鈴木主税
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鈴木主税(すずき ちから, 1934年12月14日 - )は、翻訳家。翻訳グループ「牧人舎」主宰。東京都生まれ。
歴史、経済学、経営学、国際問題など人文・社会科学分野の翻訳を数多く手がけている。
ウィリアム・マンチェスター『栄光と夢』で翻訳出版文化賞を受賞。
目次 |
[編集] 著書
[編集] 単著
[編集] 編著
- 『私の翻訳図書館』(河出書房新社, 1996年)
[編集] 訳書
- リチャード・ライト『白人よ聞け』(小川出版, 1969年)
- マーク・レーン『人間の崩壊――ベトナム米兵の証言』(合同出版, 1971年)
- ティ-・ブラウン『わが魂を聖地に埋めよ――アメリカ・インディアン闘争史』(草思社, 1972年)
- ドン・オーバードーファー『テト攻勢』(草思社, 1973年)
- ウィリアム・マンチェスター『栄光と夢――アメリカ現代史』(草思社, 1977年-1978年)
- ウィリアム・マンチェスター『クルップの歴史――1587-1968』(フジ出版社, 1982年)
- ロバート・ペイン『レオナルド・ダ・ヴィンチ』(草思社, 1982年)
- コーネリアス・ライアン/キャサリン・モーガン・ライアン『最後の戦記――癌と闘った家族の1500日』(文藝春秋, 1982年)
- J・トレーガー『世界史大年表――トピックス&エピソード』(平凡社, 1985年)
- ハワード・タイクマン『ヘンリー・フォンダ』(文藝春秋[文春文庫], 1985年)
- ウィリアム・マンチェスター『ダグラス・マッカーサー』(河出書房新社, 1985年)
- デーヴィッド・マカルー『海と海をつなぐ道――パナマ運河建設史』(フジ出版社, 1986年)
- ジョーン・キネアー編『自画像の中の画家たち』(美術公論社, 1986年)
- ダイアグラム・グループ編『手仕事の道具百科』(草思社, 1986年)
- A・スコット・バーグ『名編集者パーキンズ――作家の才能を引きだす』(草思社, 1987年)
- アーサー・フェリル『戦争の起源――石器時代からアレクサンドロスにいたる戦争の古代史』(河出書房新社, 1988年)
- ラルフ・ネイダー/ウィリアム・テイラー『ビッグ・ボーイズ――アメリカのトップ経済人は何を考えているか』(文藝春秋, 1988年)
- ダニエル・ブアスティン『大発見――未知に挑んだ人間の歴史』(集英社, 1988年)
- ジョン・ノーブル・ウィルフォード『地図を作った人びと――古代から現代にいたる地図製作の偉大な物語』(河出書房新社, 1988年)
- J・D・デヴィッドソン/W・リーズ・モッグ『世界経済が破綻する時――破局の中での投資法』(草思社, 1988年)
- ポール・ケネディ『大国の興亡――1500年から2000年までの経済の変遷と軍事闘争』(草思社, 1988年)
- ダニエル・バースタイン『Yen!――円がドルを支配する日』(草思社, 1989年)
- ビル・マッキベン『自然の終焉――環境破壊の現在と近未来』(河出書房新社, 1990年)
- マリアン・ケラー『GM帝国の崩壊』(草思社, 1990年)
- ピーター・コリヤー/デヴィッド・ホロウィッツ『ケネディ家の人びと』(草思社, 1990年)
- ビル・エモット『日はまた沈む――ジャパン・パワーの限界』(草思社, 1990年)
- ウィリアム・マンチェスター編『In our time――写真集マグナムの40年』(文藝春秋, 1990年)
- ダニエル・バースタイン『ユーロクエイク――「ヨーロッパ合州国」の誕生から新しい世界秩序へ』(三田出版会, 1991年)
- ヴェルナー・フィルマー/ヘルベリト・シュヴァン『ヘルムート・コール――伝記と証言』(ダイヤモンド社, 1993年)
- ポール・ケネディ『21世紀の難問に備えて』(草思社, 1993年)
- ダニエル・バースタイン『日米株式会社――対立の時代から共生の時代へ』(三田出版会, 1993年)
- ニール・ボールドウィン『マン・レイ』(草思社, 1993年)
- ズビグネフ・ブレジンスキー『アウト・オブ・コントロー-ル――世界は混乱へ向かう!』(草思社, 1994年)
- マリアン・ケラー『激突――トヨタ、GM、VWの熾烈な闘い』(草思社, 1994年)
- アンドレア・ガボール『デミングで甦ったアメリカ企業』(草思社, 1994年)
- トマス・パワーズ『なぜ、ナチスは原爆製造に失敗したか――連合国が最も恐れた男・天才ハイゼンベルクの闘い』(福武書店, 1994年/福武文庫, 1995年)
- ニコラス・ダウィドフ『「大リーガー」はスパイだった――モー・バーグの謎の生涯』(平凡社, 1995年)
- ロバート・スクラー『アメリカ映画の文化史――映画がつくったアメリカ』(講談社[講談社学術文庫], 1995年)
- ステファン・メイン/ポール・アンドルー『帝王の誕生――マイクロソフト最高経営責任者の軌跡』(三田出版会, 1995年/中央公論新社[中公文庫], 2000年-2001年)
- ドナルド・キャメロン・ワット『第二次世界大戦はこうして始まった』(河出書房新社, 1995年)
- コリン・パウエル『マイ・アメリカン・ジャーニー――コリン・パウエル自伝』(角川書店, 1995年/角川文庫, 2001年)
- ダニエル・バースタイン/デヴィット・クライン『ディジタル・ウォーズ』(三田出版会, 1996年)
- ビル・エモット『官僚の大罪』(草思社, 1996年)
