老舎
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老舎(ろうしゃ、簡体字表記:老舍、ピンイン: Lǎo Shě 1899年2月3日 - 1966年8月24日)は中国の小説家、劇作家。本名は舒慶春、字は舎予。老舎とはペンネームで、苗字の「舒」の字の偏をとったものとされる。北京出身。満州族(正紅旗)。
[編集] 略年譜
ロンドン滞在中にホームシックにかかり慰めに『張さんの哲学』を書いたのをきっかけに本格的な執筆活動に入る。
- 1922年、洗礼を受け、キリスト教に入信。
- 1924年、渡英、ロンドン大学東方学院で中国語講師をする傍ら、創作活動を始めた。
- 1926年、処女長編小説『張さんの哲学』(老张的哲学)を発表。
- 1930年、帰国。
盧溝橋事件以後、「中華全国文芸界抗敵協会」に参加し、抗日を題材に多く作品を発表した。
以後、新しい人民生活を反映する作品を中心に創作活動を続けた。