高松南バイパス
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高松南バイパス(たかまつみなみバイパス)は、香川県高松市栗林町一丁目の栗林公園前交差点から坂出市府中町の前谷東交差点に至る、延長11.7kmの国道11号のバイパスとして建設された道路。現在は国道11号の一部となっており、全線開通している。
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[編集] 概要
- 起点:高松市栗林町一丁目(中央通り・栗林公園前交差点=香川県道280号高松香川線交点)
- 終点:坂出市府中町(前谷東交差点=国道11号坂出丸亀バイパスと接続・香川県道33号高松善通寺線交点)
- 延長:11.7km
- 規格:第4種第1級
- 車線数:完成6車線
- 道路幅員:○○m
- 車線幅員:3.5m
- 設計速度:60km/h
- 制限速度:
- 50km/h - 栗林公園前交差点~上天神町交差点
- 60km/h - 上天神町交差点~前谷東交差点
[編集] 沿革
- 1969年(昭和44年)4月:事業化。
- 1973年(昭和48年)4月:高松市勅使町~高松市御廐町間(L=3.5km)の暫定2車線供用。
- 1975年(昭和50年)4月:高松市栗林町一丁目~高松市勅使町間(L=4.1km、当時の国道32号重複区間)の完成6車線供用、高松市御廐町~坂出市府中町間(L=4.3km)の暫定2車線供用により全線暫定開通。
- 1982年(昭和57年)12月:高松市勅使町~高松市檀紙町(L=2.0km)の暫定5車線化。(上り線は3車線の完成供用となる)
- 1984年(昭和59年)3月:高松市檀紙町~高松市御廐町間(L=1.5km)の暫定5車線化。(上り線は3車線の完成供用となる)
- 1984年(昭和59年)12月:高松市御廐町~坂出市府中町(L=4.1km)の暫定5車線化。(上り線は3車線の完成供用となる)
- 1986年(昭和61年):高松市勅使町~坂出市府中町(L=7.6km)の6車線化。
[編集] 通過する自治体
[編集] 重複区間
[編集] 接続している高速道路
[編集] 当該道路の位置関係
[編集] 備考
- 勅使交差点(香川県道266号勅使室新線・香川県道282号高松琴平線 = 旧国道32号交点)以東は当初から片側3車線だったが、それ以西は当初対面通行、1982年には上り線(徳島方面)が完成したが、予算の関係で(下り線(松山方面)は対面通行時代の区画線をほぼそのまま使ったため)上り3車線、下り2車線という変則車線であった。下り線が3車線化されたのは1986年。
[編集] 主な構造物
- 勅使橋(15m)
- 中森大橋(167m)
- 八幡新橋(24m)
- 新本津川橋(35m)
- 新野間川橋(20m)
- 新野間川大橋(19m)
- 新国分橋(16m)
[編集] 関連項目
- 本路線開通により格下げられた旧国道
- 香川県道267号坂出国分寺高松線(現・香川県道33号高松善通寺線)
- 香川県道266号勅使室新線 - 旧・国道32号