羽黒駅 (愛知県)
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羽黒駅(はぐろえき)は、愛知県犬山市羽黒にある、名鉄小牧線の駅。
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[編集] 駅名の由来
合併して現在の犬山市となる前、この一帯が「羽黒村」であったことから。
[編集] 駅構造
- 1面1線の地上駅で無人駅。自動券売機・改札機・精算機を備える。駅集中管理システムによって管理されている。
- 出入り口は1ヶ所、平安通寄りの端に設置。
- かつてのバス乗り場が駅東側に空き地として残っている。
- 線路は、駅に入る直前に、2面2線の駅のように、若干西側に曲がる。
[編集] 利用状況
2003年度の1日平均乗車人員は、1,510人である。小牧線の駅では、14駅中5位である。
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
[編集] 概要
1965年に博物館明治村が開村し、後の1966年より1985年まで、バスの接続駅となった。このため駅名を改称している。当時は犬山駅~当駅間の1区間のみ乗り入れる、犬山線との直通座席指定特急列車も7700系等で運転されていた。現在駅の東側にある細長い空き地が、当時のバス乗り場の名残である。1985年より、バス路線は犬山駅~明治村(正門)間に変更されて当駅発着が消滅した。これとともに、駅名が江戸以前の時代からの地名である「羽黒」へ戻された。
[編集] 年表
- 1931年(昭和6年)4月29日 - 名岐鉄道(後に名古屋鉄道)大曽根線の羽黒駅として開業
- 1966年(昭和41年)11月3日 - 「明治村口駅」に改称
- 1985年(昭和60年)10月9日 - 「羽黒駅」に戻す
- 2003年(平成15年)2月頃 - 無人化