定が付加された（加えて、相手の飛び道具を掴んで投げ返す「倍返し」がオロチ一族としての能力を用いた技とされている）。しかし、彼自身に一族に協力する気はさらさらなかった。開発スタッフの話によると、餓狼シリーズの人気キャラである山崎を八傑集の一人にすることは、相当のバクチだったという。このことに関しては「KOFの開発スタッフが餓狼シリーズの開発スタッフと相談した結果、山崎を八傑集の一人にすることが出来た」と明かされている。
- タン・フー・ルー［Tung Fu Rue］（声：中井重文）
[編集] 餓狼MOW
- 所属：アウトローチーム（2003）、餓狼MOWチーム（XI）
- 2003ではギースに雇われ、XIではジェニーに仇敵である父の情報をちらつかされ、KOF参加となる。
- グリフォンマスク［The Griffon / Tizoc］（声：花田光）
- 所属：餓狼伝説チーム（2003）、餓狼MOWチーム（XI）
- 覆面レスラー。2003ではチームメイトのジョーに「トリ男」と呼ばれ、腹を立てる（なお、原作でもマルコ・ロドリゲスにトリ扱いされていた）。XIではジェニーの素性を知らぬままチームを組む。
- B.ジェニー［B. Jenet］（声：斉藤レイ）
- 所属：餓狼MOWチーム（XI）、隠しキャラ（MI2）
- 大会の優勝賞金を狙う義賊。ちなみに初恋の人はテリー・ボガード。不知火舞とはライバル関係。
[編集] 龍虎の拳
龍虎の拳も参照。
- 所属：龍虎の拳チーム（メキシコチーム、極限流チーム）、サウスタウンチーム（R-1、R-2）
- 特殊技「氷柱割り」は龍虎の拳でのボーナスゲームがモチーフ。XIでは必殺技に「ビール瓶斬り」も追加。また、龍虎の拳2時に貰った馬に「タツマキ」という名が'98でついた。'96以降でのニュートラルポーズは「天地上下の構え」と呼ばれるもので、NBCでも超必殺技「武力乱舞」を出す際に始動技としてこの構えをとる。'94で「龍虎乱舞」がバグで空中でも使用可能であったが、'95では正式採用されている。本家タイトルである龍虎の拳2でも主人公でありながらエンディングがギャグだったこともあってか、KOFでの龍虎チームのエンディングはほとんどがお笑い担当となっている。
- 所属：龍虎の拳チーム（メキシコチーム、極限流チーム）、隠しキャラ（PS2版XI）
- '99以降、KOFオリジナルの衣装に。'96以降しばしば技構成にアレンジがなされ、一時期タメキャラになっていた事も。XIではガルシア財団のプロジェクトに参加するために欠場した（龍虎チームEDには登場。またPS2版にはNBC仕様のロバートが隠しキャラとして登場する）。彼も'95でのみバグ技として「龍虎乱舞」を空中で出す事が出来る。元々設定的に、極限流を自己アレンジしてるということで、キャラクターの差別化がより必要なKOFにおいては最もレギュレーション変更が頻繁なキャラである。
- 所属：龍虎の拳チーム（メキシコチーム）、おやじチーム（'98）
- 龍虎の拳2の時とは違い、胴着はちゃんと着ている（格好が大門と被ってしまう為）。原作では既に引退したが、こちらではまだまだ現役である（'95で一旦引退し、ネスツ編で復活）。'96・'97の龍虎チームのEDでは、天狗の面を被って「Mr.カラテ」を名乗り登場してきた事もあり、本人は本気でばれていないと思っている。2000でチームに入れたキングの才能に惚れ込み、以後から息子のリョウとくっつけて格闘技のサラブレッドを生ませ、極限流の跡継ぎ（3代目）にしようと企んでいる。ちなみに餓狼伝説シリーズのテリー・アンディ兄弟の養父であるジェフ・ボガードや、草薙京の父・草薙柴舟とは94以前からの知り合いの間柄である。2003の龍虎チームエンディングで、牙刀の父親と思われる人物に闇討ちを受けて入院していたが、XIでは殆ど回復している模様。
- ユリ・サカザキ［Yuri Sakazaki］（声：ほりえかおり）
- 所属：龍虎の拳チーム（極限流チーム）、女性格闘家チーム（イギリスチーム）（～'95、2000、NW）
- '96以降、カプコンの『ストリートファイター』のキャラクターの格闘に似た必殺技（超必殺技）を使うようになる。ボイスも「ちょうれっぱー！」「しん！ ちょうアッパー！」と元の技をもじった感じ。極めつけには2001では「弱P弱P→弱K強P」というどこかで見たコマンドと共に移動投げ扱いの接近をし、相手をつかむと暗闇で殴りまくり、暗転が解けると背中を見せて決めているという見覚えのある技「ユリちょう燕舞」を使う。この技の演出は2種類あり、1/16で先に紹介した演出が出る。もう一方はプレイヤー側に向かって「ブイッ！」と言いながら、両手でVサインを突きつけて、ニィッと笑みを浮かべているというもの。ちなみに前者のほうがダメージが上がる（CAPCOM VS. SNKが製作された記念であろうか）。
- 所属：ライバルチーム（'95）、アンチ極限流チーム（XI）
- 極限流を目の仇にする如月流の忍者。ビリー・カーンと同じ理由で八神庵を目の仇にしている。修行により'96以降での登場はあまりなかったが、XIで長き修行を終えKOFに参戦し、藤堂香澄とまりん共々極限流の打倒を目論む。
- 所属：女性格闘家チーム（イギリスチーム）、龍虎の拳チーム（2000、XI）、隠しキャラ（家庭用2002）
- イギリスに渡りバー「イリュージョン」を経営。双子のウェイトレス・サリーとエリザベスを雇っている。ジャンという弟がおり、'96では交通事故に遭っていた（この為、彼女はKOFの出場を見合わせたが、弟に叱咤されている）。
- 藤堂香澄（とうどう かすみ）［Kasumi Todoh］（声：弓雅枝）
- 所属：女性格闘家チーム、アンチ極限流チーム（XI）
- 如月同様、極限流一門を敵視しているはずだが、2000ではその極限流の一員であるユリの誘いで、女性格闘家チームに加わった。この時のストーリーでは、ユリのことを普通に“さん”付けで呼んでおり、普通に仲が良い感じの会話をしていた。ちなみに、XIでの彼女に対する勝利セリフでは彼女を「亜流」だと言っており、どうやら正当な極限流とは見なしていないようである。ぶっきらぼうだった喋り方も徐々に丁寧になっていった。'99以降、髪型をポニーテールにしている。香緋に食い逃げ犯扱いされたせいか、翌年以降に彼女と一緒に出場した事はない。なお、行方不明の父（藤堂竜白）を探すという目的があるのだが、ほぼ毎回KOFの背景に藤堂竜白がいる事には気づいていない様子。
- 藤堂竜白［Ryuhaku Todoh］（とうどう りゅうはく）（声：AKIRA GOTO（2000））
- 初代の『龍虎の拳』に登場していた、藤堂流古武術の使い手。香澄の父親。必殺技が「重ね当て」の一つのみである事と、渋いキャラクター性で有名。2000では彼らしき人物がマニアックストライカーとして登場したが、顔に影が落ちておりキャラクター名も「アンノウン」となっていた。KOF MAXIMUM IMPACT 2では使用キャラではないが、チャレンジモードの破壊オブジェとしてローラーカーに乗って登場（しかし長年「背景キャラ」という枠に収められていたためか、グラフィックは大ざっぱ）。
[編集] サイコソルジャーチーム
- 所属：女子高生チーム（2003のみ）
- ネオジオ以前にSNKがリリースしたアーケードゲーム『サイコソルジャー』の1Pキャラ。SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS等にも登場した『アテナ』の主人公「アテナ姫」は彼女の先祖である。
- 「サイコソルジャー」の2Pキャラ。名前は「シークエンス」から取られている。
- アテナ達が駆使する拳法の師匠。名前は野菜の「チンゲン菜」から取られている。超能力は全く使えないが酔拳を使いこなし、他の流派にも精通している。'99から好きな食べ物が大量増加しており、あまりの多さに2001からはいくつかを残して端折られている。2003では修行で出られない拳崇たちの代わりに、K'達にKOFに出場して裏を探る事を依頼していた。シリーズ登場キャラクター内では最高齢の89歳。
- 包（パオ）［Bao］（声：中野加奈子）
- 生まれた日が凶日で、災厄を呼ぶ子供とされ殺されそうになったが、助けられてある寺に託されていた少年。ある日、超能力が発現した為に鎮の元に預けられた（この超能力は拳崇から吸収してしまったもの）。'99の大会後に拳崇から膨大な超能力を吸収してしまい、長い昏睡状態になるが回復。2000の大会後、今度は逆に拳崇から超能力の多くを吸収されてしまう。まだ超能力の制御がうまく出来ていないらしく、現在は修行に励んでいる。シリーズ登場キャラクター内最年少の12歳。他の登場作では、SNK VS. CAPCOM SVC CHAOSにて何故かヒューゴーの開始前デモなどで登場。
- 渡部薫（わたべ かおる）［Kaoru Watabe］（声：川澄綾子）
- '97から登場したアテナファンの女子高生。病気で足が不自由だったが、治療の甲斐あって完治する。大勢のアテナファンの内の一人のはずだったが、'99以降アテナ達と行動を共にしている。使用キャラではないが、2000ではアナザーストライカーとして登場。メイド風な衣装を着ている。
- 桃子（ももこ）［Momoko］（声：猪砂和世）
