さいたまスーパーアリーナ
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さいたまスーパーアリーナ | |
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所在地 | 埼玉県さいたま市 |
完成 | 2000年 |
収容人員 | 37,000人 |
客席数 | 最大37,000席(スタジアム時) |
設備 | 可動式設備(ムービングブロック、可動床機構(ラムダ床)等) ラウンジ、VIPルーム、スイートルーム等 |
用途 | スポーツイベント、コンサート、見本市等 |
運営団体 | 株式会社さいたまアリーナ |
アクセス | JRさいたま新都心駅下車 JR埼京線北与野駅下車徒歩7分 |
外部リンク | www.saitama-arena.co.jp |
さいたまスーパーアリーナ(SAITAMA SUPER ARENA)は、埼玉県さいたま市中央区のさいたま新都心内にある多目的ホール。第三セクターの株式会社さいたまアリーナが経営。
建設に際しては、ジャン・ヌーヴェルら世界の有名建築家も参加した建築設計競技が開かれ、日建設計の案が採用された。
目次 |
[編集] 特徴・使用実績
客席可動ブロックを採用している他、床・天井等も可動式となっている為、最大37,000席から最小5,000席まで、スポーツイベント、コンサート、テレビ番組の収録、講演会、見本市会場等様々なな用途に対応している。2000年9月に開館し、開館記念に国際バスケットボール大会「スーパードリームゲーム2000」が開催された。こけら落としは9月3日に行われた初戦の日本VSスペイン戦だった。
テレビ番組の放送や収録会場としては「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」、「おかあさんといっしょ」や「ミュージックステーションスーパーライブ」(2004年)が東京ベイNKホール閉鎖後の最初の会場として使用された。3つのステージが合体したスーパートリプルステージが大好評を博したが、大き過ぎたライブステージ、スタジオと間違える視聴者の声が最大の弱点となってその年で終了してしまった。
スポーツの競技場、格闘技系のイベントの会場としても使われており、PRIDEの聖地とも言われ、2003年から始まった大晦日の特別興業「PRIDE男祭り」の会場としても知られている。 2004年11月の全国障害者スポーツ大会「彩の国まごころ大会」閉会式、2005年2月にはWWEの日本初のTVショー公演、2006年にはバスケットボールとバレーボールの世界選手権が行われた。2007年には春の高校バレー・全国大会及びワールドカップバレーボール、2008年には埼玉高校総体の主会場として使われる予定。
コンサート会場として初めて使用したのはV6である。 Janne Da Arc、倉木麻衣、モーニング娘。などが興行を行っている。 単独公演行ったアーティストの最年少記録は平均年齢13.8歳の(2007年4月1日)のBerryz工房である。
仮面ライダーシリーズ、スーパー戦隊シリーズ等の特撮ヒーロー番組のロケ地としてもお馴染みの場所となっており、近年の作品では1作品につき5~10回は当地を舞台に使用されている。
成人の日にはさいたま市の成人式が開催される。その様子は毎年テレビ埼玉で報じられる。
プロサッカーJリーグ・浦和レッドダイヤモンズのファンフェスタもここで開催される。
[編集] アリーナの形式
- 客席やステージが移動する「ムービング・ブロックシステム」を採用した事で、大きくアリーナ全体をフルに利用する「スタジアムモード」と、アリーナを幾つかのブロックに分けて利用する形式とに分ける事が出来る。
- スタジアムモード 特に大勢の観客が見込める格闘技、コンサートやアメリカンフットボール、サッカー(エキシビジョンイベントのみ)、見本市などが開かれる時に使われる物で、格闘技やコンサートの場合はそれらのイベントに応じて、センターステージ形式やエンドステージ等にセッティングする事が出来る様になっている。スタンド席のみを使うアメリカンフットボールやサッカーの場合は27000人収容。ステージ形式の場合は3万人(センターステージはリングサイドを含め37000人)が収容出来る。
- アリーナの複数スペース利用 当アリーナのもう一つの特徴がイベントの規模に応じてアリーナを複数に使い分ける事が出来る事である。
- メインアリーナ(北側) バスケットボール、バレーボール、体操競技、格闘技といった各種スポーツイベントや学会、コンサート、集会等に利用出来る。収容人員はイベントにより12500人-22500人。また客席の一部を仕切り幕で囲うことにより、ホール(約5000席)として利用するパターンもある。
- コミュニティーアリーナ(南側) ここは南口付近の屋外スペース(けやきひろば)の前に在り、屋外の自然光を取り入れながら市民規模のスポーツ大会(運動会、フットサル大会等)や市(区)民祭り、フリーマーケットなどに有効活用する事が出来る。
- この2つのアリーナを有効に活用し、例えばスポーツ大会の場合は北側が試合会場、南側が選手控え室、或いは北側がステージイベントで南側がフリーマーケットや作品展示等と言った複数活用が可能になっている。
[編集] その他
館内には大成建設の子会社が運営するジョン・レノン・ミュージアムが併設され、ジョン・レノンの遺品などが展示されている。 また、フィットネス/ボディビルジムのゴールドジムさいたまスーパーアリーナ店が入っている。
[編集] 交通
[編集] 外部リンク
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