結城基光
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結城 基光(ゆうき もとみつ、生年不詳-1430年(永享2年))は、室町時代中期の武将。結城氏の第9代当主。第8代当主・結城直光の子。第10代当主結城満広、小山泰朝の父。第11代当主結城氏朝の祖父。
小山義政の乱の際には、結城氏は小山氏の庶流でありながら鎌倉府に味方し乱の鎮圧に活躍したので、下野国の守護職を得た。なお、鎌倉公方足利氏満は小山氏の名跡が絶えるのを惜しみ、基光の子である泰朝に小山氏の名跡を継承させたため、結城氏の力はさらに増大した。上杉禅秀の乱に際しては鎌倉公方足利持氏に従い、乱の鎮圧に尽力している。
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