若き血
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『若き血』(わかきち)は学校法人慶應義塾が使用する応援歌。作詞・作曲とも堀内敬三。1927年に発表。
東京六大学野球の応援では1得点挙げるごとに観客が肩を組み合唱するほか、野球に限らず各種スポーツ試合や同窓会等の会合時などにも広く歌われている。また、系列の高等学校や中学校でも歌われており、慶應義塾大学に限らず学校法人慶應義塾の設置している教育機関のスポーツの応援では定番の曲となっている。「『慶應義塾塾歌』は歌えないが『若き血』は歌える」という関係者(塾生・塾員)も少なくない。上記のように、「若き血」を歌う際には知らない学生・OB同士であっても肩を組むスタイルが定着している。
歌詞の最後にある「陸の王者」は「りくのおうしゃ(清音)」が正しいといわれている。藤山一郎氏は、そう歌っていた。しかし、一般には「おうじゃ」と濁音で歌われている。また、応援する競技によっては「水の王者慶應」「雪の王者慶應」「空の王者慶應」と変化する。
この「陸の王者」とは元々、「六大学の王者」の意で「六(りく)の王者」となっていて、そこから『陸』に転じた。
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[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 慶應義塾ホームページ - 若き血 - 歌詞の閲覧と曲の鑑賞ができる
- 慶應義塾大学應援指導部 - 携帯電話の着信メロディがダウンロードできる