5弦ベース
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5弦ベース(ごげんべーす)とは、主にエレクトリックベース(エレキベースギター)のバリエーションの一つ。
起源となったアコースティックベース(コントラバス)では5弦ベースの場合、通常の4弦に対し低音弦が付加されるが、エレクトリックにおいては通常の4弦(チューニングは、「E-A-D-G」)ベースに対し、最高音の弦にさらに高音である「C」を付加したものと、最低音の弦にさらに低音弦である「B」が付加されたものがある。
1980年代半ば頃から、ポップス、ロック、ジャズなど現代音楽の多様化に伴い普及する。奏法は、通常の4弦エレクトリックベースと同じであるが、より広い音域を持つことから様々なベーシストに使用されている。