- XIから登場するカポエイラ使いの超能力者（超能力は生まれつきらしいが、どこでカポエイラを習得したのかは不明）。とても小柄で幼く見えるので、よく小学生の少女と間違えられるが、れっきとした女子高生である（それでもアテナよりは年下だと思われる）。アンヘルの「アンチェイン」に似た連携技、「ももこんぼ」を駆使する。カポエイラ使いなだけに動きは軽やかだが、まだ幼いためか技名が全て平仮名になっている。また、尾玉なみえの漫画『少年エスパーねじめ』のパロディが数多く見られる。
[編集] 韓国チーム
- キム・カッファン → 餓狼伝説キャラ
- 名前の漢字表記は「張 巨漢」。ハゲ頭・ヒゲ面の大男で、大きな鉄球を軽々と振り回す怪力の持ち主。物を壊すことが大好きで、傷害及び器物破損罪で投獄されるが、鉄球片手に脱獄する。しかし、その脱獄をニュースでキムに知られたのが運の尽き。捕まって更正を受ける事になる。'95まで囚人服をそのまま着ていたが、'96でキムと同じ胴着を着せられる（ただし、袖や裾がボロボロになる）。一体いつそんな細工をしたのか、鉄球は中に弁当を入れられるようになっている。キムの技もいくらか習得しているが、かなりの肥満体格のせいか、ほとんど似て非なるものになっている。一部作ではなぜかレオナに敬礼される（「純粋な力に敬意を表して」との事だが、元々は単なるバグだった）。2000のEDでゼロキャノンを浴び、チョイと中身が入れ替わってしまうというハプニングに見舞われたが、2001であっさり元に戻っていた。キムとの（「更生」という名の）長い付き合いからか、XIでの餓狼伝説チームのストーリーでは、韓国チームのメンバーで唯一参加したキムが会場へと発つと、同じく参加しなかったチョイと共に「ほんの少しだけさびしい」と漏らしている。後述のチョイの項でも書かれてあるが、'99の時点でかなり更生しており、2003のEDでは新たな悪と戦おうとするキムに対して、ジョンと共に一緒に戦うことに名乗りを挙げている。一部の技の名称は漫画『ヨガのプリンセス プリティー・ヨーガ』の技のパロディである。
- チョイ・ボンゲ［Choi Bounge］（声：モンスター前塚）
- 名前の漢字表記は「崔 稲妻」。正確には「ボンゲ」は漢字ではなく、稲妻を転じて「電光石火のごとく素早い」ことを意味するハングルの固有語である。フレディ・クルーガーをリスペクトする通り魔であったが、キムを襲ってしまったのが運の尽き。返り討ちに遭い更正を受ける破目に。語尾に「～でヤンス」とつく口調で、以外にも陽気な性格。本業は肉屋で、奥さんもいる。最初フレディを模した衣装を着ていたが、チャン同様'96からキムと同じ胴着を着ることに（ズボンはサイズがなかったのか元のまま）。彼もキムの技を幾つか習得し、こちらは多少のアレンジが加わりつつも、ほぼキム同様に使える。チャン共々未だに更生完了と認められていないが、チャンと離れ離れになった時には寂しがる（チャンもチョイと離れ離れになると寂しがる）ようになるなど、初期の頃に比べると2人とも大分更生している。'97までは2人とも逃げ出す気であったようだが、'99以降は半ば諦めており、なんだかんだ言いつつキムやジョンを慕っているような発言も見られるようになった。2000のマニアックストライカーのクールチョイのサングラスを上げる動作および、2002のMAX2「杓死」の元ネタは『ONE PIECE』のキャプテン・クロ。
- ジョン・フーン［Jhun Hoon］（声：一条和矢）
- 名前の漢字表記は「全 勲」。キムと同門の武術家。必殺技の中に3D格闘のような「構え」を取るものがある。日本の静岡に在住し、日本語講師をしている。キムとは違い理論派で、チャン達の更正に関しても意見を対立させる。見た目に似合わずアイドルオタクでアテナの追っかけをし、ファンクラブでは「白虎（ベクホー）」というハンドルネームを使っている。「チャン達を更正させる」と言いつつも、アテナのコンサートなどに連れ回しオタクっぷりを披露する為、チャン達からは「キムのほうがいい」と言われている。また、自身の苗字をキム（金）より二画少ないという理由で嫌っている。ラジオドラマでの弾けっぷりがすごい。2001で交通事故に遭ったが無事完治し、2003では自分の方がキムより上である事を証明するために復帰した。
- 所属：女性格闘家チーム（2002のみ）、隠しキャラ（PS2版NW）
- キムの弟子。カエルのシャツに頭の上に載せたメガネと、『ど根性ガエル』のヒロシを彷彿とさせる格好をしている（やはり著作権の関係からか、現在は全く出番がない）。特撮ヒーローマニアで、テコンドーとヒーロー風ファイトの2種のスタイルをとる（ゲーム中ではそれぞれ自由に切り替え可能）。韓国版では名前が「イ・ジンジュ（李 珍珠、LEE JINJU）」となっている。俗に「ピョン吉モード」というバグが存在しており、ゲームセンターでは「メイのバグ技使用禁止」という張り紙をしている所もあった。
[編集] 怒チーム（ブラジルチーム）
- 所属：おやじチーム（'98のみ）
- ブラジルの非合法の傭兵部隊を率いる、冷徹に徹した軍人。「ハイデルン」というのは本名ではなく、コードネームである。ルガールに右目と妻子の命を奪われた。我流の暗殺術を編み出し、特にその手刀術・手から相手の体力を吸収する「ストームブリンガー」は脅威（現在この技を使えるのは本人のみで、正確には「能力」らしい。技名の元ネタはリンク先参照）。'94ではバグを利用して、体力満タンの相手を一気にK.O.することも出来る。2003のストーリーにて、偶然アーデルハイドと出会う。意気投合する二人であったが、その後の調査（XIのストーリー）にてアーデルハイドがルガールの血縁であった事が判明し、彼の苦悩を打ち明け自ら敵対関係となる。ちなみに年齢は40代半ば。名前は『宇宙戦艦ヤマト』のキャラクター・ハイデルンから由来する。また、後述するルガール・ゲーニッツ・ガイデルの3キャラの名前も同名の作品のキャラクター（「ルガール」・「ゲーニッツ」・「ガイデル」）から由来する。
- ネオジオ以前にSNKがリリースしたアーケードゲーム「怒」の1Pキャラ。なお、以前のSNKのゲーム「T.A.N.K.」の主人公も彼。階級は大佐。ハイデルンの部隊に属し、直に彼の暗殺術を教え込まれた（だが、ハイデルンと同じ技は全く使っていない）。時にガードすら許さない豪拳の持ち主で、その拳からは火花が出る。特に（リーダー）超必殺技の「ギャラクティカファントム」は、ボスキャラの超必殺技並みの脅威のダメージ力を誇る上にガード不能だが、攻撃するまでのタメモーションが長い上にスキも長い（MAX超必殺技版は超必殺技版と違い、体力の8～9割ぐらい奪っていく。攻撃するまでのモーションは上半身にガードポイントがある）。また、この技は一時期普通の必殺技になっていた（もちろんダメージは他の必殺技に比べ、高い）。30代後半だが、随分ヤンチャな性格。ちなみに苗字は「ジョーンズ」だが、'98まで全く出てきていなかった。『メタルスラッグ6』にもプレイヤーキャラとして登場している。
- 「怒」の2Pキャラ。階級は中尉。「怒」時代は単にラルフの色違いだったが、帽子にグラサンというデザインになりさらに差別化された。性格は冷静沈着で、ラルフにとって信頼のおける相棒であり、階級の差を越えた親友（年はクラークの方が4つ下）。ラルフ同様「ハイデルン暗殺術」を習い我が物に（やはりハイデルンと同じ技は使わないが）。'94はラルフと必殺技が同じだったが、'95から新技が増えるにつれ、ラルフとの差別化が徐々に図られていく。多彩な投げ技が持ち味で、相手を空高く放り上げる「スーパーアルゼンチンバックブリーカー」は彼の代名詞ともなっている。その戦いぶりは軍人というよりプロレスラー当然となっている（そのせいか、「ガトリングアタック」や「バルカンパンチ」が削除される時期もある）。彼の苗字「スティル」も、'98でやっと出てきている。彼も『メタルスラッグ6』にも登場する。
- 所属：エディット専用（R-1のみ）
- ハイデルンの養女。オロチ八傑集・ガイデルの娘。幼い頃、目の前で両親が殺された後（この事件が原因で心を閉ざし、感情を無くしてしまう。現在はやや回復）、ハイデルンに保護され兵士として鍛えられる。部隊の中でハイデルンに最も近い戦闘の「型」を持っているのも彼女。「レオナ・ハイデルン」と名乗る事もあるが、これはハイデルン同様コードネームである。'97で再び暴走してしまうが、以降はオロチの血の力を紆余曲折あって制御できるようになった。しかし2003時にオロチの封印が解け不意に暴走状態に陥り、チームから一旦離れる事に。
[編集] アメリカンスポーツチーム（アメリカチーム）
- ヘビィ・D!［Heavy D!］（声：西村寿一）
- ボクシングの対戦中に相手を死亡させてしまった黒人ボクサー。それ以来、対戦相手がいなくなっていたところにKOFの招待状が届いたため、ラッキーとブライアンを誘いKOFに出場する。「ブラストアッパー！」「器を知れ！」等のボイスが聞き取り辛く、プレイヤーによく空耳される（「ヘッパッパー！」「のーしぇ！」等）。背中にワシの刺青がある。
- ラッキー・グローバー［Lucky Glauber］（声：Kay稲毛）
- ヘビィ・D!の友人の、元バスケットマンで空手全米チャンピオン。バスケットボールを飛び道具として使うが、練った気を飛び道具にすることもある（「ヘルバウンド」等）。『'97』のニューフェイスチームのストーリーで彼らしき人物を襲い招待状を奪う描写があったが、『'98』のインタビューではあれは自分ではないと主張している（ちなみに、同様の描写がNBCでのシェルミーのストーリーにもある）。得意スポーツは野球となっている。
