西中金駅
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西中金駅(にしなかがねえき)は愛知県豊田市中金町にあった名鉄三河線の駅。
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[編集] 駅の構造
ホーム1本のみの棒線で、木造駅舎が建てられていた。この終着駅らしくない構造は、本来足助方面への延長までの暫定的な終着駅とされていたためである。 また、駅名標には、足助方面への延長を予定していたためか、「足助方面自動車連絡」と書かれていた。
[編集] 足助延長計画
三河鉄道時代、上記にもあるが、紅葉で有名な香嵐渓のある、足助町(現豊田市)まで延長する予定だった。だが、戦争などの影響で、現在廃駅となった西中金駅以降は進まず、名古屋鉄道と合併した後も、事業免許はもらっていたものの、断念せざるをえなくなり、返却することになって、結局実現できなかった。現在も、西中金駅の駅舎は、バス停留所として使われていて、その先の足助方面へ、用地買収された後の土地は、道路として残っている。
詳しくは名鉄三河線未成区間も参照のこと。
[編集] 歴史
- 1928年1月22日 三河広瀬-西中金間(当時:三河鉄道)の開通にともない開業。
- 1941年6月1日 名古屋鉄道と合併。
- 1963年4月1日 西中金駅の貨物営業停止。
- 1972年7月13日~8月10日 集中豪雨により猿投-西中金間不通。
- 1985年3月14日 猿投-西中金間の電化設備廃止。レールバス(キハ10形)の営業開始。
- 1999年6月30日~8月12日 集中豪雨により猿投-西中金間不通。
- 2004年3月31日 猿投-西中金間の営業廃止。
[編集] 隣の駅
- 名古屋鉄道
- 三河線(廃止区間)
- 西中金駅 - 三河広瀬駅
[編集] 関連項目
(名鉄三河線)
猿投 - 平戸橋 - 越戸 - 梅坪 - 豊田市 - 上挙母 - 土橋 - 竹村 - 若林 - 三河八橋 - 三河知立 - 知立 - 重原 - 刈谷 - 刈谷市 - 小垣江 - 吉浜 - 三河高浜 - 高浜港 - 北新川 - 新川町 - 碧南中央 - 碧南
猿投 - 平戸橋 - 越戸 - 梅坪 - 豊田市 - 上挙母 - 土橋 - 竹村 - 若林 - 三河八橋 - 三河知立 - 知立 - 重原 - 刈谷 - 刈谷市 - 小垣江 - 吉浜 - 三河高浜 - 高浜港 - 北新川 - 新川町 - 碧南中央 - 碧南
(名鉄三河線廃止区間)
西中金 - 三河広瀬 - 枝下 - 三河御船 - 猿投 - … - 碧南 - 玉津浦 - 棚尾 - 三河旭 - 中畑 - 三河平坂 - 三河楠 - 寺津 - 西一色 - 三河一色 - 松木島 - 吉良吉田
(名鉄豊田線)
梅坪 - 上豊田 - 浄水 - 三好ヶ丘 - 黒笹 - 米野木 - 日進 - 赤池(>>伏見・上小田井方面)