菊沢隆徳
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菊沢 隆徳(きくざわ たかのり、1970年2月10日 - )は、JRAの美浦トレーニングセンターに所属するフリーの騎手である。千葉県出身。身長158cm、 体重50kg、血液型O型。弟は菊沢隆仁調教助手、妻の父(義理の父)は、横山富雄調教助手、妻の兄(義理の兄)は横山賀一調教助手、横山典弘騎手である。過去に障害競走の騎乗が1回あるが現在は平地競走の免許のみ所持している。新聞等では弟の隆仁と区別する為に菊沢徳と表記さている。
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[編集] 来歴
1988年、第4期生として競馬学校騎手課程を卒業しJRAの騎手免許を取得する。同期には内田浩一、故・岡潤一郎、岸滋彦らがいる。JRA初騎乗は、3月5日第2回東京3日の2Rで12番人気だったジーガーエレンに騎乗し7着。3月27日第3回東京2日の6Rで1番人気だったピンナップで勝利しJRA初勝利を挙げる。デビュー年は合計13勝という成績だった。
1993年、JRA通算100勝を達成する。
1997年、関東のフェアプレー賞を初めて受賞する。
1999年、香港のハッピーバレー競馬場で行われた「インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ」に出場するも10、9、13着に終わった。
2000年7月10日から8月21日までアイルランド、アメリカに遠征する。
2003年、JRA通算500勝を達成する。
2006年韓国馬事会国際騎手招待競走に出場し総合4位となる。
[編集] 表彰
- フェアプレー賞(関東)
- 1997年、1998年、1999年、2000年、2002年
[編集] 主な騎乗馬
- ホマレオーカン(1993年愛知杯)
- プレイリークイーン(1996年中山牝馬ステークス)
- キョウトシチープ(1996年シーサイドステークス)
- オースミマックス(1997年小倉大賞典)
- エイダイクイン(1998年クイーンカップ)
- ローゼンカバリー(1999年目黒記念)
- レオリュウホウ(2000年日経賞)
- ロングカイウン(2000年七夕賞)
- アタゴタイショウ(2002年函館2歳ステークス)
- ダイワメジャー(2004年スプリングステークス3着、皐月賞まで主戦だった)
- ヤマトマリオン(2006年フローラステークス)