魔砲使い黒姫
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『魔砲使い黒姫』(まほうつかいくろひめ)は、「月刊少年ジャンプ」に連載されている片倉政憲による漫画作品。
主人公の女性・黒姫は、銃に似た武具「魔砲銃」から魔力を込めた弾丸「魔砲弾」を発射し、それによって攻撃や治癒などの様々な効果を引き起こすことから"魔砲使い"と呼ばれる。アクションのみならず作者による優れた心理描写が見られる。
2006年3月にタカラトミーよりプレイステーション2専用ソフトが発売された。
目次 |
[編集] 主な登場人物
- 黒姫
- 魔砲使い。絶世の美女だが性格は最悪。その原因は神・堕悪霊の戦いに敗れ、記憶と“愛”を奪われたしまったことによるもの。現在は“愛”によって性格が修正したのか、純粋な信念を突き通すようになった。
- 姫子
- 封印状態の黒姫。最初は口が悪い生意気な幼女そのものだったが、再び芽生えた黒姫の“愛”によって成長したのか、現在は約16~18歳の少女の姿になっている。
- 零(ゼロ)
- 「"豪速四連銃"の零」の異名を持つ四丁拳銃使い。10年前に出逢い助けられたことで、黒姫に一目惚れした。黒姫が力と記憶を無くしていても、彼女を愛し続ける。死神天使団との激闘の後、黒姫をかばって死亡したと思われたが……
- 鬼丸(おにまる)
- モヒカン頭(?)の悪党。巨乳好きの大男。現在は犬のような魔物(黒姫曰く「ツチノコ」)にされているが、そちらの方が今のところ、良好な環境だと思われる。小さいながらも黒姫のサポートをこなす。「や」と「ん」が話せる。
- 阿修羅(アスラ)
- 悪魔兼火の魔神。普段は少女の姿。戦闘時に黒姫の魔砲弾(魔龍威躯弾)により火龍に強化することが可能。現在は黒姫に協力している。物語上の処々において伏線が敷かれており、彼女の真意は未だ見えない。
- 犍陀多(カンダタ)
- フードをかぶった小柄な謎の人物。物語初期に零の前に現れている。三途の川の番人で零の最期を見届けた。
[編集] その他
[編集] 神族
- 白姫(しろひめ)
- 慈愛神。その正体は黒姫の記憶と“愛”によって創られた分身。“愛”を失った黒姫を導く。自身の出自に疑問を抱いていた模様。最期は再び芽生えつつある黒姫の“愛”に世界の未来を託し、堕悪霊に消滅させられた。
- 夜叉姫(やしゃひめ)
- 地母神で上位神の一人。大和を統治している。美しい和風の少女だが、怒ると鬼のような姿に変貌する。堕悪霊を敬愛していたが、黒姫によって余りに落ちぶれた姿を見て消滅させた。
- 闘流(トール)
- 軍神で上位神の一人。天上界で最初に黒姫を出迎えた。
- 堕悪零(二代目)(ダークレイ)
- 死神として復活した暗黒の零。新たな力、死式四連銃を携え再び黒姫達の前に現れた。破壊、憎悪、死の全てを心に宿していた。しかし零の幼少期には秘密が……
- 猛阿威(モアイ)
- 霊峰神。人々を恐怖で従わせ のさばっていたが、それを見かねた黒姫に本体を見つけられ、徹底的に叩き潰された。
- 顔多羅(ガンダーラ)
- 鬼神。神鉄で拘束した大和姫を監視する餓鬼の王。神族一強靭な肉体を持つと自負していたが、黒姫の魔砲により真っ二つにされた。
- 砦誘鬼(サイユウキ)
- 鬼母神。顔多羅の妻であり、玄武の封印を監視している。玄武の力によって黒姫を苦しめたが、角を折られたことで神通力を失い人間になってしまう。黒姫の言葉により改心するも夜叉姫に殺され、無残な最期を遂げる。
- 裸夢雲(ラムーン)
- 月の女神。頭部に神の世界「天空界」への入り口を持ち、下界を統治し塔を築いた者を天空界へと導く。
- 偉宮土(イグド)
- 神々を統べる主神。
- 雪女(ゆきおんな)
