砂の城
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『砂の城』(すなのしろ)は『有閑倶楽部』と並ぶ一条ゆかりの代表作の一つである漫画。
目次 |
[編集] 概要
フランスを舞台にした長編漫画で、フランシスとナタリーの禁じられた恋愛と、その周囲の複雑な心情を緻密に描く。東海テレビ・フジテレビ系列で、1997年6月30日から10月3日まで放送された昼のテレビドラマの原作である。
[編集] 漫画
「りぼん」連載。1977年7月号から1979年7月まで、および、1980年9月号から1981年11月号まで掲載された。最初の連載時はほぼ毎号4色カラー4ページ(うち見開き扉2ページ)を確保していた。 当時もやや異色の作品であったが、特に(後の)フランシスが青年になってからの展開は、 年齢差のある恋愛、同性への愛情、精神疾患者の登場など、硬質なストーリーである。
[編集] あらすじ
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
裕福な家庭に生まれたナタリーと、彼女の誕生日に屋敷の前に捨てられたフランシスは兄妹同然に育てられ、やがて二人は惹かれ合う。はじめは反対していたナタリーの両親も公認するが、その直後、事故で帰らぬ人となる。後を任された伯母の強硬な反対に二人は死を決意し絶壁から飛び降りてしまう。救助されたナタリーが、行方不明となったフランシスの面影を胸に学生生活を送っていたある日、彼を見かけたとの噂を聞いて尋ねてみると、記憶をなくした彼は結婚し男の子が生まれていた。ナタリーを見て記憶を取り戻したフランシスが再び彼女を選んだ直後、交通事故で帰らぬ人となり、妻も後を追う。残された子に「フランシス」という名前をつけて引き取るナタリー。やがて、青春時代を迎えたフランシスはナタリーを意識し始め、そして...。
[編集] テレビドラマ
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[編集] スタッフ
- 原作 - 一条ゆかり
- 企画 - 出原弘之
- 演出 - 小林俊一、西本淳一
- 演出補 - 菊地光記、林憲昭
- 記録 - 杉谷小百合
- 制作補 - 桐ヶ谷嘉久、深見桂子、鈴木辰明
- プロデューサー - 小林俊一、吉田紀子、鶴啓二郎
- 広報 - 近藤眞弓、藤城大子
- 脚本 - 中島丈博、田部俊行、白石マミ
- 音楽 - 菅原サトル(ストロベリーフィールズ)
- 音効 - 篠沢紀雄
- 美術制作 - 北林福夫
- デザイン - 山本修身
- 人形制作 - もろいあやこ(あ夢)
- 衣裳 - 杉山正英
- 撮影協力 - 伊豆長岡温泉・南山荘、東海観光、長岡ホテル ほか
- 協力 - パークタワーウエスト
- 製作 - 東海テレビ放送、彩の会
[編集] キャスト
ほか
[編集] 主題歌
- 『愛してる』
- 作詞・作曲:青山浩志 / 編曲:十川知司 / 歌:バーストフルーツ
[編集] 作品の変遷
東海テレビ制作 昼ドラマ | ||
---|---|---|
前番組 | 砂の城 (1997.6.30 - 1997.10.3) |
次番組 |
氷炎 死んでもいい (1997.3.31 - 1997.6.27) |
その時がきた (1997.10.2 - 1997.12.26) |
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