甲武信ヶ岳
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甲武信ヶ岳 | |
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![]() 手前中央:木賊山 奥中央:甲武信ヶ岳 奥右:三宝山 (2001年09月撮影) |
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標高 | 2475 m |
位置 | 北緯35度54分32.00秒東経138度43分44.00秒 |
所在地 | 山梨県・埼玉県・長野県 |
山系 | 奥秩父 |
種類 | 山塊 |
初登頂 | -- |
甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)は、山梨県山梨市、埼玉県秩父市、長野県南佐久郡川上村の県境にある標高2475mの山で、奥秩父の山域の主脈の一つ。
甲州(山梨県)、武州(東京都、埼玉県)、信州(長野県)の境に在るのでこの名になっているとされる説が有名だが、諸説ある。千曲川(新潟県に入ると信濃川)、荒川、笛吹川(釜無川と合流し富士川となる)の水源の地。奥秩父山塊のなかのひとつ。日本百名山の一つ。
目次 |
[編集] 登り方
[編集] 長野県川上村の毛木平又は埼玉県秩父市の栃本か川又から
長野県側の毛木平はトイレもある整備された登山者向けの駐車場が在る。信濃川上駅からバスも出ている。
埼玉県側の栃本又は川又は、登山者向けの駐車場がないので、三峰口駅からバスで行った方が良い。
これらの地点を起点に十文字峠、三宝山を通って山頂に登るか、毛木平からなら千曲川源流遊歩道、川又からなら荒川の源流を通るコースがある。但し、川又から荒川の源流を通るコースは登山道が無く、沢登りの範疇であり、ルートファインディング力が求められる。「毛木平 - 十文字峠 - 三宝山 - 甲武信ヶ岳 - 千曲川源流遊歩道 - 毛木平」が自家用車で行くには便利な登山コース(健脚者は、日帰りでも行ける)。
[編集] 山梨県山梨市の広瀬湖から
各コースから奥秩父主脈縦走路に出るか、東沢渓谷を遡るコースがあるが、一般的には西沢渓谷の入口から、徳ちゃん新道を通って登るルートである。なお、東沢渓谷を遡るルートは笛吹川の源流が楽しめる一方、沢登りのコースで難路なのでそれなりの技術が求められる(立入禁止の看板はあるが、遡行者はいる)。
この他には金峰山や国師岳などがある甲信国境稜線から行く方法もある。