菅坂バイパス
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菅坂バイパス(すがさかバイパス)は、京都府舞鶴市東舞鶴地区と綾部市上林地区を結ぶ全長2.3kmのバイパス道路。路線名は京都府道51号舞鶴和知線。
[編集] 概要
舞鶴市の東舞鶴地区と綾部市上林地区は昔から深い経済的交流があり、更に1901年(明治34年)に鎮守府が開府すると京都府北部の中心都市として発展した舞鶴市への日常交流が急速に拡大した。しかしながら両地区には山が隔たっており、かかる道路は狭幅であり、また、冬季には積雪のため、頻繁に通行止めになるなど不便を強いられていた。
そこで1995年(平成7年)に、両地区の交流促進を目的に菅坂峠にバイパス建設が進められた。折りしも、2004年(平成16年)の台風23号災害により、両市間を結ぶメインストリートである国道27号線が罹災し一時期不通となったため、防災の観点からも、バイパスの早期完成が望まれ、ついに2006年(平成18年)11月8日に開通した。