結晶 (アルバム)
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結晶 | ||
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イエス の アルバム | ||
リリース | 1991年4月30日(US) | |
録音 | 1990年頃 | |
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |
時間 | 65分23秒 | |
レーベル | アリスタ・レコード | |
プロデュース | ジョナサン・エリアス、ジョン・アンダーソン | |
レビュー | ||
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イエス 年表 | ||
ビッグ・ジェネレイター (1987年) |
結晶 (1991年) |
トーク (1994年) |
結晶(Union) は、公式にはイエスのアルバムである。1989年、「閃光」を発表したアンダーソン・ブラッフォード・ウェイクマン・ハウは、次回作「ダイヤログ(Dialogue)」を制作していた。作品自体はほぼ完成していたが、この時「イエス」を名乗る権利を持っていたクリス・スクワイアやトレヴァー・ラビン、トニー・ケイ、アラン・ホワイトがジョン・アンダーソンと和解して合流、こちらのメンバーで収録された曲を追加して完成した…というのが公式上の制作経緯である。ただし、実際にはもっと複雑な事情が絡んでいると思われる。
[編集] 収録曲
- I Would Have Wated Forever
- Shock to the System
- Masquerade
- Lift Me Up ※
- Without Hope You Cannot Start the Day
- Saving My Heart ※
- Miracle of Life ※
- Silent Talking
- The More We Live-Let Go ※
- Angkor Wat
- Dangerous
- Holding On
- Evensong
- Take the Water to the Mountain
- Give & Take (ボーナス・トラック)
※印のついた4曲が、いわゆる90125メンバーによる作品。15曲目はSpecial European Releaseに収録されているボーナス・トラック。
[編集] 評価
このアルバム自体は「まとまりが無い」という意見が多いが、成立の経緯を考慮すれば仕方が無いと思われる。ただし各曲を個別の作品として聴いてみると、かなり良い曲も含まれているから、このアルバムは、リスナーが自分の好みと判断で、曲目と曲順をCDプレイヤーに設定して聴く…というのが一部ファンの間で了解事項になった事がある。
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