石黒浩
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石黒 浩(いしぐろ ひろし)は日本のロボット工学者。工学博士。大阪大学大学院教授。
二足歩行ロボットなどを研究している。彼の参加する産学協同の「チーム大阪(Team OSAKA)」はロボカップ2004のサッカー競技ヒューマノイドクラスで優勝を収めた。
[編集] 略歴
山梨大学工学部計算機科学科卒業、同大学院修士課程修了。大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程修了。
京都大学大学院助教授、カリフォルニア大学サンディエゴ校客員研究員、和歌山大学システム工学部情報通信システム学科教授を経て、2002年より大阪大学大学院工学研究科知能・機能創成工学専攻教授(知能創成工学講座)。
このほか、ATR(国際電気通信基礎技術研究所)知能ロボティクス研究所 第二研究室 客員室長、Vstone(株)の特別顧問、次世代ロボット開発ネットワークRooBOのアドバイザーなどを務める。
[編集] Team Osaka
彼の率いる知能ロボット学研究室は京都大学のロボ・ガレージ、システクアカザワ社、ヴイストン社(Vstone)などと共に組んだ産学官合同ドリームチーム「Team OSAKA」に参加しており、同チームのロボットVisiON(ヴィジオン)は、2004年にポルトガル・リスボンで開かれた「ロボカップ2004世界大会」自律型ロボットによるサッカー競技のヒューマノイド・リーグでクラス優勝を収めた。このロボットは自律歩行型で、自分で「考えて」(実際にはプログラムにしたがって)行動し、人の指示を必要としない。二足歩行し、転んでもひとりで起き上がる。
[編集] 外部リンク
- ヴイストン(Vstone):VisiON Team Osaka(ロボットの動画サンプルあり)
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