輝く都市
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輝く都市(かがやくとし La Ville Radieuse)は、モダニズムの建築家、ル・コルビュジエが提唱した理想都市。
ル・コルビュジエは人口過密で環境の悪化する近代都市を批判し、300万人の現代都市(1922年)、パリのヴォアザン計画(1925年)、輝く都市(1930年)などの計画案を発表、また主著 "Manière de penser l'urbanisme"(1946年 邦題:『輝く都市』)を著した(なお、ル・コルビュジエには原題が『輝く都市』という意味の"La Ville radieuse"(1935年)という邦訳されていない別の著作もある。)。
超高層ビルを建設する代わりに街路を整備し、空地を広く確保することで都市問題の解決を図ろうとしたものである。
ル・コルビュジエの思想は当時のフランスにおいて異端的なものであり、ほとんど受け入れられなかったが、マルセイユをはじめとする各地に建設されたユニテ・ダビタシオン(1952年)は、輝く都市の実践の一つであった。また、各国の都市計画の理念に大きな影響を与えた。
[編集] 関連項目
- アテネ憲章
- SD選書