劇場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
劇場(げきじょう)とは、総合芸術の作品、もしくは特定の人物(達)による一連の行動からなる事象を、群衆が見物する場所を指す。この意味では演出空間のうち、観客の存在するものといえる。
目次 |
[編集] 概説
具体的には、多くの場合、演劇を上演する場所を「劇場」と呼ぶ。
オペラやバレエが上演される場所を指す場合もあるが、オペラ専用の劇場は「オペラ劇場」または「オペラハウス」と呼ぶことが多い。
小規模な劇場(主に小劇団が公演を行う)は「芝居小屋(しばいごや)」と呼ばれることが多く、また大きな劇場も、演劇関係者は業界用語として「小屋(こや)」と呼ぶ。
また、日本に於いて演劇は庶民の娯楽でも有った為、地方に数多くの小規模な劇場が建設された。これらの劇場では地域の芸能ばかりではなく「どさ周り」と呼ばれる地方を巡回して劇を行う演芸者の小集団が劇を行う場でもあった。後にこれらの劇場の多くは映画を上映する設備をもち、どさ周りの演芸者が減少するにつれ映画館へと役目が移り変わっていった。 このため、演劇を行う舞台を備えていた映画館などに「劇場」という名前が多く、後世にその名を残している。
これが転じて、テレビドラマやテレビアニメ等の映画化に際して映画版のタイトルに「劇場版」と銘打ったり、映画を放映するテレビ番組のタイトルに「○○映画劇場」などと名付けられる場合もある。
また、マスコミなどの報道を通し国民が注目している元で行われる現代的な犯罪を、「劇場(型)犯罪」と呼ぶこともある。
劇場の様式は、そこで行われる作品と同様に多種多様である。多くの劇場では、演技空間である舞台と、観客席、そして舞台装置などを納める舞台裏と、俳優らの控え室である楽屋が備わっている。オペラを上演するための専用の劇場では、これらの他にオーケストラ・ピットなども用意されている。完全に平らな空間のみの劇場もあり、そのような空間では上演内容に合わせて舞台や客席の配置を調節できるようになっている。
[編集] 劇場の様式
劇場は、舞台と客席の位置関係によって以下のように分類できる。
- 舞台と客席の位置関係が固定されているもの
- 空間の片側が舞台で、片側が客席になっているもの。
- 舞台が客席に突き出し、複数の方向から客席が囲んでいるもの。
- 舞台が空間の中央にあり、円形に客席が取り囲んでいるもの。
- 演目・演出により、舞台と客席の位置を自由に配置できるもの。
以下に劇場の代表的様式を解説していく。これらのうち、古代ギリシャの劇場とエリザベス朝時代のイギリスの劇場は、後述の張り出し型舞台に分類されるべきものだが、西洋の古典的舞台を紹介する意味で掲載してある。また、歌舞伎と能の劇場も張り出し舞台に分類できるが、日本の伝統演劇の様式を紹介する意味で掲載してある。
[編集] 古代ギリシア演劇
古代ギリシアでは、劇場は丘などの斜面を削って建造された。野外劇場だが、演者や合唱隊の声がよく届くよう音響効果の優れた構造が取られている。劇場全体はすり鉢状になっており、底の部分に俳優が演じる舞台(プロスケニオン)と、合唱隊用の平土間(オルケストラ)があった。客席は、すり鉢の斜面部分に、舞台を半円形に囲うように作られた。収容人数は最大規模のもので2万人程度と言われている。
現代の劇場でも、古代ギリシアの劇場の様式を模したり、なんらかの形でそのコンセプトを取り入れているところは少なくない。日本では、彩の国さいたま芸術劇場の小ホール(最大客席数346名)や新宿コマ劇場などがある。
[編集] エリザベス朝演劇
