野田市駅
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野田市駅(のだしえき)は、千葉県野田市にある東武鉄道野田線の駅である。
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[編集] 駅構造
2面3線の構造。留置線と副線ホームがあり、野田市発着の列車がある。
- のりば
1 | ■野田線(上り) | 春日部・大宮方面 |
2 | ■野田線(下り) | ・柏・船橋方面 |
3 | ■ |
トイレは大宮方面のホーム柏よりにあり、汲み取り式便所に大抵ある臭いを外気に排出する煙突式の臭突(しゅうとつ)がついているが、男女別の水洗トイレである。
駅に隣接するキッコーマンの醤油工場から貨物輸送が行われていた名残から、駅構内は広々としている。
定期券売り場が改札の外にある。
野田市内には東武野田線の駅が6駅もあるが、野田市駅は市の中核駅としての機能は薄い。商業的な賑やかさでは、隣の愛宕駅の方が濃い(現在は愛宕駅前のイトーヨーカドーが撤退した為に、両駅ともさえない駅となっている)。愛宕駅も野田市内6駅のうち、3番目に乗降客数が多い。
なお、野田線のうち当駅と愛宕駅を含む2.9km区間は連続立体交差事業の着工準備路線として指定されており、2005年8月23日には都市計画決定もなされ、遠からず着工及び駅前広場を含めた駅周辺の区画整理などが行われる予定である。野田市役所 鉄道高架事業について
[編集] 駅周辺
古くからの商工都市である野田の中心部に極めて近い位置ではあるが、記述の通り、工場や倉庫が駅前にあり駅から市街地が見えにくい。
[編集] バス路線
- 越谷市、坂東市方面へのバスが発着する。これらの路線は、隣の愛宕駅も経由する。
- 駅前には茨城急行自動車野田営業所と、同社が野田市から委託されたコミュニティバス「まめバス」の車庫がある。現在「まめバス」の停留所は無いが、新南ルート(仮称)が駅前を経由する予定である。
- 路線バス
- 茨城急行自動車(野田営業所) - 北越谷駅(中野台・東大沢橋経由、中野台・大沢4経由、下町・大沢4経由)、岩井車庫
- 送迎バス
- 東武野田ホテル、潮の湯、小張病院
[編集] 歴史
野田駅としなかったのは、すでに大阪において野田駅が存在しており、町を加えて駅名としたと考えられる。総武鉄道の時代、駅舎に本社が在った。
[編集] 隣の駅
[編集] その他
- 地下鉄8号線(有楽町線)の延伸を野田市は要望しており、「2015年までに整備着手するのが適当である路線」と位置づけられている。実現すれば当駅が終着駅の予定だが、延伸は決定していない。(→詳細は東京直結鉄道を参照。)
- 東武鉄道の合併前、(総武鉄道、総武本線の設立した総武鉄道とは無関係。)本社は野田市駅(当時は野田町駅)にあった。