鷹見一幸
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鷹見一幸(たかみ かずゆき 1958年 - )は作家。元警察官。静岡県出身。電撃文庫、角川スニーカー文庫を中心に活躍。マンガ原作、ゲーム原案、アニメ企画なども行なっている。
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[編集] 来歴
もともとは榎野彦というペンネームで月刊OUTの編集スタッフ兼ライターをしており、月刊OUT誌上でパロディ企画やコラムを連載していた。 その後同誌の編集長であった大徳哲雄が興した編集プロダクション・樹想社で「カメダス1」のライターなどをやりながら、同誌の休刊に伴い発足した月刊アウト復活委員会(仮)のホームページ上で『でたまか』の前身となる「アウトニア王国物語」連載を開始。 1999年の第6回電撃ゲーム小説大賞に「ピクニックは終末に」を応募するも最終選考にて落選。 2000年、電撃文庫編集部が、電撃大賞最終選考落選者の作品を電撃hp誌上に一挙掲載するという企画を立て時雨沢恵一、水落晴美とともに、鷹見一幸のペンネームで電撃hp7号に『時空のクロス・ロード ピクニックは終末に』を発表。これが小説デビューとなる。 それと前後して「アウトニア王国物語」が『でたまか』のタイトルとして角川スニーカー文庫より発行され、以降デビューから異例のペースで執筆活動を行い、「月刊鷹見一幸」と呼ばれた。 その後身体を壊して、入院し、その際に退職を決意し、以後専業作家の道を選んだらしい。
[編集] 人物
- 作品の特徴は「やせ我慢」と「ええかっこしい」。作品世界を複数人の視点から俯瞰的に描く。
- 作品が発表されるたびに読者の間で大きく賛否が分かれるが、議論の対象となることからも彼の作品の人気が伺えよう。
- 鷹見本人はライトノベルが嫌いである。
[編集] 作品リスト
[編集] 電撃文庫
- 時空のクロス・ロード
- ピクニックは終末に
- サマーキャンプは突然に
- バースディは永遠に
- 新・時空のクロス・ロード
- 緑の指の女の子
- 黄色い瞳の男の子
- 赤い心の女の子
- 時空のクロスロード最終譚 一番列車は朝焼けに
- ガンズ・ハート
- 硝煙の誇り
- 硝煙の女神
- 硝煙の栄光
- 硝煙の彼方
- 硝煙の鎮魂歌
- 小さな国の救世主
- なりゆき軍師の巻 ISBN 4840232768
- おざなり将軍の巻 ISBN 4840234337
- いまどき英雄の巻 ISBN 4840236062
[編集] 角川スニーカー文庫
- でたまか
- ネオクーロン
- ネオクーロンA(アラシア)
- ネオクーロンB(ベイサイド)
- ネオクーロンC(刊行予定)
- 銀星みつあみ航海記
[編集] 角川書店(ソフトカバー)
- GN(ガンダムノベルス・アンソロジー)収録
- ボールパイロット133
[編集] 歴史群像新書
- 大日本帝国第七艦隊シリーズ
- 大日本帝国第七艦隊
- 大日本帝国第七艦隊(2)
- 大日本帝国第七艦隊(3)