中世のイギリスでは、エリザベス1世の時代に独特の演劇文化が花開いた。右図はその時代の劇場の立体的な概念図である。多角形の建築物が平土間をぐるりと囲っている形状だが、内部が見えるように便宜的に手前側の一部を削りとってある。
建築物部分は三層になっており、規定の料金を払った観客はここに上がり座って観劇することができた。1階の平土間は立ち見用の観客席となる。舞台は平土間に突き出すような形で設置されており、その上部には柱に支えられた屋根がある。建築物部分とこの舞台上以外に屋根はなく、平土間上部は陽光を取り入れるために吹き抜けとなっている。
収容人数は劇場によって異なるが、シェイクスピアの書き下ろし戯曲が上演されていたロンドンのグローブ座では、2000人を越える観客が観劇できたという。
日本では、1988年に完成した東京グローブ座が、ロンドンにあったグローブ座を模した劇場としてある。
[編集] 能、狂言
能や狂言は、能舞台で上演される。ここでは明治以降に成立した能楽堂の様式に基づいて説明する。
主舞台となるのは柱に囲われた三間四方の板張りの空間。向かってその右側には、地謡座(じうたいざ)と呼ばれる場所があり、シテ(主役)の演技に会わせて合唱をする地謡が座る。主舞台の奥には後座(あとざ)があり、楽器の演奏者である囃子方(はやしかた)が位置する。さらにその奥は鏡板(かがみいた)と呼ばれる老松の絵が描かれた壁がある。向かって後座の左側には橋掛りと呼ばれる廊下がある。ここで演技が行われることも多い。橋掛かりの前には、主舞台に近い順に、一の松、二の松、三の松と呼ばれる松の若木が植えられている。橋掛かりの奥には、揚幕(あげまく)もしくは切幕(きりまく)という幕越しに、鏡の間と呼ばれる部屋がある。
いわゆる能舞台が定着したのは室町時代末期頃と考えられている。それ以前、即ち現在の能が成立する以前は、神社内の建築物や芝生、屋外に仮設置された舞台などで演じられた。舞台が屋内に入ったのは明治時代からで、この屋内型の能舞台にも屋根があるのは、能が屋外で演じられていた頃の名残である。現在各地で薪能が盛んになり、屋外での公演がなされているので、以前の能の雰囲気も知られる。
能舞台は細かく様式化されており、柱一本一本や地謡座・後座内の位置などに全て名称が付けられているが、ここでは省略する。舞台の下の地面には数個の甕を埋めて、音響効果の工夫がしてある。
古い神社などに残るものや、新設された屋外型の能舞台も、主舞台があり橋掛りがある空間の基本構造はほぼ上述の能舞台と同様である。
[編集] 歌舞伎
初期の歌舞伎は能舞台の様式を模していたが、次第に橋掛かり部分が拡大し、舞台空間が拡がっていった。また初期には屋外に舞台が仮設され、観客は芝居(芝の上)で観劇していた。やがて芝居にも屋根が取り付けられ、18世紀の初期には屋内型の劇場がつくられた。
歌舞伎の劇場はその複雑な機構に大きな特徴がある。これには歌舞伎が、戯曲・演技共に洗練を極めた能の反動として存在し、よりダイナミックな見せ物として発達しいったことや、人形を使うことで幻想的表現が可能な人形浄瑠璃の深い影響があったことなどが理由としてある。
右図は国立劇場大ホールと歌舞伎座をモデルに作成した、歌舞伎の劇場の概念図である。観客席を貫く「花道」(1) は、俳優主義の演劇でありサービス精神旺盛な歌舞伎にとって重要な機構である。花道は舞台の下手(向かって左側)に設けられるが、舞台の上手(向かって右側)にも仮花道 (10) が仮設されることもある。
舞台には「セリ」と呼ばれる昇降装置が何カ所かに設けられている。花道上にあるセリは「すっぽん」(2) と呼ばれている。セリは位置によって「前ゼリ」(7) 、「中ゼリ」(6) などと呼ばれている。特に大きなセリは「大ゼリ」(5) と呼ばれ、分割して昇降させることも可能になっている。大ゼリは、舞台美術の昇降にも使用される。
