田中崇裕
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田中 崇裕(たなか たかひろ 1967年5月12日 - )は、NHKアナウンサー。
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[編集] 来歴・人物
千葉県出身。愛知県立千種高等学校、早稲田大学卒業後。1990年入局。福井→釧路→札幌→東京→福岡の順で勤務。アテネオリンピック、トリノオリンピック派遣。アテネオリンピックでは男子マラソン(ラジオ)、トリノオリンピックではアイスホッケー(男子決勝他)、スキージャンプノーマルヒル(いずれもテレビ)を担当。
[編集] モータースポーツ実況
- 1998年、BS1のMotoGP放送開始(2004年シーズンまで継続)にあたり、全局規模で実況アナウンサーが募集された際これに応募して担当となった。
- 当初は中継ノウハウの蓄積不足からくる実況ミスが指摘されていたものの、まもなくその独自の情報収集力(日本でのグランプリ開催以外は現地サーキットからの衛星映像を東京で受信して制作したため、国内の関係者やゲスト解説者、インターネットなどを通じ間接的に集めていたらしい)や競技の魅力を引き立てる裏方に徹した番組進行ぶりが、他局中継にありがちな絶叫調の過剰演出や決まったフレーズを繰り返すスタイルに食傷気味のファンの間でひそかに信頼されるようになる。
- やがてはレース中に転倒したライダーは勿論のこと、開発中のマシンやライディング技術のちょっとした違いまで瞬時に見抜き、リアルタイムの順位やタイム差、パーツの特徴、ライン取りや挙動の変化に至るまで的確に伝えるその実況技術が高度なマニアから一般視聴者まで幅広く好評を得た。
- それもそのはず、自ら学生時代スポーツランドSUGOまでレースを観戦しに行き、帰宅してからNHK合格の連絡をはじめて知ったというほどのモータースポーツファンであり、二輪免許も所持している(2000年頃スズキのマシンを駆って草レースにエントリーした記録が偶然某サーキットのホームページで発見されているが、本人であるかは未確認)。このキャリアは後にマラソンや駅伝などのレース系の実況でも活かされている。
- 2003年、南アフリカGPのMotoGPクラスの中継では、直前の日本GPの事故で亡くなった加藤大治郎のチームメイト、セテ・ジベルナウの優勝を、感動的に伝えた。
[編集] 担当番組
[編集] 外部リンク
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