青木重直
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青木 重直(あおき しげなお、1529年(享禄2年) - 1613年(慶長18年))は、安土桃山時代から江戸時代前期にかけての武将。武蔵守。刑部卿法印。子に青木一重、旗本青木可直らがいる。
[編集] 生涯
戦国時代の美濃国の豪族で、武蔵七党の一つ丹党の末と称する青木氏の一族。美濃守護土岐氏、これを滅ぼした斎藤氏、織田信長と歴代の美濃の支配者に歴仕し、信長死後は豊臣秀吉の家臣となり御伽衆となる。文禄2年(1593年)、摂津の内で1,400石を与えられ、のち360石を加増された。 この豊臣家臣時代に出家、剃髪し刑部卿法印と称する。 慶長18年(1613年)、大坂で没した。重直の所領は死後大名となっていた長男・一重が相続し、さらに一重が隠居する際弟の可直に譲られた。