- ブライアン・バトラー［Brian Battler］（声：や乃えいじ）
- プロのアメリカンフットボーラー。TVで見ていたヘビィ・D!にスカウトされる。'94時点では格闘技経験なし。'98ではトレーニングを重ね、プロレス技も会得。必殺技の「スクリューボディープレス」はその形態からガメラと呼ばれる。
[編集] 伝統ボス
- 所属：ボスチーム、ボス（NW）、隠しキャラ（PS2版2002、XI）
- 餓狼伝説やリアルバウト餓狼伝説などでのボス。ハワード・コネクション総帥。96ではオロチの力を得ようとKOFに出場する。敵対関係にあるクラウザーとビッグと共に組むとは決して考えられなかったが、彼らを利用するために裏から手を回して出場させる。リアルバウト餓狼伝説で死亡したはず（ちなみに『'96』では餓狼チームのプロローグで「RBで死亡したはず」というアンディの発言がある）のギースがKOFに出場した事には否定的なファンもいる。NWでは、龍虎の拳2と同様の若い頃の姿で登場した。本編とはパラレルワールドのMIシリーズでは、既に死亡した設定（本編とMIシリーズ両方の後日談であるアニメ「Another Day」でも同様の設定）。
- ヴォルフガング・クラウザー［Wolfgang Krauser］（声：B.J.Love）
- 所属：ボスチーム
- 餓狼伝説2などでのボス。暗黒界の帝王で、シュトロハイム家当主。ギースとは異母兄弟。KOFにギースが出場すると聞き、その真意を確かめる為に出場。プロレスラーじみた新技が追加される。ちなみに年齢は不明となっている。しかしギースの義弟なので、ギースより年下だと思われるが、定かではない。
- 所属：ボスチーム、隠しキャラ（PS2版XI）
- 龍虎の拳、同2での中ボス。サウスタウンの裏組織の幹部。組織を拡大するきっかけになればと出場。登場デモではセクシーな女性をはべらせる。その女性の1人が言う「彼はすごいのよ」と言うセリフは有名（どこがどうすごいのかは不明）。XIのPS2版には隠しキャラとして登場する。
- ルガール・バーンシュタイン［Rugal Bernstein］（声：新居利光、若本規夫[2002]）
- 所属：ボス（'94）、エディット専用（'98）
- '94と'95でKOFを開催した武器商人。様々な格闘技をマスターしており、ギースやクラウザーの技も一部習得済み。ボス戦で倒された後は毎度自爆する。'98での再登場時には勝利ポーズで新たな秘書2人（名前は「ヒメーネ」と「アヤ」）が登場する。
[編集] オロチ一族
- 所属：ボス
- 意思の存在であり、実体を持たない。'97（オロチ編最終章）ではクリスに宿って復活した。
[編集] 八傑衆
出身地が判明しているのは、山崎・社（以上 日本出身）・シェルミー（フランス出身）・クリス（スウェーデン出身）の4人である。
- 所属：ボス、隠しキャラ（PS2版2002）
- オロチ八傑集の一人。“吹き荒ぶ風”の名を持つオロチ四天王。八傑集の中でもいち早く覚醒した。牧師風の格好（実はオロチ一族の正装）をしており、風を自在に操る。ルガールの妻子を殺した挙句に片目を潰した。神楽マキを殺害した張本人。四天王としての二つ名「吹き荒ぶ風」は、『サイボーグ009（1979年版のアニメ）』のOPテーマ「誰がために」の歌詞に由来。コミック版「KOF京」では、ちづるにオロチの技を封印されただけで死んではいない。EXでは天羽忍にゲーニッツの魂を宿すと言う設定がある。ちなみにちづる同様、'96ではMVS版やネオジオROMカセット版でも隠しキャラとして使用できる予定だった。
- 所属：ニューフェイスチーム（オロチチーム、KOF'98チーム）
- オロチ八傑集の一人。“乾いた大地”の名を持つオロチ四天王。庵の所属バンドでトラブルを起こして以来、庵を目の敵にする白髪のバンドマン（担当はギター）。打撃技を主体とした格闘スタイル。'97のストーリー内で自分の流派を「七枷武神館空手」と名乗ったが、これは全くのデタラメ。オロチ復活の為にシェルミー、クリスと共にその命を捧げた。'97では勝利した時に、ペットの鷹（名は「タツウル」）が画面端から登場する事がある。庵との対戦前には、'98ではクリスの通常の登場台詞（「やだなぁ～…強そう」）を、2002ではシェルミーの通常の登場台詞（「痛くしちゃ、いやよ？」）とそれぞれ言って、最後は「…ってか～？」と少し荒れ気味に言い放つ。乾いた大地の社の時も同様の行動をとる事から、庵に対するバンドでの恨みは相当なものと思われる。2002では「ミサイルマイトバッシュ」とその強化版である「ミリオンバッシュストリーム」が削除されたが、新技「「ERROR…」code**2002**」がMAX2として追加されている。
- 所属：ニューフェイスチーム（オロチチーム、KOF'98チーム）
- オロチ八傑集の一人。“荒れ狂う稲光”の名を持つオロチ四天王。ファッションデザイナーもしている、社のバンドメンバー（担当はキーボード）。女性ながら投げ技を中心とした戦い方をする。前髪で目元が隠れており、一度としてその内側が見えた事は一切ない（社やクリスも、目元を見たことがないらしい。また、「強い殺意を秘めている」とも言われている）。かなりの巨乳が有名で、不知火舞やバイスをあっさりと突き抜けたバスト92は衝撃であった（衣装も常に胸の谷間が見えるものを着ている）。2匹のハムスターを飼っている（名前はそれぞれ「あちゅ」と「うるり」）。嫌いな物はセロリと高校野球（投手ばかりがモテるかららしい）。「2000」でストライカーとして登場した際には新衣装（以前の衣装を少しアレンジ&色違い）だったが、2002で操作キャラとして復活した時には'97と同じ服装だった。その後の2002（NW）やNBCでも、新衣装が使われる事は結局なかった。2002では元・プロレスラーの中山香里の得意技（「爆NEWスープレックス」や「ダイヤモンドバスト」など）を使用する。
- 所属：ニューフェイスチーム（オロチチーム、KOF'98チーム）
- オロチ八傑集の一人。“炎のさだめ”の名を持つオロチ四天王。社のバンドメンバー（担当はボーカル）の少年。最終的に（'97では）オロチの依代になった。小柄な体をいかしたスピーディーな戦い方をする。'97では、ちづる以外のほとんどのキャラに「クリス＝オロチ」と思い込んでいるような台詞が付けられている。オロチつながりであるかは定かではないが、大切なものに「自然」を挙げている。料理が得意なので、挑発時に「今夜は何を作ろうかな」と言ったりする。子供にしては珍しくグミ系のキャンディーが嫌い。'97での設定年齢は14歳で、'99に包（12歳の少年）が登場するまでのKOFキャラクター内最年少だった。「笑顔が似合う」と言われているくらい顔立ちが整っており、やたら声が可愛いのと「美少年だから」という大半の理由もあってか、ストーリー上の関係から本シリーズの今後の作品に復活するかどうか難しい状況であるにも拘わらず、女性ファンからの人気は未だ根強い。ちなみに、2002のMAX2は炎のさだめのクリスに変身するという一風変わったもの。
- 所属：八神チーム（KOF'96チーム）
- オロチ八傑集の一人。'94でルガールの秘書として登場したが、実はルガールを監視していた女性。'96では八神庵に興味を抱き、ゲーニッツを裏切るが、EDでバイス共々「血の暴走」に陥った庵に殺害された。'97の庵のストーリーにて、バイスと共に庵の夢枕に出てくる。名前は英語で「円熟した」という意味。格闘スタイルは手刀により相手を切り刻むもので、'98で追加された技は如月影二のものを踏襲する形になっている。'94のコミカライズでは名前こそ出ないが、ルガールの愛人的存在として暗躍していた（当時はオロチ関連の設定が無かったせい）。'98ではその辺りがフィードバックされているのか、対ルガール戦の開始前デモで「虜にして差し上げますわ」のセリフと共に投げキッスをする。「風に散る花びら」という異名を持つ（'98の時期に一部で公開されたもので、アニメ版CITY HUNTERのエンディングより）。
- バイス［Vice］（声：弓雅枝）
- 所属：八神チーム（KOF'96チーム）
- オロチ八傑集の一人。'95でのルガールの秘書だった女性。マチュアと同じく、ルガールの監視が目的であった。彼女もまた、'96で八神庵に興味を持ちチームを組むが、暴走した庵に殺害される。名前は英語で「悪徳」という意味。豪快な投げ技などで相手の肉体を粉砕する格闘スタイル。プロフィールの嫌いなものに草薙柴舟を挙げているが、これは「ルガールの秘書だった時、柴舟の世話にひどく手を焼いてしまった為」という理由があるかららしい。'98では彼と対戦する際、開始前デモでツバを吐いて悪態をつくほど、強い嫌悪ぶりを見せる。'96・'98・2002（NW）とでニュートラルポーズが全然違う。なお『CAPCOM VS. SNK』に登場した際には'96の時のものになっている。異名は「荒野を走る死神」（マチュア同様'98当時一部媒体で公表されたもの。『機動戦士ガンダムⅡ 哀 戦士』より）。
- ガイデル
- オロチ八傑集の一人。レオナの実父。他の八傑集とは違いオロチの血が覚醒しきっていなかった為、オロチとしてではなく普通の人間としての人生を選び、妻子と共に平穏な生活を送っていた。ゲーニッツにレオナの体内に秘めるオロチの血の濃さを見抜かれ、妻（レオナの母）を目の前で殺された挙句、覚醒させられ暴走したレオナに殺害された。
- 山崎竜二
