GO!GO!7188
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
GO!GO!7188 | ||
---|---|---|
基本情報 | ||
愛称 | ゴーゴー | |
出身地 | 鹿児島県鹿児島市 | |
ジャンル | ロック | |
活動期間 | 2000年~ | |
レーベル | Capitol Music Co. | |
事務所 | breast | |
公式サイト | http://www.breast.co.jp/gogo7188/ | |
メンバー | ||
ユウ(Vo./G.) アッコ(Vo./B.) ターキー(D.) |
GO!GO!7188(ゴーゴーなないちはちはち)は日本のスリーピースロックバンド。2000年メジャーデビュー。breast・東芝EMI・Capitol Music Co.所属。
目次 |
[編集] 略歴
1998年6月に鹿児島県立松陽高校の同級生であったユウとアッコを中心にバンドを結成したのが始まり。同年ヤマハ音楽振興会主催のTEEN'S MUSIC FESTIVAL全国大会に出場し、メジャーデビューのきっかけをつかむ。
1999年、デビューにあたりドラムが脱退、2000年に上京。後にスタジオミュージシャンとして活動していたターキーが加入し、現在のメンバーに至る。
2000年6月28日にシングル「太陽」でメジャーデビュー。12月6日にはアルバム「蛇足歩行」をリリース。
2001年、前年にリリースしたシングル「こいのうた」がロングヒットを記録する。
2002年、シングル「浮舟」がスマッシュヒット、和製ロックとして注目を集める。
2003年、アルバム「鬣」が初のオリコントップ10入り、自己最高の売上を記録し、確固たる人気を得る。この年から翌年まで各個人のソロ活動を中心に活動。
2006年、初のベストアルバム「ベスト オブ ゴー!ゴー!」をリリース。
[編集] 概要
バンドとして活動しながらも、各々のソロ活動・プロジェクトも平行して行い、現在に至る。
メンバーのキャラクターもさることながら、楽曲の構成力・歌詞・メンバー個々の技術等が特に高く評価されており、10代~20代の男女層を中心に人気がある。
全ての楽曲の作詞をアッコ、作曲をユウが手掛ける。これはアマチュア時代に「こいのうた」を制作した際、もともと作詞もユウが手掛けていたが歌詞が気に入らず、アッコに作詞を要請したところしっくりいったという経緯から、現在でもこのスタイルを貫いているという。
代表曲は「こいのうた」「浮舟」など。「こいのうた」は現在でも若者を中心に支持を得ており、着メロや着うたを片想い中の好きな人の着信音に設定すると恋が叶うと言う噂があり、巷で話題となる。また「浮舟」は『源氏物語』の一章をモチーフとし、当時和製ロックとして話題を集めた。
[編集] メンバー
- 2006年10月18日発売のアルバム「パレード」より、作詞クレジットには従来の『浜田亜紀子』名義から『ノマ アキコ』名義へと変更した。
- 旧姓の浜田亜紀子として2003年にインディーズソロアルバム「キラリ」を、2005年にメジャーソロアルバム「あるようでないようで、あるもの」をリリース。
- 2004年頃よりスタジオミュージシャンとしても積極的に活動を始め、数々のアーティストの作品に参加している。
[編集] ディスコグラフィー
[編集] インディーズ
- 「パパパンツ/こいのうた」(2000年発売)
- ¥100カセットテープ
- 完売
[編集] シングル
- 廃盤
- 日本テレビ系「TVおじゃマンボウ」「三宅裕司のドシロウト」エンディングテーマ
- CCCD仕様
- 日本テレビ系「AX MUSIC-TV」AX POWER PLAY #021(オープニングテーマ)
- 3rdアルバム「鬣」からのシングルカット
- 日本テレビ系「AX MUSIC-TV」AX POWER PLAY#030(エンディングテーマ)
- 初回盤ボックスケース仕様「瑠璃色」オリジナル手ぬぐい付
[編集] アルバム
- 1stアルバム「蛇足歩行」(2000年12月6日発売)
- 2ndアルバム「魚磔」(2001年11月21日発売)
- カバーミニアルバム「虎の穴」(2002年7月10日発売)
- 3rdアルバム「鬣」(2003年2月26日発売)
