長尾靖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
長尾 靖(ながお やすし、1930年5月20日 - )は、東京都出身の写真家。
[編集] 経歴
- 1953年、千葉大学工学部を卒業。毎日新聞社に入社。
- 1960年10月12日、日比谷公会堂で浅沼稲次郎社会党委員長の刺殺の瞬間を撮影。カメラの最後に残っていたフィルム1枚での撮影だった。(撮影の経緯は沢木耕太郎の著書『テロルの決算』に詳述されている。)
- 1961年、日本人初のピューリッツァー賞を受賞。(受賞写真「浅沼社会党委員長の暗殺」)
- 1962年、毎日新聞社を退社しフリーとなる。
[編集] 関連項目
- 浅沼稲次郎暗殺事件
- ピューリッツァー賞 写真部門
- 沢田教一(日本人2人目のピューリッツァー賞受賞者)
- 酒井淑夫(日本人3人目のピューリッツァー賞受賞者)