GUILTY GEARの用語集
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GUILTY GEARの用語集は、GUILTY GEARシリーズの用語を「作品用語」と「関連ゲーム用語」に分けて解説する。
また、説明上略称はP(パンチ)/K(キック)/S(スラッシュ)/HS(ハイスラッシュ)/D(ダスト)。
またその前につく数字は8(↑)/2(↓)/4(←)/6(→)と、テンキーの方向、つまり3ならば右下・7であれば左上のことをあらわす。
目次 |
[編集] 作品用語
- ギア
人類生態強化計画(GEAR計画)によって「あの男」と呼ばれる人物が作り出した生態兵器。人間を含め、生物をGEAR細胞により強化させた物。戦闘能力及び生命力は並の人間を凌駕し、その寿命は数百~数千年とも言われている。本来は外部からの制御が無くては行動できないが完全自立型は例外であり、ジャスティスの死後も活動を続けるギアは僅かに存在している。一般的には大きさで区分し、巨大な竜から細菌兵器のような微細なタイプまで様々な種類が確認されている。その呼び方はメガデス級など、ここでも実在するロックバンドの名前が用いられている。
- 「あの男」
声優:増谷康紀(「GGXX」ストーリーモード)
ジャスティスを始め、ギアを生み出した物語の黒幕でソルの宿敵。本名や素顔などの一切が謎に包まれている。従者であるイノやレイヴン達と同様、彼もまた時間を超越した存在=因果律干渉体である。贖罪的な口調で語りかけるその台詞には意味深な物が多く、「ギアはギアを超え人は人を超えねばならない」という発言を残している。また、ディズィーに対しては「自らの思惑を超えた世界の希望である」と、これまた意味深な台詞を残す。そのセリフや行動から察するに世界の終末を既に体験しており、ギアすら超えた強大な敵と戦う準備をしているようである。
- 聖騎士団
ギアに対抗するために結成された対ギア組織。飛空挺に師団ごとに乗り合わせていて、ギアの掃討以外にも被災者の救助なども行う義勇軍だった。実際にジャスティスを倒したのはソルだが、公には聖騎士団が退治し封印した事になっているため救世主扱いをされる事もある。GUILTY GEARではその名声を第二次聖騎士団員選考武道会の開催と言う形でテスタメントに利用されている。団長は中期にはクリフ、終期にはカイとなり、現在は解散した為に存在しないが元メンバーの多くはカイを慕って国際警察機構に所属している。かつてはソルも聖騎士団に所属していた。
- 神器
ソルの封炎剣(ふうえんけん)やカイの封雷剣(ふうらいけん)、闇慈の絶扇(ぜっせん)などの特殊な武器。他に「閃牙(せんが)」「益篤(えきとく)」「湖上白(こじょうはく)」が国際連合の所有物となっている。元はアウトレイジと呼ばれる対ギア用武器であったが、余りにも強力過ぎて人が扱えるものでは無かった為8つに分裂させた。尚、アウトレイジを開発したのはフレデリック(ソル)である。合体後の姿が宝島社から刊行された初代GGの攻略本に掲載されている。実用形態(白い棒状)と仮組物理形態と呼ばれる状態がある。
- 聖戦
2074~2175年の長期に渡り、ギアと人類によって繰り広げられた戦争。ジャスティスがGEARを率いて日本列島と朝鮮半島の一部を消滅させたのを皮切りに、ジャスティスが封印されるまで続いた。聖戦は実は終戦管理局が仕組んでいたのではないかとされているが、それを知る者は少ない。XXのドラマCDでは、「2180年に終結」とあり、矛盾が生じているが恐らくは、聖戦はジャスティスの死亡によって完全に終結したという解釈か、パラレル世界を強調する為の演出か、脚本家がジャスティスの死亡年数と混同した為と思われる。XXのジャスティスのストーリーモードでは、ソルがジャスティスに致命傷を与え、その後にカイが駆けつけ封印をした事が語られている。
- ジャパン
日本を指す。日本人はジャパニーズと呼称。人類に対し宣戦布告をしたジャスティスはこの国を壊滅させた。その為ジャパニーズは希少種となり、保護をされることとなったが一部のジャパニーズは保護を拒否している。一説によるとジャパニーズには特殊な力があるとされるが、真相は不明である。
- アサシン組織
創設者はスレイヤー。本来この組織は少数精鋭で法で裁けない罪人を抹殺する為(裏の目的としては吸血鬼であるスレイヤーが食料となる血液を手に入れる為)に結成されたのだが、時が経つにつれ、その方針や組織の在り方が大きく変わっていった。ザトーの死亡によって一度は瓦解しかけたが、現在はヴェノムを頭首に据え組織力を取り戻しつつある。
