舞台芸術
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舞台芸術(ぶたいげいじゅつ)とは、演劇、オペラ、ダンスなど、舞台空間上で行われる芸術の総称である。
音楽や美術、言語など、様々な要素が用いられるが、本質的には、表現者と観客が同じ時間と空間を共有しつつ、その場で作品の実体が生み出されていく形態の芸術を指す。その際に、表現者が作品実体を提示していく場所が「舞台」であると定義できる。つまり舞台芸術とは、必ずしも劇場で行うことが成立の条件とされているわけではない。
舞台芸術の分野としては、演劇、オペラ、ダンスなどがある。また、日本の伝統的な舞台芸術としては、能、狂言、歌舞伎、文楽などがある。これらの分野はいずれも、その分野内に多様なスタイル、流派などを内包している。
なお、文化行政では、音楽、演劇、ダンスが、舞台芸術の3本柱とされている。
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