- 雪の神。黒姫にも劣らぬ美貌を持っている恐山の神族。強力な冷気を操り、言い寄ってきた男達は氷漬けにして宝部屋へ保存していた。同じ水の属性である玄武の魔砲による攻撃は効かない。黒姫との戦闘により改心するも、魔力を消費し幼女の姿になってしまい、神族から追われる立場になったため黒姫と行動を供にするようになる。
- 雪男(ゆきおとこ)
- 雪の神。雪女を「お雪ちゃん」と慕い、心から愛している。通常は毛だらけの愛嬌ある姿をしているが、本気になると大男の姿に近くなり、肉弾戦を得意とする。黒姫との戦闘により魔力を消費し子供の姿になってしまい、黒姫と行動を供にするようになる。
[編集] 死神天使団
- 堕悪霊(先代)(ダークレイ)
- 死神で上位神の一人。黄泉の国を統べ、死神天使団の長でもある。黒姫の記憶と“愛”を奪った張本人。力を取り戻した黒姫に敗れた後、黄泉に落とされる。最期は夜叉姫に潰され消滅。
- 争怒(ソード)
- 悪子(アクス)
- 死神天使団。戦斧(アクス)になって、堕悪霊の武器となる。
- 冥子(メイス)
- 死神天使団。戦棍(メイス)になって、堕悪霊の武器となる。
- 犯魔(ハンマー)
- 死神天使団。鎖付きの鉄球(ハンマー)になって、堕悪霊の武器となる。
- 蛇牙(ダガー)
- 死神天使団。短剣(ダガー)になって、堕悪霊の武器となる。
- 乱子(ランス)
[編集] 黒姫討伐団
- 争怒(ソード)
- かつての死神天使団団長。堕悪霊消滅後も黒姫を仇として付け狙っている。
力を手に入れるために吸血鬼と狼男に自ら噛まれ、性質を取り込み、両者の血による副作用に悶絶した後、吸血人狼天使として復活。眼帯で隠した左目を出すことによって両者の性質を顕現させ、本能のままに暴れる怪物となる。
- 桜花(おうか)
- 幼少期に全盛期の黒姫を刺し殺そうとするも桜花身弾の治癒力の前に失敗。その後黒姫に魔砲を与えられ再び殺しに来るよう諭された。現在も彼女はライフル型の魔砲の他にこの魔砲を使用している。
- 薔薇姫(ばらひめ)獅子城で黒姫に殺される。
- 優花(ゆうか)かつて薔薇姫の魔手から黒姫に救われた
- 愛花(アイカ)視力が欠しい。穿花の恋人
- 穿花(サイカ)愛花の恋人。獅子城の主に、人工的に死神にさせられるが、黒姫によって助けられる
[編集] 大和
- 乙姫(おとひめ)
- 竜宮城の住人。玉手箱を渡した相手が見たいと思う願望を幻影によって具現化できる。
- 海竜(かいりゅう)時間を食べる生命体。その中には過ぎ去った時間も存在するという。乙姫を助けたお礼にと黒姫を過去へと送る。
- 島亀(しまがめ)黒姫に子孫を助けられ竜宮城へ連れて行った。
- 徳河一真(とくがわ かずま)
- 大和の王子。黒姫に惚れている。
[編集] 四大精霊王
- 大和姫(やまとひめ)・朱雀(すざく)神族によって捕らえられている火の精霊王。零の復活を条件に黒姫に精霊の力をかり神鉄を斬る事を約束させる。
- 玄武(げんぶ)神族に封じられた水の精霊王。鬼母神、砦誘鬼に味方していたが、黒姫の心優しさに心動かされ力を貸す。
- 白虎(びゃっこ)神族に封じられた土の精霊王。黒姫を信用せず力を貸すことを拒んだが、黒姫の零への愛に心動かされ力を貸す。
- 青龍(せいりゅう)風の精霊王。
[編集] 魔砲弾
- 功牙白狼弾〔コウガハロウダン〕
- 作中、黒姫が一番最初に放った魔砲弾。白い狼が出現する。
- 撤甲毒針蜂弾〔テコウドシホダン〕
功牙白狼弾に対して、零を殺そうとしていた敵が放った魔砲弾。大きな虫が出てくる。
- 桜花身弾〔オオカミダン〕
- あらゆる傷を治癒させる回復の魔砲弾。
[編集] 用語
[編集] 世界観・地名
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