神野悪五郎
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神野悪五郎(しんのあくごろう、神ン野悪五郎とも)は、日本の妖怪。
怪談『稲生物怪録』で、山ン本五郎左衛門が語る中に登場する。天狗とも言われるが詳細を記した文献が無い名前だけの妖怪。
映画『妖怪大戦争』(2005年)の設定では、広島の妖怪[1]。魔物たちを束ねる魔王のひとりであり、その支配はインド・中国・日本という広域に及ぶとされる。山ン本五郎左衛門と魔界の覇権を争ったが、妖怪大翁の仲裁により現在は山ン本とともに大翁に仕える。頭の回転が速く討論では妖怪の中に並ぶ者はいない[2]。