- ツェップ
巨大飛行艇を国領とする軍事国家。魔法が理論化されてから多くの国が科学文明を放棄したのに対し、この国はそれを保持している。武道大会終了後、ガブリエル大統領(元教官)を初めとしたメンバーがクーデターを起こし平和的自治権を手にした。
- 終戦管理局
聖戦を仕組んだと思われる組織。警察機構の上層部に入り込んでおり、ロボカイを主戦力にある計画の為に動く。
- ジェリーフィッシュ快賊団
ジョニーをリーダーとする義賊的空賊集団。義賊故にか民間人の間では信頼が厚く、幾度となく警察機構と共に凶悪犯罪を解決した事もある。更にツェップとも繋がりがあり、単なる犯罪組織や空賊集団ではなく、終戦管理局が敵として重要視する程。メンバーがジョニー以外全員女性であるのは快賊団(ジョニー)の方針が多くの女性に共感を得て自然とそうなったからなのか、単にジョニーが女好きであるからなのかは不明である。
- 禁術
魔法科学論の進歩に伴い法術を生み出すに当たって、凄まじい高等技術を簡単に得る法術も発見された。当時の学者達はそれらを「システムが未完成の為、術者に対するリスク(ウィルス性の被害発生や後遺症)が起こる確率が非常に高い」と言う理由からアフターリスクが発生するように設定し、封印した。それが「卑・泥獄墜法」、通称「禁術」である。
ザトー=ONEが使用したものが卑・泥獄墜法第5法「蝕精影陣」、アフターリスクは「視界の遮断」。ミリア=レイジが使用した(させられた?)ものが卑・泥獄墜法第6法「アングラ」、アフターリスクは現在不明。尚、全ての体系化された法術を「聖天貸法」と言い、全666種であるがそのうち6つ(禁術)を含まず、公式には660種とされている。
[編集] 関連ゲーム用語
()内はプレイヤー間での通称を指す
尚、GGXX以降はGGXのシステムが元になっている
[編集] シリーズ共通システム
- 一撃必殺準備
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- GUILTY GEAR X~
- コマンド:ボタン4つ同時押し。
- 一撃必殺技を使うための準備行動。一撃必殺モード中はテンションゲージがタイマーに変更され、テンションゲージだったものが減少していく。0になるとそれ以降は体力を消費する。もう一度コマンド入力することで元に戻る。
- GGには搭載されていないがGGX以降の一撃必殺技の仕様変更によりここに記載。
- 一撃必殺技
- 文字通り相手を一撃で倒す技。
- ISUKA以外で使用可能。またディズィーと聖騎士団ソル(ノーマル版)には存在しない。
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- GUILTY GEAR
- 殺界発生中に236+攻撃ボタンで発動し、ラウンド数に関わらず強制的に勝利できる。
- 防御側は214+攻撃ボタンで回避可能。
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- GUILTY GEAR X~
- 一撃必殺準備を行った後各キャラ固有のコマンドで使用し、ヒット時は残り体力に関係なくそのラウンドは勝利となる。
- ヒットするしないに関わらずテンションゲージは無くなり(#RELOAD以降のロボカイは温度計も)、テンションゲージを使った行動が出来なくなる。
- 覚醒必殺技(覚醒)
- いわゆる超必殺技。
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- GUILTY GEAR
- ライフが50%未満になるか、カオスゲージを100%消費することで使用可能。
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- GUILTY GEAR X~
- キャラクター固有のコマンドを入力すると画面の暗転演出とともにゲージを50%消費して発動する。
- 一部のキャラクターには100%消費するものもある。
- ダストアタック(ダスト)
コマンド:S+HS同時押し(GG~GGX,ISUKA)立ち状態でD(XX~SLASH)
- ヒット時に相手を上空に吹っ飛ばす全キャラクター共通のしゃがみガード不能技。発生・リーチ・硬直などはキャラクターによって違う。