- ライブアルバム「九・二一事件」(2003年12月10日発売)
- 初回盤DVD付
- 4thアルバム「竜舌蘭」(2004年10月27日発売)
- ライブアルバム「GO!GO!7188 ごんぶとツアー 日本武道館 (完全版)」(2005年3月16日発売)
- トリビュートアルバム「WHO PLAYS A GO-GO? ~GO!GO!7188 Amateur Tribute Album~」(2005年4月20日発売)
- 中村中らアマチュアミュージシャンによる、所属事務所公式トリビュート盤
- データリーフによるオンライン通販限定販売・販売終了廃盤
- 初回プレス盤インディーズカセット復刻盤CD付
- 初回盤DVD付
[編集] DVD・VIDEO
- ライブDVD・VHS「GO!GO!7188とのさまツアー2001 於:日比谷野外音楽堂」(2001年10月24日発売)
- PV集DVD・VHS「GO!GO!大映像祭!」(2003年3月19日発売)
- ライブDVD「GO!GO!7188 ごんぶとツアー 日本武道館」(2005年3月16日発売)
- PV集DVD「GO!GO!大映像祭! (おまけ付)」(2006年3月15日発売)
- 再リリース廉価盤
- トールサイズパッケージ仕様、楽曲CMスポット集収録
[編集] ソロ作品
[編集] 浜田亜紀子
- インディーズ盤
- オフィシャルレーベルサイト通販限定販売
[編集] ゆう
- 初回盤特製パッケージ仕様・DVD付
[編集] ラジオ
- 「GO!GO!7188のオールナイトニッポンR」(ニッポン放送、2000年~2001年:毎週金曜日27:00~28:30)(放送終了)
ヌルいトークとネタのコーナーで構成された番組。特にハガキは当時のallnightnippon SUPER!や@llnightnippon.comのハガキ職人が集結しており、レベルが高かった。
[編集] 演奏楽器
[編集] とのさまツアー2001(日比谷)
- ユウ
- Fender Jazzmaster(赤)
- YAMAHA SGV-800(緑) : 「ぬかるみ」で使用
- アッコ
- YAMAHA SBV-800MF(灰色)
- ターキー
- Negi Drums
[編集] その他
- GO!GO!7188を結成する以前、ユウとアッコは同じ高校に通う5人でガールズバンドを結成し活動していた(そのバンドは高校卒業と同時に解散)。
- 2001年初頭まで、ターキーはGO!GO!7188メンバーとしてメディアのインタビューには登場することは一切なく、取材等はすべてユウとアッコの2人でこなしていた。そのため、GO!GO!7188はユウとアッコの2人で、ターキーはサポートメンバーであるという間違った解釈や紹介がなされることもしばしばあった。2001年に放送されたドキュメンタリー番組では、ターキーはもとからメンバーでないものとされていたほどである。
- バンド名の由来は、メンバーがラジオやTV番組で訊かれても、「教えません」「秘密です」などと濁すため、確説がない。ファンの間では、地元のライブハウス・SRホールのPAに当時「のま」という人がいて、ポケベルで「557188」と入力すると「のま♥」となる(「のま」という人はGO!GO!7188専属PAとしてライブ等を共にしているという説がある)というのが最も有力な説であると言われている。現に、2006年10月1日にアッコが結婚し、ノマ アキコと改名して活動することとなり、そのため現在「のま」説が有力となる。
- ライブでのアンコールの掛け声は「ブッサイク!ブッサイク!」。アッコが「オマエらもなー!」と言って出てくる。シングル「ドタン場でキャンセル」収録の「地中海」で、ターキーがユウとアッコを“ブサイクブサイク”と歌っていることからこうなった。
- 楽曲「ジェットにんぢん」で、歌詞の最後にJITTERIN'JINNの名前を出して歌ったが、それを本人に事前に歌詞を示して許諾を拒まれたのにそのまま出してしまった経緯がある。JITTERIN'JINNのボーカル春川玲子氏の掲示板の過去ログ00/8/26の日付で書き込みが参照できる。
- GO!GO!7188のファンクラブ「茶わん虫」は、鹿児島県に伝わる「茶わんむしの歌」に由来している。また、ファンクラブに入会しているファンのことは、ヴライアンと呼ばれる。