- オロチ八傑集の一人。→ 餓狼伝説キャラ
[編集] 四天王
四天王の技名はここではひらがなで表記しているが、本来はキリル文字で表記されている。（例：「ЁНОКАЗЭ」⇒「よのかぜ（世の風）」＜ゲーニッツの必殺技＞）ちなみに、「真八稚女・みずち（「蛟」、キリル文字で『МИЗУЧИ』と書く）」の「真八稚女」は、キリル文字で表さずに漢字で表す。
- 吹きすさぶ風のゲーニッツ（ふきすさぶかぜのゲーニッツ）
- ゲーニッツの四天王としての二つ名。ただし、ゲーム上はこの名前で登場することはない。
- 乾いた大地の社（かわいただいちのやしろ）［Orochi Yashiro］
- 所属：中ボス（'97）、隠しキャラ
- 本性を現した社。打撃中心だった表と打って変わり、投げ技で相手に大地のパワーを直接叩き込む。製作者達の間で「オロチチームは日本チームに対比した形に」という事になったため、社は大門に対比した技を持つことになった。超必殺技に「あんこくじごくごくらくおとし（暗黒地獄極楽落とし）」という技がある（大門のオリジナルと同様、最初の部分が2ヒットする）。二つ名の「乾いた大地」は戦闘メカ ザブングルのED曲に由来する。2002では超必殺技「ほえるだいち（吼える大地）」が削除されている代わりに、「ハルマゲドン」がMAX2として新たに追加された。
- 荒れ狂う稲光のシェルミー（あれくるういなびかりのシェルミー）［Orochi Shermie］
- 所属：中ボス（'97）、隠しキャラ
- 本性を現したシェルミー。投げ技メインの表と違い、電撃を操り戦う。表の時とは話す時の声色まで変わり、さらには髪の色まで変わる。紅丸に対比した技を持ち、超必殺技に「あんこくらいこうけん（暗黒雷光拳）」という技がある。また、必殺技「しゃじつのおどり（斜日の踊り）」「むげつのらいうん（無月の雷雲）」「やたなぎのむち（八咫薙の鞭）」にはそれぞれ草薙・八尺瓊・八咫の三種の神器を打倒するといった意味がある。二つ名の「荒れ狂う稲光」はルパン三世のテーマ（ヴォーカル版）の歌詞に由来する。2002では新技として「うんめいのや（運命の矢）」がMAX2として追加された（この技は、画面の右半分と左半分のどちらかにランダムで雷を落とす、しかも自身も攻撃判定の対象になるという、ある意味とんでもないバクチ技である）。「運命の矢」の名前は超時空要塞マクロスの劇中曲に由来する。
- 炎のさだめのクリス（ほのおのさだめのクリス）［Orochi Chris］
- 所属：中ボス（'97）、隠しキャラ
- 本性を現したクリス（この時のクリスは、社とシェルミーよりも殺意が強いらしい）。庵同様の蒼い炎を使い、京に対比した技を持つ。超必殺技には、オロチ側のはずなのに「あんこくおろちなぎ（暗黒大蛇薙）」という矛盾した名前の技がある（当時のディレクターの案でそういうことになっただけだが、あえてこじつけるなら、オロチ一族内で裏切り者が出た際に薙ぎ払う為の技なのかもしれないが、元々は日本チームのキャラ（京）に対比したキャラであるため、技名も対比する意味でただ単に“暗黒”の文字が付け加えられているだけのようである（社の「暗黒地獄極楽落とし」とシェルミーの「暗黒雷光拳」の場合も同じであると考えられる））。彼の必殺技「たいようをいるほのお（太陽を射る炎）」「つきをつむほのお（月を摘む炎）」「かがみをほふるほのお（鏡を屠る炎）」にも、三種の神器を打倒するといった意味が込められている。二つ名の「炎のさだめ」は装甲騎兵ボトムズのOP曲に由来する。ちなみに、'98まであった超必殺技「だいちをはらうごうか（大地を祓う劫火（あるいは業火））」の「ごうか」には、『この世の全てを焼き尽くす』や『地獄の炎』といった意味がある。まさしく、オロチキャラが使うにふさわしい技の名前と言えるにも関わらず、2002では削除されてしまった。その代わりとして、2002ではオロチをその身に降ろし攻撃する技「さなぎをやぶりちょうはまう（蛹を破り蝶は舞う）」がMAX2として追加された。「さなぎをやぶりちょうはまう」は、『鳥人戦隊ジェットマン』のキャラクター・帝王トランザの初登場時の台詞に由来する。
[編集] 人間との混血
オロチの血は人間にとって反動が強く、多くの場合その寿命が縮む。中でも特にオロチの血を濃く受け継いだ者は時に「血の暴走」という現象により、血による圧倒的な身体・神経強化と破壊衝動に犯されてしまう。本人の意思による制御も可能ではあるが、尋常でない程の修練が必要。
- ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ［Orochi Iori］
- 所属：隠しキャラ
- オロチの覚醒によって「血の暴走」に侵された庵。通称「暴走庵」。移動スピードが格段に上昇している。立ちポーズでは口から気体か煙が出ている。凶暴化した姿は『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジが操縦するエヴァ初号機の暴走に酷似している。「京ォォォォッ！！」の叫びが有名。作品によっては暴走していない時でも「禁千弐百拾壱式・八稚女」のMAX版でこの状態に変化してしまう。'99の庵のストーリーを見る限り、オロチが封印されたために暴走も収まり落ち着いたようだが（ネスツ編では八稚女で変化する事もない）、2003で「遙けし彼の地より出るもの」の手によって封印が解かれた為、XIのEDで突如暴走してしまい、チームを組んでいた京と真吾を倒してしまった。
- ヤミノナカオロチノチニメザメルレオナ［Orochi Leona］
- 所属：隠しキャラ
- オロチの覚醒によって「血の暴走」に侵されたレオナ。通称「覚醒レオナ（または暴走レオナ）」。やはり移動スピードは格段に上昇。髪は赤く変色し、ダッシュが獣じみて四つ足で走るものになったり、勝利ポーズで口から血を吹き出したりと、不気味である。'98では「リボルスパーク」のMAX版でこの状態に変化。2002では、通常のレオナからコマンド入力で任意に変化する事が出来る。この時は性能以外にあまり変化はないが、超必殺技「リボルスパーク」に変更点があり、通常版が使えなくなる代わりにMAX2として使用できる。2000からはレオナの勝利メッセージ時に「力は制御できるけどそれに頼るつもりはない」と言いながら、一瞬だけ表情が暴走時のものになるがすぐ戻ることから、オロチの血の暴走をある程度レオナ自身制御できるようになったようだ。しかし2003のEDでオロチの封印解除の影響を受けて暴走し、ラルフとクラークに襲い掛かってしまう。
[編集] 亜種
- オメガ・ルガール［Omega Rugal］
- 所属：ボス、隠しキャラ（家庭用NW）
- '95で登場したオロチの力を取り込んでパワーアップしたルガール。右腕が機械化されている。しかしオロチの力に耐え切れず、その肉体は崩壊した。以後から'98等ストーリーのないお祭り作品で、技構成の変更をされつつもボスとして再登場する。そして毎度敗北しては自爆していくのが恒例となっている。'98のオメガ・ルガールは生命維持装置を付け、自らの血と既に殺したゲーニッツの血を入れ替えることでオロチの力を入手したようで、その力が暴走する事は無かった。また、機械化されていた右腕が元に戻っている。2002ではネスツの科学力を取り入れた様で、登場デモやMAX2のカイザーフェニックス中背中の機械などにその片鱗を見せる。EDではネスツの幹部たちをバックに椅子に座るシーンがあり、まるでネスツを乗っ取ったかのような図を見せる。
[編集] 秘密結社「ネスツ（NESTS）」
[編集] 改造人間
- 所属：K'チーム（主人公チーム、KOF'99チーム）
- KOF二代目（ネスツ編）主人公。強化手術により手に入れた身体能力と移植された草薙京の発火能力を駆使して戦う。ネスツに記憶操作を施され、失くした過去の記憶を取り戻す為、組織を離脱することになる。ネスツ編が終了した後も未だ記憶は戻っていない。嫌いなものがKOFだと言っておきながら、初出場の'99以降から毎度出場をしている。
- 所属：K'チーム（主人公チーム、KOF'99チーム）
- K'の相棒。中年に見えるが20代（とはいっても、三十路手前の29歳）。全身のサイボーグ化に成功した「M型戦闘員」。ネスツに殺された親友の仇をとる為、あえて身分を偽ってネスツに加わり強化手術を受け、その後K'と共に離脱した。「マキシマ」の名は自身をサイボーグ化した科学者・巻島博士からとられている（本名はネスツに加わる際に捨てたらしい）。
- 所属：K'チーム（主人公チーム、KOF'99チーム）、怒チーム（'99、2000、XI）
- K'の死んだ姉のクローン。特殊繊維で出来た鞭「ウッドドゥ」を操る。K'達よりも以前に組織を離脱し、ハイデルンの傭兵部隊に所属していた（ハイデルン流暗殺術も習得しているようであるが、ラルフ達同様ハイデルンと同じ技は使わない）。「ウィップ」は彼女の戦いぶりからクラークが名付けたもので、ネスツ内での名称は「セーラ」、傭兵部隊のアックス小隊でのコードネームは「サリー」、ラルフからの愛称（彼女自身は嫌がっている様だが…）は「ムチ子」である。
- クーラ・ダイアモンド［Kula Diamond］（声：かかずゆみ）
- 所属：ネスツチーム（KOF2001チーム）、乱入&隠しキャラ（2000）、混合チーム（NW）、K'チーム（XI）
