経絡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
経絡 (けいらく) の経は経脈を経絡の絡は絡脈を表わし、古代中国の医学において、人体の中の気血榮衛(気や血などといった生きるために必要なもの,現代で言う代謝物質)の通り道として考え出された。
経脈は十二の正経とよばれるものと、八の奇経とよばれるものがある。正経は陰陽で分類され、陰は太陰、少陰、厥陰の三陰に、陽は太陽、陽明、少陽の三陽に分けられ、手、足それぞれに三陽三陰の属する経脈が割り振られて計十二脈になる。そして、陰経は臓に属して、陽経は腑に属する。奇経の中で任脈、督脈以外は経穴を持たず、正経の中の2、3経に連なって走行している。任脈、督脈だけは独自の経穴をもっている。経脈には経別と呼ばれるものもある。
絡脈は十五絡脈とその他の絡脈、その中でさらに分かれて小さくなった孫絡がある。 その他、五臓六腑を纏わない経筋と呼ばれるものもある。
上記全てをあわせて、経絡という。
[編集] 経絡一覧
- 耳穴
- 反射区
- 経脈
- 絡脈
- 経別
- 経筋
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 医学関連のスタブ項目 | 経絡