- フランシス・マキナニー/ショーン・ホワイト『賢明な企業――環境サバイバルで発展した10社』(NTT出版, 1996年)
- ジョナサン・マントル『カー・ウォーズ――自動車産業をめぐる勝者と敗者の物語』(三田出版会, 1996年)
- ベンジャミン・バーバー『ジハード対マックワールド――市民社会の夢は終わったのか』(三田出版会, 1997年)
- デイヴィッド・クォメン『ドードーの歌――美しい世界の島々からの警鐘』(河出書房新社, 1997年)
- ジョン・ラルストン・ソウル『官僚国家の崩壊』(ベネッセコーポレーション, 1997年)
- シャーウィン・B・ヌーランド『人間らしい死にかた――人生の最終章を考える』(河出書房新社[河出文庫], 1997年)
- シャーウィン・B・ヌーランド『身体の知恵』(河出書房新社, 1998年)
- ジョージ・C・コーン『世界戦争事典』(河出書房新社, 1998年)
- アイヴァン・ホール『知の鎖国――外国人を排除する日本の知識人産業』(毎日新聞社, 1998年)
- サミュエル・ハンチントン『文明の衝突』(集英社, 1998年) ISBN 4087732924
- ジェームズ・マン『米中奔流』(共同通信社, 1999年)
- カレル・ヴァン・ウォルフレン『怒れ!日本の中流階級』(毎日新聞社, 1999年)
- ジェレミー・リフキン『バイテク・センチュリー――遺伝子が人類、そして世界を改造する』(集英社, 1999年)
- サイモン・ウィンチェスター『博士と狂人――世界最高の辞書OEDの誕生秘話』(早川書房, 1999年)
- ウィリアム・バー編『キッシンジャー「最高機密」会話録』(毎日新聞社, 1999年)
- サミュエル・ハンチントン『文明の衝突と21世紀の日本』(集英社[集英社新書], 2000年)
- チャルマーズ・ジョンソン『アメリカ帝国への報復』(集英社, 2000年)
- フランシス・フクヤマ『「大崩壊」の時代――人間の本質と社会秩序の再構築』(早川書房, 2000年)
- リチャード・ローズクランス『バーチャル国家の時代――21世紀における富とパワー』(日本経済新聞社, 2000年)
- ゲイリー・ハメル『リーディング・ザ・レボリューション』(日本経済新聞社, 2001年)
- パコ・アンダーヒル『なぜこの店で買ってしまうのか――ショッピングの科学』(早川書房, 2001年)
- ロバート・ソーベル『大企業の絶滅――経営責任者たちの敗北の歴史』(ピアソン・エデュケーション, 2001年)
- ロバート・ローゼン『グローバル・リテラシー――世界のCEO75人が語る新時代に勝ち残る発想』(光文社, 2001年)
- ピーター・バーンスタイン『ゴールド――金と人間の文明史』(日本経済新聞社, 2001年)
- ジェフリー・ガーテン『世界企業のカリスマたち――CEOの未来戦略』(日本経済新聞社[日経ビジネス人文庫], 2001年)
- ヨセフ・ボダンスキー『ビンラディン――アメリカに宣戦布告した男』(毎日新聞社, 2001年
- ハーヴェイ・セイフター/ピーター・エコノミー『オルフェウス・プロセス――指揮者のいないオーケストラに学ぶマルチ・リーダーシップ・マネジメント』(角川書店, 2002年)
- J・ランディ・タラボレッリ『ジャッキー、エセル、ジョーン――ケネディ家に嫁いだ女たち』(集英社, 2002年)
- マルク・ド・ヴィリエ『ウォーター――世界水戦争』(共同通信社, 2002年)
- ジョセフ・E・スティグリッツ『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』(徳間書店, 2002年)
- トム・ケリー/ジョナサン・リットマン『発想する会社!――世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法』(早川書房, 2002年)
- モード・バーロウ/トニー・クラーク『「水」戦争の世紀』(集英社[集英社新書], 2003年)
- クライド・プレストウィッツ『ならずもの国家アメリカ』(講談社, 2003年)
- ジョセフ・E・スティグリッツ『人間が幸福になる経済とは何か――世界が90年代の失敗から学んだこと』(徳間書店, 2003年)
- ノーム・チョムスキー『メディア・コントロール――正義なき民主主義と国際社会』(集英社[集英社新書], 2003年)
- デーヴィド・ハルバースタム『ファイアハウス』(集英社, 2003年)
- ビル・エモット『20世紀の教訓から21世紀が見えてくる』(草思社, 2003年)
- アラン・ブロック『ヒトラーとスターリン――対比列伝』(草思社, 2003年)
- リン・シャープ・ペイン『バリューシフト――企業倫理の新時代』(毎日新聞社, 2004年)
- サミュエル・ハンチントン『分断されるアメリカ』(集英社, 2004年)
- ベンジャミン・バーバー『予防戦争という論理――アメリカはなぜテロとの戦いで苦戦するのか』(阪急コミュニケ-ションズ, 2004年)
- アミール・D・アクゼル『羅針盤の謎――世界を変えた偉大な発明とその壮大な歴史』 (角川書店, 2004年)
- デニス・C・ケアリー/マリー・キャロライン・フォン・ヴァイクス『CEOアカデミー――最高の経営者たちが教える企業経営の極意』(日本経済新聞社, 2004年)
- ノーム・チョムスキー『覇権か、生存か――アメリカの世界戦略と人類の未来』(集英社[集英社新書], 2004年)
- ジャグディッシュ・バグワティ『グローバリゼーションを擁護する』(日本経済新聞社, 2005年)