白色テロ
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白色テロ(はくしょくテロ)または白色テロル(はくしょくテロル)とは、革命運動を含む反政府運動に対する、旧体制側の為政者による弾圧行為のこと。
テロの語源はフランス語のテルール(Terreur)で、恐怖政治のことである。白色はフランスの王権の象徴であった白百合に由来している。
権力側の行う革命勢力事前弾圧。強権的警察行為もこれに含まれる。
植民地の民族独立運動への警察権力、軍事介入による弾圧もこのテロに含まれる。
[編集] 主要な白色テロ
- フランス復古王政下における王党派による白色テロ(百日天下を参照)
- 二・二八事件(台湾)
- 甘粕事件(日本)
- ナチスの「夜と霧」作戦(“闇と霧に紛れて反ナチ活動家とその家族を一夜の内に消せ”との指令から)
- 朝鮮総督府による三・一独立運動弾圧(朝鮮)
- 金大中事件(韓国)
- 光州事件(韓国)
- 六四天安門事件(中国)
[編集] 関連項目
- 赤色テロ(共産主義者によるテロ)
- 黒色テロ(無政府主義者によるテロ)
- 緑色テロ(ロシア社会革命党によるテロ)
- テロリズム
- 秘密警察
- 粛清
- 弾圧
- 反共法(韓国)
- 治安維持法
- 破壊活動防止法
- 凶器準備集合罪
- 共謀罪
- 騒擾罪
- 三一万歳事件への弾圧
- 五四運動への軍事介入
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