随想録
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随想録 | ||
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さだまさし の LP | ||
リリース | 1979年11月10日 | |
ジャンル | ニューミュージック | |
レーベル | フリーフライト | |
プロデュース | さだまさし | |
チャート順位 | ||
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売上枚数 | ||
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さだまさし 年表 | ||
さだまさしベスト16 (1979年) |
随想録 (1979年) |
印象派 (1980年) |
『随想録』(エッセイ)は、シンガーソングライター・さだまさしのライブ・アルバム。
目次 |
[編集] 解説
1978年から1979年までのライブテイクからの編集盤。楽曲だけでなく、ステージでのトークや休憩時間の余興まで収録されており、発表当時の公演形態(2部構成+アンコール)にあわせた架空のさだまさしコンサートを作り上げている。
初出のLPでは、第1部・第2部をそれぞれDISC1・2にまとめたLP2枚組と、アンコールディスクとしてシングル1枚を付属した計3枚組み仕様。最大可能収録時間の違いもあり、カセットテープ盤や再発されたCD盤では2枚組にまとめられている。
[編集] 収録曲
各レコード面には、それぞれside-1(2)としか記されていないため、付属歌詩カードの表記(Side-A/F)に従って記す。また、「トーク(1)」など曲以外の部分はCD発売までインデックスがなかったため一部の曲タイトルが変更されている。
[編集] DISC1
コンサート開演から第1部にあたる構成部分。
- overture~交響楽(シンフォニー)
- きみのふるさと
- トーク(1)
- 案山子
- 秋桜(コスモス)
- 最終案内
- トーク(2)
- 敗戦投手
- 結婚直前に婚約破棄された男の惨めさをサヨナラホームランを浴びたピッチャーに例えてコミカルに歌う。このライブアルバム中唯一オリジナルアルバムにもシングルにも収録されていない楽曲である(替え歌である「雨どりや」を除く)。
- トーク(3)
- 第三病棟
- さだが「ピアノ弾き語り」と称してトイ・ピアノを演奏する。
- 晩鐘
4曲目の「秋桜」までがSide-A、「最終案内」以後がSide-B。
[編集] DISC2
第1部の幕が降りての休憩から第2部にあたる構成部分。
- 休憩〜 雨どりや
- タイトルで「どりや」の3文字には傍点が打たれており、本人のヒット曲「雨やどり」の替え歌であることを強調していた。
- この歌は、当時のコンサートでは休憩中にメンバーの気が向いた時に披露されていた。当初レコーディングの予定は無かったが、資料用に録音していたカセットテープから収録した。そのためこの曲のみモノラルとなっている。
- 関白宣言
- トーク(4)
- 木根川橋
- 療養所(サナトリウム)
- トーク(5)
- 転宅
- アルバム発売当時のタイトルは上記の2つを併せて「MC~ 転宅」としていた。
- 掌
- 飛梅
- トーク(6)
- つゆのあとさき
4曲目の「療養所」までがSide-C、「MC~転宅」以後がSide-D。
[編集] DISC3
コンサート本編のエンディングとアンコールにあたる構成部分。この盤のみ、いわゆるドーナツ盤(45回転EP)。
- ひき潮
- epilogue~天までとどけ(レコードヴァージョン)
「ひき潮」がSide-E、「epilogue~天までとどけ」がSide-F。
- すべて作詩(注)・作曲:さだまさし
(注)さだまさしの作品はすべて「作詞」ではなく「作詩」とクレジットされているので、誤記ではない。
- カセットテープ盤では、Side-B以降から収録曲を1曲ずつ前面に移動させ、アンコールシングルの2曲もSide-Dに収録された。
- CD盤では、DISC1にオープニングから第1部まで、DISC2に休憩から第2部とアンコールまでを収録した。
オリコン週間LPチャート第1位 1979年11月26日付 |
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前作: 柳ジョージ&レイニーウッド 『アベニュー』 |
さだまさし 『随想録』 |
次作: 松山千春 『起承転結』 |
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