高麗神社
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高麗神社 (こまじんじゃ)は埼玉県日高市新堀字大宮に鎮座する神社。
埼玉県日高市、飯能市一帯は716年武蔵国高麗郡が設置された地である。668年唐に滅ぼされた高句麗からの亡命者を安置したもので、705年には高句麗王族とされる高麗若光に朝廷から王(こきし)姓が贈られている。高麗神社はこの高麗郡大領・高麗若光を祭る。敷地内には江戸時代に建てられた高麗家住宅がある。 なお、この神社では浜口雄幸、若槻禮次郎、斎藤実、小磯国昭、幣原喜重郎、鳩山一郎らが参拝後に総理大臣となったことから「出世明神」と崇められるようになった。
入口には将軍標(しょうぐんひょう・ジャングンピョ)があり、これを模したものが西武秩父線の高麗駅の広場に建てられている。
[編集] 付近の見所
- 聖天院 - 高麗一族の菩提寺
- 高麗家住宅
埼玉県日高市大字新堀に有る。高麗神社の社家・高麗家の住居として使われた。高麗家住宅は江戸時代初期の重要民家とされ、平成元年6月22日、国指定の重要文化財に指定。山を背に、東に面して建てられた。入母屋造りの茅葺屋根。
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