百済駅
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百済駅(くだらえき)
- 1909年4月1日から1945年頃まで関西本線の平野~天王寺間にあった旅客駅。1989年11月11日、ほぼ同位置に東部市場前駅が開業した。
- 1963年関西本線の貨物支線上に開業した貨物駅。本項で詳述する。
百済駅(くだらえき)は、大阪市東住吉区にある日本貨物鉄道(JR貨物)関西本線の貨物駅。
梅田駅の機能移転のため、2006年度より駅設備の改修事業が行われる。
目次 |
[編集] 取扱貨物
- コンテナ貨物
- 12ftコンテナ、20ft大型コンテナを取り扱う。
- 臨時車扱貨物
- 産業廃棄物・特別産業廃棄物の取扱許可を得ている。
[編集] 駅構造
2面のコンテナホーム、3本のコンテナ荷役線、留置線群、着発線群がある。
[編集] 駅周辺
- 駅北方に大阪市中央卸売市場東部市場がある。
- 今里筋を挟んで駅西方に関西本線(大和路線)の東部市場前駅がある。
- 最寄りバス停は、「今林東部市場前」「杭全」のいずれか。「百済」バス停は、西に約300mほど離れている。
[編集] 歴史
[編集] 改修事業の概要
- 敷地面積の拡張(現行13.6ha→改修後15.1ha)
- 現行設備を撤去し、コンテナホーム2面、車扱ホーム1面、混載ホーム1面、発着線、留置線等を整備
- (旧)正覚寺信号場~平野駅間の関西本線北側に貨物専用線を新設
- 貨物専用線の新設に伴い、平野駅駅舎ならびに平野駅付近の配線の改修
- 百済駅直下の平野馬場地下道を拡幅して対面通行を可能とする(現行は北行き一方通行)
- 駅構内ならびに貨物専用線を直流電化
[編集] 隣の駅
- 日本貨物鉄道
- 関西本線貨物支線
- 平野駅 - 百済駅