行け! グリーンマン
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『行け! グリーンマン』（いけ グリーンマン）は、1973年11月12日から1974年9月27日まで毎週月 - 土曜日7：25 - 8：15の時間帯において日本テレビ系の『おはよう!こどもショー』の枠内で5分放映された。東宝企画製作、全156回52話（3回で1話）。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 概要
神によって血を抜き取られ地底世界に封印された悪の化身・魔王が子供たちの血を奪い、自由を取り戻すために部下を怪獣に変身させて毎週、近所の公園や近所の庭などに送り込み子供たちをいじめまくり、追いかけ回す。その時、子供たちが神の使い・グリーンマンを呼びだす。グリーンマンは怪獣と戦い、巨大化もする。
前作『行け!ゴッドマン』がゴッドマンと怪獣が戦うだけであったのに対し、本作ではセリフのついたストーリー仕立てとなっている。またシリーズを通した敵として魔王一味が設定された。
怪獣は『行け!ゴッドマン』や『突撃! ヒューマン!!』からの流用が多い。だが『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』のサンダ・ガイラや、特別に呼んできたという設定で、ゴジラシリーズよりミニラが登場したこともある（さすがにミニラはグリーンマンに殺されることはなかった）。
巨大化したときのミニチュアは、造成地に作られた常に同じミニチュアセットを使い、市民に迷惑をかけないため、決して壊すことのないように戦っていた。
[編集] グリーンマン
地球の自然を公害から守るために、金河系グリーン星からやってきた正義のロボット生命体で、神の使いでもある。子供達がグリーンマンコールを天にかざして呼ぶと、どこからともなく飛んでくる。時に回転しながら登場したり、紙の壁を破って登場することもある。登場直後は等身大だが、怪獣が巨大化するとグリーンマンも「グリーンマン・ジャイアントマシーンチェンジ」で巨大化する。体内のメカニックは何やら60年代風のコンピュータや時計の中身をほうふつとさせる。
また、稼働電圧は100Vである。これは怪獣の攻撃を受けピンチになると低下する様子が電圧計の針が上下する映像がカットインして表現される。子供達からグリーンマンコールでパワーを与えられると一気にパワーが回復、ピンチを脱するのだ。
グリーンマンの名は、『おはよう!こどもショー』の司会が海老名美どりであったことに由来する。デザインは東南アジアの仏像がモチーフとなっている。
[編集] 必殺技
- グリーンマン ブレスター
- 胸のシャッターが開き、内蔵されている4連装×2のミサイルランチャーを連射する。主にとどめとして用いられ、多くの怪獣をこの武器で葬ってきた。
- イヤーブーメラン
- 耳飾り状のブーメランを投げつける。
- ブーメランターン
- 防御技。イヤーブーメランを2つ持ち、敵の攻撃を跳ね返す。
- グリーンマン スティック
- スティックファイヤー（先端を爆弾として飛ばす）、スティックビーム（スプレー状の光線）など、様々な使い方が出来る魔法の杖。
- レッグアロー
- 膝の突起が開き、中から発射されるダーツ状の武器。
- ファイヤーファインディング
- 炎の壁を作り出し、敵の攻撃を防いだり、煙幕を発生させて敵の目をくらましたりする。
- マウスビーム
- 口から放つ稲妻状の超音波ビーム。
- フラッシュショック
- 挙げた両手の間にエネルギーを発生させ、指先から放つ電撃光線。
- アイビーム
- 目から放つ光線。
この他本編では使われなかったが、公害から地球の自然を守るためのロボットという設定から、水銀除去装置や、治療装置といったものが装備されている。
[編集] 魔王一味
[編集] 魔王
暗黒星雲の魔族の支配者。神によって血を抜き取られ、近所の公園の地底に封印されている。歩けない自分の代わりに手先のトンチキや部下たちを使って子供をさらって血を奪おうとしている。触れた者を石化する能力や、手先から稲妻を放つ能力を持つ。事ある毎にトンチキを殴る。
[編集] トンチキ
魔王の足から生まれた、魔王の一の手下である女幹部（オカマにしか見えないが・・・）。「ちちんぷいぷいの～パッ」の呪文で部下を怪獣に変身させたり、怪獣を巨大化させたり、テレポートすることができる。怪獣を伴って地上に現れ子供を捕まえようとするが、動きが鈍くとても弱いのでことごとく失敗、結局いつもテレポートで逃げ帰って魔王に殴られる。