舞台中央には、舞台を回転させ場面転換を容易かつ見せ場にすることが可能な廻り舞台 (4) が設けられている。廻り舞台はその形状から盆とも呼ばれる。廻り舞台は、歌舞伎を発祥とする日本独特の機構である。
この他、音曲や効果音の演奏者たちが位置する「黒御簾(くろみす、下座とも言う)」(3) と言う小部屋や、俳優の出入り口として使われる「揚幕(あげまく)」(8) という幕を垂らした場所などがある。揚げ幕のある場所の二階も小部屋になっていて、義太夫節が演奏される場所になっている。
舞台の最前面には「定式幕(じょうしきまく)」(9) と呼ばれる引き幕がある。定式幕は黒、萌葱色、柿色の三色の縦縞になっていて、国立劇場と歌舞伎座で色の順番が異なる。
[編集] プロセニアム型
プロセニアム・シアターと呼ばれるこの形式の劇場では、舞台と客席とがプロセニアムまたはプロセニアム・アーチと呼ばれる額縁状の構造物によって明確に区切られている。額縁部分には、装飾を施してある場合がしばしば見受けられる。プロセニアムのあるラインには、緞帳と呼ばれる大きな化粧幕を上げ下ろし出来るようになっていることがある。
典型的なプロセニアム・シアターでは、観客はプロセニアムに対して正面を向くように設置された座席に腰掛け、観劇する。開幕の言葉通り、劇の始まりと終わりや途中休憩の際には緞帳が開閉するが、演目や演出によっては全く緞帳を使わない場合もある。 この形式は18世紀以降、市民社会の発展と共に広まっていき、現在最も一般的な劇場スタイルとして認知されるに至った。
収容人数は劇場の大きさによってかなり異なる。
舞台の両端は、大道具を隠すことが可能なスペースが確保されている。また舞台の天井は、バトンと呼ばれる棒が何本も渡されており、舞台外から手動もしくは電動で上げ下げできるようになっている。これらの機構を活かした、スペクタクルな舞台演出が可能なのも、このような舞台構造の特徴と言える。
舞台となる領域が額縁で区切られているため、舞台の内側と外側を明確に分けてしまう。そのため、観客との間に心理的な距離が生まれてしまうことがある。これを解消する目的や、演出上の目的のために、舞台前面に仮設の舞台を付け足す場合がある。これを張り出し舞台、もしくは単に張り出しと呼ぶ。
[編集] 張り出し舞台型
このタイプは、舞台が観客席に向かって突き出し、複数の方向から観客が舞台を囲う形式の劇場である。歴史は古く、古代ギリシャの劇場や、シェイクスピアが現役で活躍していたエリザベス朝の演劇なども、このような劇場で上演されていた。広義には、能舞台や、花道のある歌舞伎の劇場もこれ含まれる。
舞台が観客席に進出していることで、観客と俳優の心理的・物理的距離を縮め、舞台上の出来事をより身近に感じさせる効果がある。西欧における張り出し舞台の劇場では、観客席が急斜面になっていることが多い。これは、劇場内のどの客席にいても、俳優への距離を近く感じられるような効果を狙ってのものである。
収容人数は劇場の大きさによってかなり異なるが、あまり大きくなってしまうと、最後列の観客は舞台との一体感を損なうことになり、この形状であることの利点を失ってしまう。よって、100人以下から1000人規模程度までの劇場が多い。
西欧での代表的な張り出し型舞台の劇場には、ミネソタ州ミネアポリスの、タイロン・ガスリー劇場などがある。同劇場は七方から舞台を囲う構造になっている。
[編集] アリーナ型
観客が円形に舞台を囲うこのタイプの劇場は、実験的な上演が行われるようになって以降の、比較的新しい形態のものである。舞台は劇場の中央に設置され、観客と舞台上とのより深い一体感が得られる構造と言える。円形劇場、またはシアター・イン・ザ・ラウンドとも呼ばれる。
