藤井脩祐
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藤井 脩祐(ふじい ゆうすけ)は日本のフルコンタクト空手の空手道選手。
廬山初雄館長率いる極真空手道連盟 極真館を代表する若手ホープ選手。
第4回オープントーナメント全日本空手道選手権(主催:極真館)の優勝者。
[編集] 主な戦歴
- 2006年 極真館 第4回 全日本空手道選手権大会 優勝(開催地:さいたまスーパーアリーナ)
- 2006年 極真館 第4回 全日本ウエイト制空手道選手権大会 重量級 優勝 (開催地:戸田市スポーツセンター)
- 2005年 極真館 第1回 全世界ウエイト制空手道選手権in ロシア 重量級 4位入賞 (開催国:ロシア)
- 2005年 極真館 第3回 全日本空手道選手権大会 3位(開催地:さいたまスーパーアリーナ)
- 2004年 極真館 第2回 全日本ウエイト制空手道選手権大会 重量級 準優勝(開催地:戸田市スポーツセンター)
- 2004年 極真館 ウクライナ国際大会 マスタツカップ重量級 優勝(開催国:ウクライナ)
- 2003年 ニュージーランド・オーストラリアフレンドリーシップ大会 超重量級 優勝(開催国:オーストラリア)
- 2003年 極真会館(松井派) 第9回全日本青少年空手道選手権大会 高校男子70kg超級 優勝(開催地:代々木第2体育館)
- 2002年 I.S.K.A全オーストラリア大会一般フルコンタクト部門 優勝(開催国:オーストラリア)
- 2001年 I.S.K.Aオーストラリア・クイーンズランド州大会一般フルコンタクト部門 優勝(開催国:オーストラリア)
[編集] プロフィール
中学2年生の時に、当時の極真会館(松井派)城南川崎支部大井町道場(金子雅弘師範)に入門。 中学卒業後、オーストラリア、クイーンズランド州の高校へ留学すると共に、極真会館の第28、29回全日本大会で旋風を巻き起こした鳥人ギャリー・オニールの育ての親でもあるキャメロン・クイーン師範(元・極真会館オーストラリア支部長)のもとで内弟子として極真空手の修行を続ける。
高校卒業後、日本へ帰国したが、留学中に所属していた名門、城南川崎支部が極真会館(松井派)を離脱していたため、その新たな組織となった極真館、城南大井町支部へ復帰する。留学中は、渡欧して間もなく、僅か15歳でオーストラリアの一般の大人の大会へ出場し中量級で優勝を果たす。その後に出場する全ての大会に於いて、常に優勝、準優勝と安定した実力発揮している。そして、帰国後出場した初めての国内大大会である第2回全日本ウエイト制選手権大会の重量級へ出場し、いきなりの準優勝を果たし脚光を浴びる。この実績を認められ、弱冠19歳で日本代表選手に選抜され、2005年9月にモスクワに於いて催された極真館主催の第1回全世界ウエイト制空手道選手権大会に出場。極真館から出場した日本選手、8名中、7名が初日の予選で敗退する波乱の中、唯一、若き藤井が準決勝戦まで駒を進めた。準決勝戦では、極真会館(松井派)時代には、ロシアのトップ選手で冷徹な貴公子として名を馳せたセルゲイ・オシポフ選手と対戦し、惜しくも敗れはしたものの4位入賞を果たし、その果敢な戦いぶりを認められ敢闘賞を受賞。 2006年4月には弱冠20歳で第4回全日本ウエイト制の重量級で優勝し、同年11月の第4回全日本選手権大会では弱冠21歳と4日で優勝を果たした。この年齢での全日本優勝記録は、数見肇らと並び、極真史上最年少タイ記録でもある。
現在は、極真館を代表する若手筆頭のエースとして活躍中。