- ヒット後、レバーを上に入力していると相手を追いかける特殊な「ホーミングジャンプ」になり吹き飛んだ相手にダストアタック時専用の空中連続技を決めることが出来る。
- 足払い
- コマンド:しゃがみ状態でS+HS(GGX,ISUKA)しゃがみ状態でD(XX~ΛC)
- 全キャラ共通の下段攻撃。地上の相手にヒットした場合必ずダウンを奪える。
- フォルトレスディフェンス(フォルトレス、FD)
- コマンド:ガード方向にレバーを入れながら敬意(R1)ボタン(GG)、P+K同時押し(GGX)、D以外の2ボタン同時押し(XX~)
- 実行するとリアルタイムでテンションゲージ(後述)を消費しながら、緑色の円形のエフェクトがキャラを覆う。
- 必殺技による体力の削りの無効化、相手との距離を通常ガードよりも大きく離す、空中ガードできない技ができるようになる、といった様々な恩恵を受けることができる。ただしこの状態で相手の技をガードするとさらにテンションゲージが減少する。
- ガード硬直が通常ガードよりも長くなるといったデメリットも存在する。
- ISUKAでは中段、下段問わず投げ技以外は全て防ぐことができる仕様となっている。
[編集] GUILTY GEAR 固有のシステム
- カオスゲージ
- 攻撃やガードによって溜まる。MAXの状態では覚醒技を使用できたり、一定距離以上ダッシュする事で体当たりが出来る。
- レベルゲージ
- チャージをすることでレベルを上げ、技の性能を上げることができる。
- またアクセル・テスタメント・ジャスティスには、このレベルゲージが存在しない。
- 「GGX」以降のカイの必殺技「スタンエッジ・チャージアタック」などはその名残である。
- また必殺技の強化というシステムは「GGX」以降、別の形で受け継がれている。
- 殺界
- 殺界発生技(P+K)を当てる、または飛び道具以外の攻撃を直前でガードすることで発生する。発生中は画面が一瞬止まって背景が赤くなり、その間にコマンドを入力すると一撃必殺技を発動させることが出来る。殺界発生技は上半身無敵でガードされても殺界が発生。コマンド入力に成功するとその時点の勝利本数に関わらず試合に勝利することができる。相手側は殺界が発生した瞬間に回避コマンドを入力すれば必ず回避できるが、反応できなければその時点で負けが確定する。試合開始直後に出すとあっという間に勝負がついてしまう場合もあり、賛否両論あった。「GGX」以降は出し方が変更され、ガードも可能になり、効果も1本取るだけに留まった。
- ちなみに殺界発生時の演出は聖騎士団ソルのドラゴンインストール:殺界に受け継がれた。
[編集] GUILTY GEAR X 固有のシステム
- ガトリングコンビネーション(ガトリング)
- 通常技をP→K→S→HS→D(S+HS)の順番でタイミングよく入力する事によってモーションをキャンセルして発動することができる。各キャラごとに決められたガトリングルート内であればP→HSといったように順番を飛ばすことも可能。逆にHS→Pなどは不可能(例外あり)。
- 尚、ガトリングルートが存在するからといって全てのガトリングコンビネーションが連続ヒットするとは限らない。
- テンションゲージ(ゲージ、TG)
- カオスゲージの変わりに登場。覚醒必殺技を始めとする様々なシステムの使用の為に必要なゲージ。
- ラウンド開始時は0%からスタートし最高100%まで溜まる。たまり具合によってゲージの色が変わる。
- 前進する、相手に攻撃を当てる、などの積極的な行動を取る事で蓄積される。
- 逆に後退する、攻撃を当てないなどの消極的な戦い方を続けていると、テンションゲージの消失や気絶しやすくなる等のネガティヴペナルティが発生する。
- ガードレベル
- 体力ゲージの下にあるゲージ。相手の攻撃をガードすると増加し、攻撃を受けると減少する。
- 基準値は0、最低-128、最高+128。
- 連続技を喰らうたびに減っていき、ゲージに応じたマイナス補正がダメージにかかっていく。
- 連続技が途切れると即座に0に戻る。
- 逆に相手の攻撃をガードし続けるとゲージが増えて行き、攻撃を喰らった際のダメージにプラス補正がかかる。攻撃が途切れた後は基準値まで少しずつ減少していく。
- またプラス75%を超えるとゲージが点滅し、点滅が止むまでの間相手から受けた攻撃が全てカウンターヒット扱いになる、ダメージにゲージに比例した倍率がかかる。
- XX以降はガードバランスに名称変更。ゲージ点滅時に入るダメージがガードバランスの影響を受けなくなる変更を受けた。
