足立区のたけし、世界の北野
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足立区のたけし、世界の北野(あだちくのたけし、せかいのきたの)は1997年10月~2002年9月にかけてフジテレビで放送された深夜番組。放送開始当時は「世界の北野、足立区のたけし」というタイトルだった。
タイトルにあるようにビートたけしが公式なメイン司会となるが、実質的な司会進行者はガダルカナル・タカである。番組では毎回視聴者から寄せられた素朴な疑問(主として下ネタ系が多かった)に答えようと、たけし、高田文夫、たけし軍団らをパネリストとして迎えた「北野まんぐり講座」を中心に展開された。 またこれまでたけし司会の深夜番組シリーズでは登場する機会が少なかった女性タレント(永田杏子、小島可奈子、宮澤ゆうなら)も出演した。前作の北野富士がオヤジだらけだったのと対照的に、華やかなキャスティングの番組だった。
[編集] 主なコーナー
- 北野まんぐり講座
これはかって放送されていたビートたけしのつくり方の企画「たけし教養講座」とほぼ同じ。 視聴者から寄せられた伊東家の食卓や発掘!あるある大事典やクイズ!日本人の疑問ではまず取り上げられないくだらない疑問に体を張って答えるコーナー。進行役はガダルカナル・タカ扮する「タカ助手」が白衣にブリーフ姿で務めた。たまに代役でつまみ枝豆扮する「エダマメ助手」の場合も有った。 軍団の若手、主に〆さばの2人が体を張って疑問に答えていた。
- 北千住ブラザース
これはかっての北野ファンクラブの「亀有ブラザース」同様、たけしがメインボーカル、タカ、枝豆がコーラスで危ない替え歌を歌うコーナー。「亀有」では下ネタが多かったが、「北千住」ではカツラネタが多かった。芸能人の名前(実名は伏せるが某ワイドショー司会者、某若大将、某大リーグ評論家等)や下品な言葉にピー音が入れられたが、歌詞のテロップには問題部分の歌詞にかけられたモザイクが薄消しだったので視聴者にはバレバレだった。
- フリートーク
たけし、高田、永田、小島で新聞、雑誌等の時事ネタをテーマにトークを繰り広げる。北野ファンクラブに比べトークの時間が5~10分程度と短く、また北野まんぐり講座の時間が長いと放送されない場合も有った。 時々、ダンカンら軍団がトークに参加する場合も有った。
- エンディング
スタッフロールの表示と共に後姿のたけしがサザンオールスターズの桑田圭祐に作ってもらった「SEA SIDE WOMAN BLUES」を歌う姿が流れていた。
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