- K'を抹殺するために作られた、「アンチK'」と呼ばれる美少女。改造手術のせいか、精神年齢が肉体に比例しておらず幼い。氷を操る能力を持つ。初登場時の2000では「キャンディー・ダイアモンド」という名のロボットと行動を共にしていたが、エンディングにて彼女を守り抜いてキャンディーは大破してしまう。その為に翌年から趣味が「キャンディー修復のパーツ集め」になっていたが、XIで元の「キャンディーに落書き」に戻ったので元通り修理されたらしい（MIシリーズでは壊れたまま）。
- 所属：ネスツチーム（KOF2001チーム）
- 草薙京の9999人目のクローン。しかし、度重なるクローニングで京の面影は残っておらず、あまりにも不完全で京の能力も充分に引き出せない。その代わり、ミューテーションにより肉体を文字通り凶器へと変化させ闘う。戦闘時には髪の色が普段の白髪から青色へと変化し、髪型も若干変わる。製作当初は装甲騎兵ボトムズの主人公的なキャラになる予定だったらしく、髪の色とズボンの形状にその名残が見られる。
- 所属：ネスツチーム（KOF2001チーム）、隠しキャラ（PS2版NW）
- K9999と行動を共にする改造人間の女性。そのおちゃらけた振る舞いは、今ひとつ組織の構成員としての自覚が感じられない。独自の連携技「アンチェイン」を駆使し戦う。その格闘スタイルを彼女は「てきとー☆」と称しているが、プレイヤーの方は適当に操作していてはマトモに扱えない、正に上級者向けのキャラである。K9999と共にダイアナたちを裏切った。技や台詞の一部はWWEのプロレスラー、ザ・ロックがモデル。
[編集] 幹部
- 所属：ボス
- ネスツの幹部。格闘家のデータを収集し、自身にフィードバックして戦う。K'を自分のクローン人間だと思っていたが、実は彼の方がクローン人間であった。上官であったクローンのゼロによって裏切られ一度命を落とすが、オリジナルのゼロに新たな肉体に記憶データを移植してもらった事で生き延びる。それ以降は、オリジナルのゼロに忠誠を誓う。
- ダイアナ［Diana］（声：南かおり）
- ネスツの幹部。190cmに近い長身の女性で、剣術の達人。フォクシーと共にクーラの保護者であり、クーラやフォクシーの対戦前デモ・超必殺技などに登場する。使用キャラになった事は未だない。
- フォクシー［Foxy］（声：池澤春菜）
- 所属：ネスツチーム
- ダイアナの同僚で、ダイアナ同様に剣術を得手とする女性。裏切ったK9999に不意討ちを受けたが、健在の様子。
- ゼロ（クローン）［Zero］（声：ふとがね金太）
- 所属：ボス
- ネスツの幹部で、クリザリッドの上司。セスたちの属するエージェント機関のトップ。リングに変装しKOFを裏から操作した。超兵器「ゼロキャノン」を利用してネスツの乗っ取りを企んだ為、ダイアナ達に粛清される。見た目が『北斗の拳』の三羅将の一人にそっくりで、必殺技の名前に至っては全く同じ。
- ゼロ（オリジナル）［Zero (Original)］（声：新居利光）
- 所属：中ボス
- クローンと違い組織に忠実で、趣味なども全く違っている。こちらは顔も違うので三羅将の一人には似ていないが、格闘スタイルが「音巣対流拳（ネスツリュウケン）」、更に必殺技の名前には某有名ジャンプマンガに登場した必殺技名と音が同じなど、首を傾げられるもの。ちなみに、北極出身である。
- グルガン［Glugan］
- 所属：ゼロ（オリジナル）のストライカー
- ゼロ（オリジナル）に飼われている黒ライオン。ライオンにも関わらず、コマンドサンボの使い手であるらしい。プロフィールの嫌いなものには漫画『グラップラー刃牙』のローランド・イスタスを挙げている（イスタスがライオンに関節技をかけるシーンがある為）。
- イグニス［Igniz / Ignis］（声：若本規夫）
- 所属：ボス
- ネスツの盟主・ネスツの息子。父を殺して組織を乗っ取り、世界を統べる神になろうとするも失敗、居城である宇宙基地を地球に落とし滅ぼそうとする（これもK'達によって失敗に終わった）。年齢は56歳と、ゼロ（クローンとオリジナル、双方44歳）、タクマや柴舟（ともに50歳）より上で、美形で青年っぽい外見からしてとてもそうは思えないが、美形である理由は当時のスポンサーであった韓国イオリス社からしつこいくらいに「美形、美形、美形！」と言われまくったからだという（設定上はネスツの科学力によって不老を実現していると思われる）。オリジナルのゼロと同じく、「音巣対流拳（ネスツリュウケン）」という格闘スタイルで闘う（しかし、技の内容はオリジナルのゼロと違う）。
- ミスティー［Misty］
- 謎の女性。腹に一物を持ってネスツに参加している。龍（ロン）とは協力関係にある。シリーズ2001・XI共にサイコソルジャーチームのエンディングで龍と並んで姿を見せている。
[編集] クローン京
- 草薙京-1［Kyo Kusanagi-1］
- 所属：エディット専用（'99）
- '95までの京がベースで、オリジナルの技も持つ。しかし京の記憶までは再現されておらず、ネスツの命令にただ忠実に従うだけの戦闘マシーンとなっている。
- 草薙京-2［Kyo Kusanagi-2］
- 所属：エディット専用（'99）
- '96以降の京がベース。こちらは割と本物を忠実に再現。当時、京が使えなくなっていた「無式」も使うことが出来る。ただし京-1と同様、京の記憶までは再現されていない。
- KUSANAGI［Kusanagi］（声：岩田光央）
- 所属：隠しキャラ（2002、家庭用NW）、隠し&乱入キャラ（2003）
- 草薙京本体と比べて、色黒で獰猛な眼つきである（瞳が赤い）。草薙京のクローンのはずなのに、オリジナルと声が違う（ただし草薙京の原型になった没キャラで、'99EVOや2000でストライカーとしてのみ登場した「霧島翔」とは同じ）。使う技はオリジナルが'95まで使っていたものが主な技（つまり飛ばせて落とすタイプ）で、「最終決戦奥義・零式」という無式そっくりの技（MAX2）も持つ。声優の岩田光央が『AKIRA』に登場する金田正太郎を演じていたこともあるせいか、KOF2002においてK9999と共に『AKIRA』の掛け合いのパロディを行ったりする。同名ではあるが、2003ではちづるが八咫の鏡で創り出したものでクローン京ではない（そのせいか、零式も持っていない）。
- K9999 → 改造人間
[編集] 河北省暗殺集団「飛賊」
- 龍（ロン）［Ron］（声：黒田崇矢）
- 飛賊の首領。2000のエピローグでは、より強い力を求め、飛賊を捨てネスツに身を投じる。XIのサイコソルジャーチームのエピローグでは、椎拳崇の超能力である「龍の力」を手に入れようと機会をうかがっている。
- 堕瓏 （デュオロン）→ 主役
[編集] 飛賊四天王
- 麟（リン）［Lin］（声：黒田崇矢）
- 所属：紅丸チーム（2000）、主人公チーム（2001）
- 飛賊四天王の一人。毒手の使い手で、龍を追うためにKOFに参加。如月影二とは何らかの因縁があるらしい。2001以降、再び龍を追うためにK'達と別れ、姿を消す。その後、どういうわけかXIでのサイコソルジャーチームのエピローグで、龍の後ろに彼らしき人物が控えていた。
- 賽（サイ）
- 乱（ラン）
- 飛賊四天王の一人。四天王最強の女戦士で炎を生み出す足技を操る。変身してパワーアップするらしい。ノーブラで前を開けているというコスチューム。趣味は強くなる事。性格はわがままで分からず屋、負けず嫌い。
- 七（チャト）
- 飛賊四天王の一人。まだ子供だが、一度つかまったら最後、脱出不能というほどの握力の持ち主。趣味はおもちゃ収集。子供とは思えないほど戦いの時は冷酷。
[編集] 特殊機関エージェントとそのチームメイト
- セス［Seth］（声：中村秀利）
- 所属：紅丸チーム（2000）、庵チーム（2001）、KOF2000チーム（2002）、隠しキャラ（家庭用NW）
- 紅丸とは旧知の仲である、優秀なエージェント。護身術をマスターしている。職業病なのか、盗聴が趣味らしい。妻子持ち。正式な初出場は2000だが、'99EVOでエキストラストライカーとしてヴァネッサ共々一足先に出場。MIシリーズでは、メイラ兄弟の恩人フェイトを知るキーマンとして登場するが、「アデス」を調査している際に協力を依頼していたフェイトが殺された為、フェイトを死に追いやる一因を作ったとしてメイラ兄弟には敵視されている。
- ヴァネッサ［Vanessa］（声：南かおり）
- 所属：主人公チーム（2000）、庵チーム（2001）、KOF2000チーム（2002）、エージェントチーム（XI）、隠しキャラ（NW）
- こちらも既婚者であるエージェント。ラモンをスカウトする。ボクシングを格闘スタイルとし、一部リアルバウト餓狼伝説2に登場していたボクサー、リック・ストラウドのそれと似た技も使う。年齢が明かされている全女性キャラ中最年長の30歳で、設定年齢が若い他の女性キャラクター（ただしフォクシー(28歳)・バイス(27歳)・マチュア(28歳)は除く）に対し、対戦前に「若いわねぇ～」と言う。
- ラモン［Ramon］（声：竹本英史）
- 所属：主人公チーム（2000）、庵チーム（2001）、KOF2000チーム（2002）、エージェントチーム（XI）、隠しキャラ（NW）
