飛鳥高
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
文学 |
![]() |
ポータル |
各国の文学 記事総覧 |
出版社・文芸雑誌 文学賞 |
作家 |
詩人・小説家 その他作家 |
飛鳥 高(あすか たかし、1921年2月12日 - )は、日本の小説家、推理作家。
目次 |
[編集] 人物
本名は烏田 專右(からすだ せんすけ)。工学博士、一級建築士。
ポリテクニックコンサルタンツ社長、清水建設常務取締役などに就任した。
本名ではコンクリート工学の論文も執筆している。
[編集] 経歴
1946年 「犯罪の場」が探偵小説雑誌『宝石』(岩谷書店)の第1回懸賞募集に入選。
1957年 『背徳の街』(後に『疑惑の夜』と改題)が第3回江戸川乱歩賞の最終候補作となる。
1959年 『疑惑の夜』が、東映により監督:小林恒夫、主演:高倉健で映画化される(映画のタイトルは『疑惑の夜』)。
1961年 『死を運ぶトラック』が、東宝により監督:福田純、主演:佐藤允で映画化される(映画のタイトルは『情無用の罠』)。
1962年 『細い赤い糸』で第15回日本探偵作家クラブ賞を受賞。
[編集] 著作
[編集] 長編
- 1958年 『疑惑の夜』
- 1959年 『死を運ぶトラック』
- 1959年 『甦える疑惑』 - 後に『灰色の川』に改題。
- 1960年 『死にぞこない』
- 1961年 『崖下の道』
- 1961年 『細く赤い糸』
- 1962年 『虚ろな車』
- 1963年 『顔の中の落日』
- 1963年 『死刑台へどうぞ』
- 1964年 『ガラスの檻』
- 1990年 『青いリボンの誘惑』
[編集] 短編
- 「犯罪の場」
- 「みずうみ」
- 「犠牲者」
- 「暗い坂」
- 「七十二時間前」
- 「加多英二の死」
- 「ある墜落死」
- 「二粒の真珠」
- 「逃げる者」
- 「悪魔だけしか知らぬこと」
- 「金魚の裏切り」
- 「古傷」
- 「満足せる社長」
- 「安らかな眠り」
- 「こわい眠り」
- 「疲れた眠り」
- 「細すぎた脚」
- 「月を掴む手」
- 「お天気次第」
- 「大人の城」