舞台上にはあまり込み入った機構を組み込むことができない。また、大がかりな舞台装置を設置するのにも通常はあまり向いていない。逆に言えば、コストを抑えた舞台製作が可能な形式である。
西欧で代表的な円形の劇場には、ワシントンD.C.のアリーナ・ステージなどがある。日本には青山円形劇場があるが、同劇場では張り出し舞台型のように舞台を完全には囲まない形態で上演される公演も少なくない。
[編集] フラットスペース型劇場
フラットスペース型の劇場とは、その名の通り、空間自体は平土間になっており、舞台や客席を自由に仮設できる方式の劇場を指す。
右図に配置のごくわずかな例を示す。(1) の色は舞台として使用される領域を、(2) の色は客席を意味している。左から、プロセニアム型のように使用した場合、張り出し型として使用した場合、アリーナ型と張り出し型を折衷した場合である。
和洋を問わず、小劇場や倉庫などを改造して作られた劇場などではフラットスペース型である場合が多い。また、展示会やファッションショーなどで使用されることも想定した劇場に、フラットスペース型を採用しているところも見受けられる。
[編集] その他
劇場は上述のものに留まらず、多様な形態が存在する。例えば初期の宗教劇や現代の実験的上演などでは、舞台が何カ所にも設置され観客がそれを歩いて観劇していく形態のものがある。
劇場という観点からは外れるが、野外で行われる演劇では、舞台と観客席の位置関係は更に多様になる。舞台となる空間を特に定めないもの、移動式舞台(パジェントワゴンなど)を使用し、そこを中心する劇を展開していくものなどがある。
[編集] 用語
- 上手(かみて) - 舞台上の、客席から向かって右側。
- 下手(しもて) - 舞台上の、客席から向かって左側。
- 楽屋(がくや) - 控え室。
- 奈落(ならく) - 舞台の真下のスペース。
- 袖(そで) - 舞台の両サイドの、舞台装置を隠したり俳優が控えたりするスペース。
- 暗幕(あんまく) - 黒い厚手の幕。
[編集] 4面舞台
4面舞台とは舞台の両袖および舞台の奥に舞台と同じ面積のスペースを有し、転換や演目変更を行う際の速やかな舞台装置の入れ替えを可能にした舞台。本来の舞台1面とあわせて4面と数える。複数の作品の長期上演を行うヨーロッパの歌劇場などでは普通の設備である。日本の劇場では国立劇場などの大劇場であっても4面舞台を備える劇場はなかった。大劇場としてはアクトシティ浜松の大ホール[1](1994年)が日本最初の4面舞台とされる。ほかに新国立劇場(1997年)、びわ湖ホール(滋賀県立芸術劇場)(1998年)、まつもと市民芸術館(2004年)、兵庫県立芸術文化センター(2005年)の各大ホールが4面舞台を有する。類似の構造として、愛知県芸術劇場(1992年)の下手袖の狭い3面舞台・よこすか芸術劇場(1993年)の両袖がスライドする3面舞台・富山市芸術文化ホール (オーバード・ホール)(1996年)の上手袖の狭い3面半舞台などがある。
[編集] 舞台設備
劇場の設備は、大きく建築設備と舞台設備に二分され、舞台設備は、舞台機構設備、舞台照明設備、舞台音響設備に三分される(映像設備を別区分とすることもある)。
[編集] 舞台機構
舞台機構(ぶたいきこう)とは、前述の通り、劇場の設備のうち、建築設備を除いたもので、さらに舞台照明設備、舞台音響設備(および場合によっては映像設備)以外のものを指す。また、演出に応じて大道具等を転換するための舞台吊物機構や舞台床機構などの総称であり、さらに、照明、音響等の設備を負荷する吊物機構も含む。前述の通り、それ以外にも舞台機構に含めるものがある。