[編集] 魔王の手下
土人形から生まれた、魔王の手下たち。猿がモチーフになっているが、どことなく忍者ハットリくんに似た顔をしている。テープの早送りのように聞こえる得体の知れない言語をしゃべっているが、実は『ウルトラマンタロウ』などの番組音声を逆回転 & 早回し再生させているものである。際限なくいるのかと思いきや、番組の最後の方では人数が尽きてきた。また、冒頭のタイトル「グリーンマン 対 ○○」のバックにも登場している。1匹の怪獣登場毎に3話構成だったために、「その1」なら手下1人、「その2」なら手下2人、「その3」なら手下3人、と前述の忍者ハットリくん類似の顔が映し出される。多分に脱力感を伴う清清しいオープニングであった。
[編集] 子供達
近所の公園で遊んでいる子供達。なぜか音声がなく、遊んでいても怪獣に襲われても無口である。毎回違う子が出演していた。怪獣やトンチキに襲われた時グリーンマンを呼べるよう、全員がグリーンマンコールを持っている。グリーンマンがピンチの時『がんばれ! グリーンマン!!』の一声でグリーンマンコールを押してパワーを送る。
[編集] スタッフ
- 制作：東宝企画
- 主題歌
- 挿入歌
[編集] キャスト
[編集] 放映リスト
- グリーンマン対ガラメドン その1 - その3
- グリーンマン対アントギラス その1 - その3
- グリーンマン対ゲジル その1 - その3
- グリーンマン対ガイラ その1 - その3
- グリーンマン対ブルプル その1 - その3
- グリーンマン対ツノジラス その1 - その3
- グリーンマン対ストック その1 - その3
- グリーンマン対バリンガー その1 - その3
- グリーンマン対メガヘルツ その1 - その3
- グリーンマン対ドラゴンダ その1 - その3
- グリーンマン対トットザウルス その1 - その3
- グリーンマン対ダンバラキ その1 - その3
- グリーンマン対キングタコラス その1 - その3
- グリーンマン対ガバラ その1 - その3
- グリーンマン対ギャロン その1 - その3
- グリーンマン対モォットレス その1 - その3
- グリーンマン対ブルゲリラ その1 - その3
- グリーンマン対ドロク星人 その1 - その3
- グリーンマン対スパイダー その1 - その3
- グリーンマン対フォックザウス その1 - その3
- グリーンマン対ブランカー その1 - その3
- グリーンマン対イボキラー その1 - その3
- グリーンマン対ゴワラックドン その1 - その3
- グリーンマン対ジャイロック その1 - その3
- グリーンマン対ダンケット その1 - その3
- グリーンマン対セグロ1号 その1 - その3
- グリーンマン対インベルン その1 - その3
- グリーンマン対ローバブラ その1 - その3
- グリーンマン対ギリンガ その1 - その3
- グリーンマン対レッドロック その1 - その3
- グリーンマン対サンダ その1 - その3
- グリーンマン対シビレゴン その1 - その3
- グリーンマン対ザリゾン その1 - その3
- グリーンマン対フラッシャー その1 - その3
- グリーンマン対ステゴジラス その1 - その3
- グリーンマン対ティボラス星人 その1 - その3
- グリーンマン対ヤスゴン その1 - その3
- グリーンマン対ゴリラ その1 - その3
- グリーンマン対2代目スパイダー その1 - その3
- グリーンマン対ジラージ その1 - その3
- グリーンマン対アクモン その1 - その3
- グリーンマン対カッパルゲ その1 - その3
- グリーンマン対キューパット その1 - その3
- グリーンマン対ホッター その1 - その3
- グリーンマン対女装怪人 その1 - その3
- グリーンマン対ミニラ その1 - その3
- グリーンマン対フォンシュラゴン その1 - その3
- グリーンマン対忍術怪人 その1 - その3
- グリーンマン対魔術怪人 その1 - その3
- グリーンマン対トンチキ その1 - その3
- グリーンマン対模様怪人 その1 - その3
- グリーンマン対魔王 その1 - その3
[編集] 関連項目
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