近江神宮前駅
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近江神宮前駅(おうみじんぐうまええき)は、滋賀県大津市錦織にある京阪電気鉄道石山坂本線の駅。
石山坂本線の車両基地である錦織車庫が近接しており、石山坂本線の中枢の駅の一つといえる。
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[編集] 駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地平駅。上下ホームとも駅舎はなく、直接ホームに入る形となっている。駅の東側に大津列車区があり、列車到着時にはその都度そこからステーションスタッフがホームに向かい、検札あるいは集札を実施する。
[編集] のりば
- ■坂本方面行のりば
- ■石山寺・浜大津・京都方面行のりば(当駅折返し坂本方面行も使用)
ホーム有効長は2両。のりば番号は設定されていない。
引上線が設けられていないため、石山寺方面発着列車の折返しは、下り本線上で行い、渡り線を経由して石山寺方面行ホームに入線する。また、配線の関係上、坂本方面発着折返し列車は反対側の石山寺方面行ホームから発車する。
[編集] 駅周辺
- 近江神宮
- 大津錦織郵便局
[編集] 歴史
- 1927年(昭和2年)5月15日 琵琶湖鉄道汽船山上(現在は廃止)~松ノ馬場間開通時に錦織駅として開業。
- 1929年(昭和4年)4月11日 会社合併により京阪電気鉄道石山坂本線の駅となる。
- 1941年(昭和16年)2月1日 近江神宮前駅に改称。
- 1943年(昭和18年)10月1日 会社合併により京阪神急行電鉄(現・阪急電鉄)の駅となる。
- 1948年(昭和23年)1月8日 再び錦織駅に改称。
- 1948年(昭和23年)7月10日 再び近江神宮前駅に改称。
- 1949年(昭和24年)12月1日 会社分離により、改めて京阪電気鉄道の駅となる。