雄風II型 (ミサイル)
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雄風II型(ゆうふうにがた、Hsiung Feng II)は、中華民国海軍の対艦ミサイル(SSM)。台湾の国産SSMで1992年に実用化された。
対外関係により供給が不安定なハープーンを置換するために開発されたミサイルであり、必然的に同規模となっている。艦艇あるいは航空機から運用される。
射程は43.2海里、弾頭重量は190キログラムとされており、どちらもハープーンよりかなり少ないものとなっているが、レーダーに加え赤外線センサーを併用するシーカーや自己鍛造弾頭の採用など、独自の工夫がこらされている。チューブ状のキャニスター/ランチャーを使用するハープーンと異なり雄風II型ミサイルではトマホークのそれを思わせる箱型で成功級や康定級の甲板上に見ることができる。
このミサイルを原型として、巡航ミサイル雄風II型Eが開発されている。
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