矢上裕

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日本の漫画作品

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矢上裕（やがみゆう、 1969年 7月11日 - ）は、兵庫県尼崎市生まれの漫画家。空手道拳道会に所属する空手家でもある。

[編集] 略歴

『日替わり矢上ランド』ののち、異世界にとばされたものたちが元の世界にもどるために冒険をくりひろげる『エルフを狩るモノたち』を月刊電撃コミックガオ!に連載、好評を得てアニメ化にいたる。また阿智太郎原作『住めば都のコスモス荘』の漫画版や、アメリカ開拓時代をモデルにした大陸を少女が両親を求めて旅する『Go West!』を描いた。2006年7月に『ヒッカツ!』12話分の連載を終了し、2007年2月から、初めての掲載誌となる週刊少年チャンピオンで『赤い稲妻』を連載する。

コメディ・ギャグを中心に、シリアスや泣かせもこなす。話作りのうまさに定評があり、張った伏線をきれいに回収する。そのくせ個性的なキャラクターを縦横無尽に操り、話運びとキャラ立てを互いに犠牲にせず両立させる手際は職人芸の域と言える。

ざっくりした絵で「雑」と評される事もあるが、絵そのものは達者。細い、伸びやかな線や空間の取り方にはかなりの才能を示す。