- ヴァネッサにホの字である陽気なルチャドール（メキシカン・プロレスラー）。モチーフがタイガーマスクらしく、「虎」に引っ掛けたセリフが多い。片目に眼帯をつけているが、目がつぶれているかどうかは明らかにされていない（一応、本人は見えないわけではないと勝利セリフで言っている）。「実はネスツの関係者」と言う裏設定があったらしく、2000ではクーラやゼロを知っているかのような意味深な発言をしていたが、2001で開発側の体制が変わったせいか、本決まりにならなかったようである。しかし、その2001で“実は、ネスツが最強の人類の一角としてマークするほどの実力者だった”という設定が明らかにされている（どういう理由でラモンを「最強の人類の一角」としてマークしていたのかは不明）。ネスツは普通の人間を改造する事もあるので、もしかしたらラモンの能力を他の人間に移植するか、ラモンを改造するためにマークしていたとも考えられる。「ラモンは今までにネスツにより何らかの被害を被った事があって、それでクーラとゼロを知っていたのでは？」との推測をする事は出来るが、どちらにせよ公式からのアナウンスはない。
[編集] KOFオリジナル
[編集] 主役
- アッシュ・クリムゾン［Ash Crimson］（声：長代聡之介）
- 所属：主人公チーム
- KOF三代目（アッシュ編）主人公。主人公にしては珍しいタメキャラ。緑色の炎を駆使して戦う。「三種の神器」の力に目をつけ、その力を手中に収めようと企んでいる。
- 所属：主人公チーム（2003）、ライバルチーム（XI）
- 飛賊の一員。麟と同じく、龍の行方を捜し求めている。「魔哭鳴斬拳」の達人で、死霊を現世に召喚できる。
- 所属：主人公チーム
- ステゴロ（我流空手）の使い手で、上海で名を轟かせる。その為か、恨みを買っている相手も少なくない。三度の飯より勝負事が好きで、強い相手と対すると嬉しそうにする（対戦前デモが変化）。そういう理由もあって、アッシュに誘われる以前からKOFには興味津々だった。
- 所属：主人公チーム
- 手にしたトランプで相手を切り刻む、カード暗殺術「カーネフェル」の使い手。とっくに引退した身であったが、アッシュに報酬金と探している薬の名を教える事を条件にKOFに参戦。
[編集] ヒロイン
- 四条雛子（しじょう ひなこ）［Hinako Shijo］（声：川澄綾子）
- 所属：女性格闘家チーム（2000・2001）、女子高生チーム（2003）
- 相撲にのめりこみ、女子相撲部まで作ろうとしている女子高生。財閥のお嬢様で、感覚が世間一般から大きくズレている。ちゃんこを専属のコックに作らせる辺り、正に金持ちのお嬢様である。2000で女性格闘家チームの一般公募に応募し、初めて出場する。
- 所属：女子高生チーム（2003）、アンチ極限流チーム（XI）
- 暗器使いの少女。とある組織に属しているが、詳細は不明。ユリに「暗器を使うのが卑怯」だと指摘されたのが気に入らなかったらしく、敵視し打倒を目論む。
- エリザベート・ブラントルシュ［Elisabeth Blanctorche］（声：大島加代子）
- 所属：ライバルチーム
- 光の力をぶつける「光拳術」を代々受け継ぐ、誇り高きブラントルシュ家の令嬢。「遙けし彼の地より出る者たち」を滅する組織に属している。
[編集] 乱入者
- アーデルハイド・バーンシュタイン［Adelheid Bernstein］（声：田中哲哉）&ローズ［Rose］（声：猪砂和世）
- 所属:ボス（2003のみ）
- 巨大飛行艇「スカイノア」を所有する若き兄妹。ルガール・バーンシュタインとは血縁関係にあたる。アーデルハイドはルガールの技を、ローズはルガールの価値観を確かに受け継いでいる。2003ではKUSANAGIを超必殺技、リーダー超必殺技以外でK.O.すると、アーデルハイドがラスボスとして登場。なお、彼を倒しても正式なEDは見られない。その一方、ローズはXIで「彼の地より出る者たち」の牡丹に操られてしまう事になる。ルガールの血縁であるが故、アーデルハイドのファミリーネームが「バーンシュタイン」であるが、明らかになったのはXIである。XIでは720時間稼動させると隠しキャラとしてタイムリリースで登場する。乱入ボスの中では彼にだけ通常のキャラと同様の形式のエンディングがあるが、彼をリーダーにしてクリアしなければ見ることはできない。
- 『風雲黙示録』の主人公。空手とブーメランを組み合わせた全く新しい格闘技「風雲拳」の使い手。原作と声優は変わったが、あの叫びは健在。ちなみに原作での「武器攻撃」は特殊技として出せるようになっている。XIで1440時間稼動すると登場。乱入者たちの中では最後の登場となるが、さほど強くはない。しかし、ハヤテのみが画面外まで移動が可能となり、無敵状態のまま一方的に攻撃できるというバグ技がある。
- ジャズウ（邪頭）［Jazu］（声：伊藤えん魔）
- 『風雲スーパータッグバトル』のボス。テロリスト集団「邪呀」の頭領で、人外の存在。風雲シリーズに登場するゴズウ・メズウと共通する技を使う。XIで1200時間稼動すると登場。
- 天童凱（てんどう がい）［Gai Tendo］（声：檜山修之）
- 『武力 ～BURIKI ONE～』の主人公。総合格闘技の天才。大切なものに入っている「番長」は飼っている犬の名前である。'99EVOや2000ではストライカーとしてのみ出場。正式に出場したXIでは、960時間稼動すると登場する。同じく武力に出ていたリョウとの掛け合いもある。声優がジョーと同じなせいか、ユリに負けると「ハリケーンアッパーって言ってみて」と勝利セリフでせがまれる。必殺技のコマンド入力は『武力』仕様に近いものとなっている。追加技が多く、「武力」同様にレバーで入力しなければならない技も多いので、（初めてこのキャラを使用する人にとっては）慣れるのに相当な時間を要する。ただし、リーダー超必殺技「タイマン勝負」の発動中では、一部の必殺技が他のキャラの様にボタンとの組み合わせで出せるようになる。XI稼動前に発売された『ザ・キング・オブ・ファイターズ完全読本』の表紙イラストではかなり目立つ位置におり、この時点でXIでの正式出場が決まっていたのではないかと推測できる。
- ズィルバー［Silber］（声：有田洋之）
- 『武力』のボスにして隠しキャラ。空手を使うようだが、口数の少ない謎の多い男。ジャズウ同様、XIで1200時間稼動すると登場。凱と違って、コマンド入力は『武力』仕様ではないがタメキャラになっており、「レバーを後ろから前に入れて」攻撃するという『武力』の操作性をある意味で再現している。
[編集] 「遙けし彼の地より出る者たち」
- アッシュ編より姿を現した、オロチ復活を目論む謎の集団。メンバーは全員、普通の人間ではない。現在7～8名の存在が確認されている。現時点で出身地が判明しているのは紫苑（中国出身）のみとなっている。
- 無界（ムカイ）［Mukai］（声：重塚利弘）
- 所属：ボス
- 「遙けし彼の地より出る者たち」の一人。ありとあらゆる物体を石化させる能力を持つ、漆黒の肌の男。2003のラスボスだが、KUSANAGIを超必殺技、リーダー超必殺技でK.O.していないと出てこない（条件を満たさないとアーデルハイドが登場）。プレイヤーに敗北した後は無事に逃げおおせている。名前は猿渡哲也の漫画「力王」の最後の敵・無界から。
- 牡丹（ボタン）
- 「遙けし彼の地より出る者たち」の一人。ムカイの部下で、生物を思いのままに操る能力を持つ女。人間に対しては効き目が薄く、行動を示唆する程度に止まる。神楽ちづるを操ってオロチの封印を解いた。XIのアーデルハイドのエンディングではローズにも手をかける。
- 紫苑（シオン）［Shion］（声：小川時代）
- 所属：中ボス
- 「遙けし彼の地より出る者たち」の一人。XIの中ボス。禍忌と手を組んでいる。物体をテレポートさせる能力を持ち、あらゆる中国系統の武術で挑んでくる。女性のような服装と声だが、実は男である。プレイヤーに敗北後、禍忌に異空間へ引きずりこまれてしまうが、不意をついて空間から槍を投げつけ、禍忌を殺害した。ちなみに必殺技の「没羽箭」は『水滸伝』の登場人物・張清のあだ名に由来する。
- 禍忌（マガキ）［Magaki］（声：スパイシー八木）
- 所属：ボス
- 「遙けし彼の地より出る者たち」の一人。XIのラスボス。長い白髪の男。戦いの時のみに現す真の姿はその名の通り禍々しい出立ち。「操空拳」を操りプレイヤーを苦しめるが、決戦を終え撤退しようとする際、紫苑の不意打ちにより呆気ない最期を遂げた。彼の死体はハイデルンの手配で回収された後、謎の2人組に奪われた。
[編集] 外伝の人々
[編集] KOF 京
- 草薙蒼司（くさなぎ そうじ）（声：及川直紀）
- 京のいとこ。草薙流の修行をしていたが、とある理由により断念し普通の生活を送っている。なお、'98のEDにイラスト上で出演している。
- 草薙葵（くさなぎ あおい）（声：川澄綾子）
- 蒼司の妹（京のいとこ）。兄が草薙流を止めた事で本家（特に京）を恨む。
- 千堂恭司（せんどう きょうじ）（声：林裕隆）
- 千堂兄弟の長男。KOFの招待状を得るべく、順子、翔太の2人とともにあの手この手で京に挑む。極限流空手に似た技を使う。左頬に傷がある。神社へのお参りを欠かさず、神社で京と出会っても「ここは神聖な場所だ」と戦わずに去るなど、実直で硬派な性格をしている。
- 千堂順子（せんどう じゅんこ）（声:菊池由美子）
- 千堂兄弟の長女。外見はレディースっぽく、マチュアに似た技を使う。3人の中でも手段を選ばない度合いはもっとも高く、京をおびき寄せるためだけに大門五郎の教え子を襲う計画を立てたのも彼女。その反面、女性ということもあって弟の圭輔への思いも強く、病室に持っていくための花束を抱えて歩く順子の姿が見られる。
