音符 (曖昧さ回避)
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音符(おんぷ)
- 音楽において、楽譜上に音の高低・長短を表す記号のこと。音符を参照。
- 漢字において、形声を構成するもののうち発音を表す部分。たとえば「符」の音符は「付」である。声符(せいふ)ともいう。偏旁を参照。
- 日本語の文において、文字の補助として用いる記号。濁音符(゛)、半濁音符(゜)、長音符(ー)、撥音符(ん)、促音符(っ)、反復音符(ゝ)などがある。
おんぷ
♪
漫画の台詞や電子メールなどのくだけた文中で、以下のような場合に用いる記号。
- 弾んでいる感情を表す場合に文末につける。例:「うれしいなっ♪」
- 歌詞の前または後ろに付け、歌っているような様子を表す。例:「♪さーくーらー さーくーらー♪」
- かつては歌詞の前につける「歌記号」として庵点が用いられていた。
活字では8分音符のほかに4分音符や連桁8分音符、連桁16分音符などが用いられ、符頭の向きも上下さまざまだが(ただし下向きのほうが多い)、電子メールではJIS X 0208に含まれている文字の関係で符頭が下向きの8分音符(♪)のみが用いられる。