現在では技術の進歩に伴い、かなり広い範囲を含む概念となっており、野外劇場の仮設舞台なども舞台機構の範疇である。
元来は、道具方の職分に関連して用いられ、その職分が広がっていった結果、言葉の指す範囲が広がっていったものであるから、前述の舞台設備の意味で舞台機構というのは誤用である(逆に舞台設備という言葉が狭い意味で舞台機構と同義で用いられることが多い)。この点でもっとも問題になるのは、舞台機構調整技能士という資格名である。
具体的には以下のようなものがあげられる。
- 舞台吊物機構
- 幕類用吊物機構
- 緞帳(どんちょう) - プロセニアム上に吊られ、上げ下ろしできるようになっている、客席から舞台を隠すための幕。
- 定式幕 - 前述
- 暗転幕
- 引割幕(ひきわり) - 舞台の中央から上手下手方向に開くことのできる幕。中割幕とも言う。
- 袖幕(そでまく) - 客席から見て袖の奥を見えないようにするための細い幕。
- 一文字幕(いちもんじまく) - 舞台上部に吊られた丈の短い幕。観客から照明などを隠すためのもの。単に「もんじ」と呼ぶこともある。別名「霞幕(かすみまく)」。
- 大黒幕(おおぐろまく) - 舞台奥に吊られ、それより奥を隠すための暗幕。
- ホリゾント幕 - 舞台奥に吊られ、照明を当てての色彩表現が容易な薄いグレーまたは白い幕。
- 東西幕(とうざいまく) - 元は歌舞伎用の定式幕の呼称。現在は、上手下手の側面に下げる幕を言う。
- 舞台照明用吊物機構 → 詳しくは舞台照明を参照
- 照明バトン
- フライブリッジ
- その他
- 照明用ラダー、昇降式タワー、照明用トラスなどが有る。
- 舞台音響用吊物機構
- 大道具用吊物設備
- 幕類用吊物機構
- 舞台床機構
- 迫り機構
- 大迫り
- 中迫り
- 小迫り
- すっぽん迫り
- 沈下床迫り - 後述のスライディングステージを使う際にできる段差をなくす機構。
- 雛壇迫り - 舞台上に雛壇を作る機構、舞台面から上方にしか可動しない。
- 運搬迫り - 運搬専用の迫り。当初から運搬迫りとして設けられることは少ないが、当初は演出目的をかねて作られたものが、性能その他の理由で演出利用できなくなり、運搬迫りとなったものは多い。当然ながら迫り上、および周辺に障害物がないときしか利用できず大変不便である。
- オーケストラピット迫り - 舞台前方の客席スペースを沈下させて、オーケストラピットとするための機構。舞台面まで上昇させて、張り出し舞台として使えるものが多い。
- 客席段床迫り - 客席可変装置の一種で迫り機構で、客席を平土間から、段床に可変するもの。座席の収納機能を備えているものが多い。
- 花道迫り - 花道自体を沈下させて客席とする機構。本花道(仮花道)を沈下させるものと、脇花道を沈下させるものがある。脇花道の収納は、他にプロセニアム周り可変機構によるものがある。
- 傾斜床装置 - 舞台床の奥を高くした傾斜舞台(開帳場)を作る機構。
- 沈下式音響反射板
- 走行式舞台床機構
- スライディングステージ
- ステージワゴン
- 回り舞台機構
- 回り舞台(平形、上(うえ)回し)
- 回り舞台(円筒型、下(した)回し)
- その他
- 可搬式床(ユニット床)
- 安全機構(昇降手すり、落下防止ネットなど)
- 迫り機構
- その他
- 残響可変装置
- 客席間仕切装置
- プロセニアム周り可変機構 - プロセニアムの開口幅、高さのみではなく、プロセニアムアーチ周辺の天井、壁面も含めて可変する機構。プロセニアム・アーチの記事に詳しい。
- 客席可変機構
- 走行式音響反射板
舞台機構に関係する代表的な業者として、以下が挙げられる(外部リンク)。