- 千堂翔太（せんどう しょうた）（声:タイソン大屋）
- 千堂兄弟の次男。力任せに戦う。
- 千堂圭輔（せんどう けいすけ）（声：金田美穂）
- 草薙静（くさなぎ しずか）（声：金田美穂）
- 京の母（柴舟の妻）。本編でも設定上その存在は認められている（柴舟のプロフィール欄の大切な物に記載）が、出番があるのはこのゲームと同名の漫画版、それと'96と2000(パロディ編)の小説版のみ。漫画版では薙刀を心得ているらしく、草薙家に侵入した影二に突きつけている。小説版では医者であり（2000の小説版(パロディ編)では、普段収入がない柴舟に代わり草薙家の家計を担っているとされている）、紅丸が認めるほどの美人。
- レイレン（声：弓雅枝）
- 鎮元斎の孫娘。
- 前田たかや
- 漫画版にのみ登場した、京の高校に通う柔道部部長。大門に指導を受け、その才能を見込まれる。ユキをかけて京と勝負し（その時の京が不調であったとはいえ）勝利、短い間ながらユキと付き合うことができた。紅丸のようなナンパ野郎が嫌い。
[編集] KOF EX
- 葉花萌（はばな もえ）［Moe Habana］（声：千葉麗子）
- 所属：主人公チーム
- 三種の神器を補佐する「十種神宝（とくさのかむだから）」の一人で、「八握剣」である日系アメリカ人の少女。ジークンドーと古武術を組み合わせて闘う。EXでは自分が十種神宝の一人である事を知らず、EX2でその事を祖父から聞かされる。『EX2』の雑誌掲載のストーリーを担当した嬉野秋彦によれば、柴舟の隠し子で京とは腹違いの兄妹という設定案があったとの事。
- 大神零児（おおがみ れいじ）［Reiji Ohgami］（声：稲田徹）
- 所属：主人公チーム
- 十種神宝の一人で、「辺都鏡」。ちづるそっくりの格好をした子供を連れている色男。そのちづるにはそれなりの感情を抱いているようで、オロチの封印を護るため動けない彼女に頼まれ、京達とKOFに出場する。格闘スタイルは「古武術＋我流」となっているが、技に神楽流同様に分身するものがあり、古武術は神楽（八咫）流からの分派ではないかと考えられる。
- 華守純（かがみ じゅん）［Jun Kagami］（声：鈴木麻里子）
- 所属：八神チーム
- 十種神宝の一人である長身の女性。体格を利とした体術が得意。庵に高級の毛皮コートを燃やされる。
- 黒咲壬羽（くろさき みう）［Miu Kurosaki］（声：野中藍）
- 所属：八神チーム
- 十種神宝の一人の少女。黒い羽根状の暗器を使う。華守と行動を共にしている。
- 天羽忍（あもう しのぶ）［Shinobu Amou］（声：石毛佐和）
- 所属：ボス
- 十種神宝の一人「死返玉」であるが、一族の閉鎖的な環境を疎んでいた為、あえてグスタフの元に下り、ゲーニッツの魂をその身に降ろしプレイヤーに襲い掛かる。
- グスタフ・ミュンヒハウゼン
- オロチ一族の生き残り。忍を手中にし、ゲーニッツの魂の依り代としたが…。
[編集] KOF MAXIMUM IMPACTシリーズ
[編集] MAXIMUM IMPACT
- MI主人公。ストリートギャング「サンズ・オブ・フェイト」の若きリーダー。自己流で鍛えた中国拳法にマーシャルアーツを組み合わせた格闘を駆使し、その格闘技術は「暁の悪魔」と呼ばれ恐れられる程の威力を持つ。紳士的な物腰をした穏健派だが、間違った事に対する怒りは非常に激しい（それ故リアンやセス、デュークに強い恨みを抱く）。
- アルバの双子の弟。幼少より平衡感覚に秀で、カポエイラに分類される我流の格闘術で戦う。敬愛する兄を街の「キング」にする為、「メフィストフェレス」との戦いへ赴く。冷静沈着な兄とは対照に、陽気でお調子者な性格をしている。
- 闇組織「メフィストフェレス」の統治者で、巨大組織「アデス」が生み出した強化人間の一人。かつては「クシエル」の幹部だった。サウスタウンを牛耳ろうとKOFを開催し、メイラ兄弟を葬ろうとするが、返り討ちに遭い姿を消した。MI2では「アデス」に再び闘う事を命じられるが、目的は己の存在理由を知る為となっている。
- 一人前を目指す白魔術使いの魔女の卵。魔法だけでなく中国拳法も使う。金持ちのお嬢様育ちのせいか、場の空気を読む事が出来ない間抜けな性格で、子供っぽさを通り越して幼稚な部分が目立つが、本人はいたって真面目な努力家である。魔力と身体を鍛える目的でKOFに参加した。
- ハイエナ［Hyena］声：島田敏）
- デュークの腰巾着である媚びへつらった男。とにかく口が達者で、人を利用するのが上手い。「メフィストフェレス」主催のKOFで実況アナウンス役を勤めていた。顔立ちはタイムボカンシリーズの八奈見乗児が演じるキャラクターに似ている。MIの時点で使用キャラとして制作されていたが、結局お流れになり、MI2で使用キャラとしてのデビューを果たす事になる。格闘スタイルはチキン。複数枚のカードをバラまくといった特殊な技が多く、死んだフリで騙し討ちを仕掛けるなど、狡猾な技が数多くある。
- チェ・リム［Chae Lim］（声：天野有希子）
- キム・カッファンの弟子である少女。大会出場の経験がなかった為「キムの秘蔵っ子」と呼ばれていたが、多忙なキムに代わり、KOFへ出場する事に。キム同様、悪は絶対に許さない。技もキムと全く同じものを使う（MI2ではジョン・フーンの様に「構え」が導入されている）。性格も師匠譲りであり、気さくで真面目すぎるところがあるが、普段は食べ歩きが楽しみだったり、自分で服を作るのが趣味など、女の子らしい一面もある。アリスらとは仲が良いようだ。
- 餓狼MOWの主人公。本編ではまだ子供（2001などのテリーの勝利ポーズに出てくる）なのだが、MIシリーズではパラレルワールドと言う設定により成長した姿で登場。MIシリーズと本編であるXI両方の後日談であるアニメ「Another Day」でも成長した姿で登場している。
[編集] MAXIMUM IMPACT 2
- 自称「くのいち」のアキバ系少女。37Kgもあるプロテクターを装備。サムライスピリッツでの服部半蔵に似た技を使う。KOFを開催した裏社会の大規模組織「アデス」が生み出した強化人間だが、組織に対する忠誠心は殆ど無く、KOFに参戦したのも自分の強さを証明する為である。
- ルイーゼ・マイリンク［Luise Meyrink］（声：辻裕子）
- ロケット工学の権威であるデートレフ・マイリンク博士の一人娘。父の失踪によって精神を病んだ母を気遣い、「アデス」に誘拐された父を探すため自らKOFに参戦した。しかし、それ以外にも違う目的があるようである。
- ニノン・ベアール［Ninon Beart］（声：高塚純）
- 所属：隠しキャラ
- ミニョンの妹。白魔術を使う姉と違い、黒魔術を自分の気の向くままに使う。天然ボケで夢見がちな姉とは対照的に、まだ幼いながらもクールで冷徹な性格。奮闘する姉に対抗心を抱き、自分の方が姉より強い黒魔術使いである事を証明する為、退屈しのぎとして密かにKOFに参戦する。
- リチャード・マイヤ［Richard Myer］（声：コング桑田）
- 所属：隠しキャラ
- 餓狼伝説シリーズに登場した、カポエイラの使い手にしてレストラン「パオパオカフェ」の店主。餓狼シリーズにおいては初代でのみ戦い、以後は第一線から退き、弟子のボブ・ウィルソンが戦っていた。XIの餓狼チームEDにも登場している。妻と一人娘がいる。
- リリィ・カーン［Lilly Kane］（声：かかずゆみ）
- 所属：隠しキャラ
- ビリー・カーンの妹。初登場の餓狼伝説シリーズ時代からMI2まで、一度もプレイヤーキャラクターになったことはなく、戦った事がなかった（2000ではアナザーストライカーとして登場しているが、攻撃はしていない）。物干し竿（いつから細工をしたのか、三節棍のように伸ばせる）を武器にしており、ビリーとほぼ同じ技を使用する。「すすはらい」という技で空中に停滞できたり、「ヒップアタック」があったりと、ほぼマスコット（ギャグキャラ）的存在。テリー・ボガードや不知火舞との戦闘前には、兄の事を謝るシーンもある。
- ナイトメア・ギース［Nightmare Geese］（声：コング桑田）
- 所属：隠しキャラ
- リアルバウト餓狼伝説スペシャルと同様、「悪夢」と言う形で復活したギース・ハワード。原作同様、足元にオーラが渦巻いている。
- フィオ［Fio］（声：森角香奈子['99EVO、2000]、アイクル[MI2]）
- 所属：隠しキャラ
- メタルスラッグシリーズから登場のスパローズ隊員。'99EVOと2000ではストライカー専用キャラとして登場した。「フィオ」は通称で、本名はフィオリーナ・ジェルミ。本作では重火器や爆弾などを駆使し戦闘に参加する。
- 所属：隠しキャラ
- サムライスピリッツシリーズから登場。江戸時代の人物だが、子孫ではなく本人。原作に登場する2人の服部半蔵のうち、この半蔵は新章に登場する息子ではなく、ほぼ全作品出演している父親の方である。似たような技を使うナガセや、不知火流の継承者である舞、ギース（怨霊）との掛け合いが見られる。忍刀を振り下ろして火柱を立てる「忍法 天魔覆滅」は本作でも健在。「火遁の術」という、原作には無い技も使用する。なお、サムライスピリッツから使用キャラとしてKOFに参加したのは彼で2人目となる。
- ワイルドウルフ［Wild Wolf］
- 所属：隠しキャラ
- 餓狼MOW版のテリー・ボガード。前作ではそのままテリーの2Pモデルとして選ぶ事が出来た。
