論理主義 (数学)
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数学における論理主義 (ろんりしゅぎ) とは、数学全体を論理学の一部とみなすことで、数学の基礎付けが出来るとする立場である。フレーゲの先駆的な仕事を受けて、特にバートランド・ラッセルやアルフレッド・ノース・ホワイトヘッドによって唱えられた。彼らはその主張を三巻に及ぶ大部の書物プリンキピア・マテマティカ (Principia Mathematica)(1910年 - 1913年)のうちである程度実現してみせた。
ラッセルたちは型の理論と呼ばれる方法を用い、彼自身が発見したパラドックスをとりあえず避けることに成功したが、その無矛盾性および完全性が証明されたわけではなかった。
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