秋元富朝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
秋元 富朝（あきもと とみとも、1610年（慶長15年） - 1657年7月27日（明暦3年6月17日））は、甲斐谷村藩の第2代藩主。父は初代藩主・秋元泰朝（富朝は長男）。母は大河内秀綱の娘。正室は有馬直純の娘。子に娘（戸田忠昌室）。官位は従五位下、越中守。
総社生まれ。寛永11年（1634年）12月30日、越中守に叙任する。寛永19年（1642年）12月14日、父の死去により家督を継ぐ。富朝は富士山の雪代の出水によって流出する田畑を守るため、赤松数万本を植林（諏訪森）したが、これは現在も国有林として伝えられている。これが富朝の唯一の遺業とも言われている。明暦3年（1657年）6月17日、48歳で死去した。法号は雲山元伯清厳院。
孫の喬知が養子として跡を継いだ。
|
|
|