- デッドアングルアタック(デッドアングル、DAA)
- コマンド:地上ガード中に前方向+攻撃ボタン2つ同時押し(テンションゲージ50%消費)
- 実行するとガード中の硬直をキャンセルして反撃を行う。発生は若干遅いものの長い無敵時間がある。デッドアングルアタックは相手にわずかなダメージを与えるものの、このダメージで勝利することはできない。
- ダメージに大きく補正がかかるものの、特定条件下で追撃が可能なデッドアングルアタックを持つキャラも存在する。
- ロマンキャンセル(ロマキャン、RC)
- コマンド:攻撃が当たった瞬間に3つのボタンを同時に押す。XX以降はDボタンを除く3つのボタンを同時に押す(テンションゲージ50%消費)
- ギルティギアシリーズを象徴するシステム。実行すると「ROMANTIC!」というシステムボイスとともにキャラクターから赤い円形のエフェクトが出てキャラクターは強制的にニュートラルな状態に戻る。
- 主な用途は連続技の発展、技後のスキの大きい技のフォローなど。上手に連続技に組み込めば、覚醒必殺技を使用するよりも大きなダメージを相手に与えることができる。
- 打撃技であればほぼ全ての技(デッドアングルアタックやダストアタック、一部の通常投げ)をロマンキャンセルすることができる(例外有り)。
- ダウン追い撃ち
- 相手がダウンした時に追撃する行動。打点の低い技であれば何でも当たる。ただし威力に通常時の1/4の補正がかかる。
- GGXでは真上に少し浮きダウン復帰もほぼ出来なかったが、GGXX以降後方に大きく吹っ飛ぶようになりダウン復帰が可能となった。
- 直前ガード(直ガ)
- 名前の通り攻撃を食らう直前にガードする事。成功するとキャラクターが一瞬だけ白く光り、ガード後の硬直が普通にガードした時よりも少なくなる。#RELOAD以降、成功時にテンションゲージが0.5%増加するようになる。
- 攻撃レベル
- 格闘ゲームの他タイトルにおける弱攻撃・強攻撃といった分類をさらに細分化したもの。
- GGXでは1~3、XX~ΛCでは1~5に分けられている。
- 数値が大きいほど攻撃が当たったときのやられ時間が長くなり、P→K→S→HS→D(S+HS)の順で数値が大きくなっていく。またΛCではガード時に攻撃レベル5の技を当てた時より長い硬直時間を与えるレベル6がある(ヒット時はレベル5の技を当てた時と変わらない)。
[編集] GUILTY GEAR XX で追加されたシステム
- バーストゲージ
- 体力ゲージの下にあるBURSTと書かれたゲージ。最低0、最高15000。一文字で3000に相当。最初のラウンド開始時はフルに溜まっていて使用すると一定量減る。時間経過、相手からヒット数の多くダメージの大きい連続技を喰らうことでも早く溜まる。
- また残体力が少ないと溜まる速度が速くなる。全て溜まると再度サイクバーストが発動可能になる。テンションゲージや体力ゲージと違い、バーストゲージはラウンドが変わっても持ち越される。
- イノ・XXストーリーモードに登場するディズィー(共にボス使用)に限り、バーストゲージを全て消費して放つ必殺技を持つ。
- サイクバースト(バースト)
- コマンド:バーストゲージが全部溜まっている状態でDボタンとその他の攻撃ボタン1つを同時押し。
- ヒットすると相手を吹き飛ばす事が出来る。ガード可能で、この行動でダメージを与えることは無い。
- 覚醒必殺技・一撃必殺技・投げ技・一部の必殺技を受けている時は使用不能。
- 通常状態とやられ状態では性能が若干異なる。
- 通常時(金サイク)
- ゲージを2/3(ΛCで4/5)消費して発動。発生から終了後も着地まで対打撃無敵が続く。ΛCでは相手のダウン復帰不能時間が大幅に短くなった。
- 相手にヒットするとテンションゲージがMAXになる。後述のやられ状態のサイクバーストよりも若干発生が早い。
- やられ時(青サイク)
- ゲージを全て消費して発動。この場合はヒットすればバーストゲージが1/3(ΛCで1/5)回復する。
- 発生までは対打撃無敵なものの、攻撃判定が出た後は着地まで無防備になる。
- ISUKAでは攻撃ボタン4つ同時押しで発動。効果については基本的にXXと同じだが、ゲージは一律で全消費。
- 2対1の1側に限り、ダメージ中に発動させたものでもヒットすればテンションゲージがMAXになる。
- フォースロマンキャンセル(青キャン、FRC)