- 二代目Mr.カラテ［Mr. Karate］
- 所属：隠しキャラ
- リョウ・サカザキの性能違い版で、タクマと同様、天狗の面をつけている。2Pモデルは餓狼伝説 WILD AMBITIONでのものとほぼ同じ衣装になる。
- 草薙京CLASSIC［Kyo Kusanagi Classic］
- 所属：隠しキャラ
- '95ベース性能の改造学ランを着た京。ワイルドウルフと同じく、前作では京の2Pモデルとして選択できた。
- アーマーラルフ［Armor Ralf］
- 所属：隠しキャラ
- 特殊な装甲に身を包み、棘だらけのナックルガードを装備した、ラルフの性能違い版。全キャラの中で唯一、常時スーパーアーマー性能となっている（ただし、ガードゲージがある場合のみ）。攻撃を受けてもビクともしない上にコマンド投げも通用しないが、その代わりバックステップとガードが使用出来ない。元々はアルバ達の仲間の一人・ノエルとして製作されていたコンパチキャラだったが、後から今の形に変更された。同じくアルバ達の仲間であるギャラガーがクラークのコンパチキャラとして作られる予定があったが、こちらは没となっている。ゲームバランスを度外視した強さであった為、アーケード作品のREGURATION"A"ではMI2キャラが全員参加している中で、彼のみ除外されている。
- ジヴァートマ［Jivatma］（声：工藤恭造）
- 所属：ボス・隠しキャラ
- 闇組織「クシエル」の統治者で、「闇の爪」と呼ばれる。不気味な風貌に似合わぬ丁寧な口調とは裏腹に、冷酷で残忍な一面を併せ持つ。マイリンク博士や巻島博士を含む、世界中の高名な科学者を誘拐･拉致している黒幕。強靭な肉体を持つ格闘家を集めるために暗躍しているが、真の目的は謎に包まれている。ルイーゼの事を「ラキア」と呼ぶ。メイラ兄弟を「ユーダイム」と呼び、２人の出生の秘密について何か知っている模様。自らの格闘スタイルを「制裁」と称し、腕を伸縮させるなどの常軌を逸した身体と高い戦闘能力を持つ。ルイーゼに似たような技も使う。
[編集] MAXIMUM IMPACT REGURATION "A"
[編集] 背景出演キャラクター
[編集] THE KING OF FIGHTERS'94
- 山田十兵衛（イタリアステージ）
- ダック・キング（同上）
- ビッグ・ベア（同上）
- チン・シンザン（同上）
- タン・フー・ルー（同上）
- ヴォルフガング・クラウザー（イタリアチームエンディング）
- ギース・ハワード（メキシコチームステージ、イタリアチームエンディング）
- 藤堂竜白（メキシコチームステージ）
- リリィ・マクガイヤー（同上） ※バトルファイターズ 餓狼伝説に登場するテリーの恋人
- 如月影二（同上）
- ユキ（日本チームステージ）
- マチュア（中間デモ）
[編集] THE KING OF FIGHTERS'94RE-BOUT
ほとんどは歴代KOFに登場したことがあるキャラクターたちである。
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[編集] THE KING OF FIGHTERS'95
- ブルー・マリー（主人公チームステージ）
- 山崎竜二（同上）
- ギース・ハワード（餓狼伝説チームエンディング）
- 藤堂竜白（女性格闘家チームステージ）
- ダック・キング（同上）
- ヘビィ・D!（同上）
- バイス（中間デモ）
[編集] THE KING OF FIGHTERS'96
- ブルー・マリー（餓狼チームステージ）
- 山田十兵衛（同上）
- タン・フー・ルー（同上）
- 望月双角（同上）
- 藤堂竜白（女性格闘家チームステージ）
- ビリー・カーン（ボスチームステージ・ボスチームエンディング）
- リッパー（同ステージ）
- ホッパー（同ステージ）
- ハイデルン（ちづるステージ）
- 草薙柴舟（同上）
- 如月影二（同上）
- タクマ・サカザキ（Mr.カラテ）（同上・龍虎の拳チームエンディング）
- ルガール・バーンシュタイン（中間デモ）
[編集] THE KING OF FIGHTERS'97
- ヘビィ・D!（中国ステージ左側）
- ラッキー・グローバー（同上）
- ブライアン・バトラー（同上）
- 藤堂竜白（同上ステージ、女性格闘家チームエンディング）
- ダック・キング（同上）
- ボブ・ウィルソン（同上）
- 望月双角（同上）
- 如月影二（同上）
- ロディ・バーツ（同上）
- レニィ・クレストン（同上）
- ロディー（同上）
- キャシー（同上）
- ギース・ハワード（97スペシャルチームエンディング）
- Mr.カラテ/タクマ・サカザキ（龍虎チームエンディング）
- 渡部薫（サイコソルジャーチームエンディング）
- ユキ（三種の神器チームエンディング）
- ゲーニッツ（中間デモ）
- ルガール・バーンシュタイン（主人公チームエンディング）
- マチュア（同上）
- バイス（同上）
[編集] THE KING OF FIGHTERS'98
- 藤堂竜白（アメリカスラム街ステージ）
- ダック・キング（同上）
- Mr.ビッグ（同上）
- 如月影二（同上、ビリーvs庵対戦前デモ）
[編集] THE KING OF FIGHTERS'99
- ハイデルン（中間デモなど）
- 渡部薫（サイコソルジャーチームエンディング）
[編集] THE KING OF FIGHTERS 2000
- ハイデルン（中間デモなど）
- クリザリッド（中間デモ）
- 龍（紅丸チームエンディング）
[編集] THE KING OF FIGHTERS 2001
- 草薙柴舟（日本チームエンディング）
- ジョン・フーン（韓国チームエンディング）
- 渡部薫（サイコソルジャーチームエンディング）
[編集] THE KING OF FIGHTERS 2002
- 藤堂竜白（日本ステージ）
- 藤堂香澄（同上）
- 如月影二（同上、ビリーvs庵対戦前デモ）
- ギース・ハワード（同上）
- マルコ・ロドリゲス（同上）
- 山田十兵衛（同上）
- 望月双角（オランダステージ）
- 王覚山（同上）
- タン・フー・ルー（中国ステージ）
- 包（同上）
- 麟（同上）
- 李香琲（同上）
- チン・シンザン（同上）
- 秦崇雷（同上）
- 秦崇秀（同上）
- ホンフゥ（同上）
- リー・パイロン（同上）
- カン・ベダル（カンボジアステージ）
- キム・スイル（同上）
- キム・ジェイフン（韓国ステージ）
- ジョン・フーン（同上）
- ダック・キング（メキシコステージ）
- ボブ・ウィルソン（同上）
- ラッキー・グローバー（同上）
- ブライアン・バトラー（同上）
- キング（同上）
- デューク・エドワーズ（同上）
- グリフォンマスク（同上）
- ヴォルフガング・クラウザー（イタリアステージ）
- Mr.ビッグ（同上）
- ハイデルン（メキシコステージのテレビ画面、イタリアステージのテレビ画面及び最終デモ）
[編集] THE KING OF FIGHTERS 2003
- 龍（主人公チームエンディング）
- アンディ・ボガード（餓狼チームエンディング、女性格闘家チームエンディング）
- タクマ・サカザキ（龍虎チームエンディング）
- チョイ・ボンゲ（韓国チームエンディング）
- クーラ・ダイアモンド（K'チームエンディング）
- ダイアナ（K'チームエンディング）
- ゲーニッツ（エディットチームエンディング）
- 七枷社（同上）
- シェルミー（同上）
- クリス（同上）
- マチュア（同上）
- バイス（同上）
- ルガール・バーンシュタイン（中間デモ）
[編集] THE KING OF FIGHTERS XI
- チャン・コーハン（餓狼チームエンディング）
- チョイ・ボンゲ（同上）
- アンディ・ボガード（同上）
- 不知火舞（同上）
- ボブ・ウィルソン（同上）
- リチャード・マイヤ（同上）
- 双葉ほたる（餓狼MOWチームエンディング）
- ロバート・ガルシア（龍虎チームエンディング）
- タクマ・サカザキ（同上）
- ハイデルン（怒チームエンディング）
- レオナ（同上）
- 鎮元斎（サイコソルジャーチームエンディング）
- 包（同上）
- 渡部薫（同上）
- 白湯（同上）
- 麟（同上）
- 龍（同上）
- セス（エージェントチームエンディング）
[編集] KOF MAXIMUM IMPACT
- 牙刀
- チン・シンザン
- ビリー・カーン
- キング
- ダック・キング
- ウィップ
- 如月影二
- Mr.ビッグ
- 山崎竜二
- ブルー・マリー
- ルガール・バーンシュタイン
- 大門五郎
- 七枷社
- ラモン
- ギース・ハワード
[編集] KOF MAXIMUM IMPACT2
- 藤堂竜白
- 包（DRAGON'S LAIRステージ）
- マーズピープル（ネオジオランド）
- アッシュ・クリムゾン（同上）
- 風魔小太郎（同上）
- ヴォルフガング・クラウザー（クラウザーステージ）
- Mr.ビッグ（同上）
- 山崎竜二（同上）
- クリザリッド（同上）
- 獅子王（同上）
- 羅将神ミヅキ（ミヅキステージ）
- アンブロジァ（同上）
- ブルー・マリー
- シェルミー
- ジョー東
- キング
- ロバート・ガルシア
- 不破刃
- グリフォンマスク
- 双葉ほたる
- アーデルハイド
- ローズ
- ウィップ
- マチュア
- バイス
- K9999