- コマンド:対応技に設定されたタイミングでDボタンを除く3つのボタン同時押し(テンションゲージ25%消費)。
- 実行すると「ROMANTIC!」というシステムボイスとともにキャラクターから青い円形のエフェクトが出てキャラクターは強制的にニュートラルな状態に戻る。
- 効果こそ通常のロマンキャンセルと同じだが、対応技ごとに設定されたタイミングでのみ入力を受け付けているのが特徴。
- ロマンキャンセルとは異なり、技が当たらなくても出せる。
- 受付時間は平均2~3フレーム(2/60~3/60秒)。
- ダメージ補正
- ダメージ補正には基底ダメージ補正と強制基底ダメージ補正の2種類がある。
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- 基底ダメージ補正
- 基底ダメージ○○%補正、と言う形で一部の技に設定されている。主に発生の早い下段・中段技、投げ技に設定されている。
- 仮に補正50%だとその技から連続技を開始した場合、以降の連続技のダメージが元々のダメージ50%になる。
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- 強制基底ダメージ補正
- 強制基底ダメージ補正が設定された技を連続技に組み込んだ場合、たとえその技から連続技を始めていなくとも、元々の基底ダメージ補正を無視して以後の連続技にそちらが優先されるようになる。
- 基底ダメージ補正に比べると数は少ない。基底ダメージ補正と強制基底ダメージ補正では低い方が優先される。
- 仮に基底ダメージ補正85%の技から連続技を開始し、途中で強制基底ダメージ補正70%の技を組み込んだ場合、それ以降の連続技のダメージが元々のダメージ70%になる。
- 仮に基底ダメージ補正50%の技から連続技を開始し、途中で強制基底ダメージ補正80%の技を組み込んだ場合でも、それ以降の連続技のダメージが80%になることはなく、50%のままである。
- 一部の技には100%以上の補正がかかっているものもある。
- 壁バウンド・地面バウンド(壁バン・床バン、地バン)
- 新しく追加されたやられモーション。それぞれ設定された技がヒットすると壁、地面にぶつかって大きく跳ね返る。
- 技や状況によって追撃が可能。
- よろけ
- 新しく追加されたやられモーションの2つ目。設定された技を受けると、一定時間行動不能となる。
- この時間はレバーを横に振ることでのみ短縮が可能(縦以外は受け付けているので斜めも認められる)。
[編集] GUILTY GEAR XX SLASH で追加されたシステム
- ジャンプ回数リセット (正式名称不明)
- 一部の必殺技に設定されているシステム。例えば空中ダッシュや2段ジャンプを行った後にロマンキャンセルをした場合、空中ダッシュや2段ジャンプをすることは出来ない。
- しかしこれが設定されている技をロマンキャンセルすると再び空中ダッシュや2段ジャンプが出来るようになる。
[編集] GUILTY GEAR XX Λ CORE で追加されたシステム
- フォースブレイク(FB)
- テンションゲージを25%消費する必殺技。一部の技は更に25%消費で追加技を出すことが出来る。
- スラッシュバック(スラバ)
- ガード硬直がほぼ無くなり素早く反撃に転じられるが受付時間は非常に短く、発動後は一定時間ガード不能になる。
- ただし成功時のみ続けてスラッシュバックの入力は可能。
- 投げ抜け
- 両者同時に投げコマンドまたは投げられる方が直後に投げコマンドを入力すると投げ抜けが成立する。
- 受付時間は非常に短い。
- スライドダウン(ズザー、スラダ、SD)
- 新しく追加されたやられモーションその1。設定された技を食らうと相手は地面を滑っていく。
- 滑っている間に追撃を当てると相手は空中くらい状態になるのでそこから空中連続技を決めることが可能。
- 壁張り付き(壁張り)
- 新しく追加されたやられモーションその2。対応した技を喰らうと相手はステージ端(画面端ではない)に張り付き、しばらくすると復帰可能になる。張り付けられている間は追撃可能。
- ロマンキャンセル使用時のテンションゲージ増減の変更。
- 前作まではロマンキャンセルを使用すると確実に50%減ってから増加するというシステムだったが、今作から必殺技のみロマンキャンセルした技のゲージ増加量も加算されてテンションゲージが減るシステムとなった。
例として、ゲージ100%の状態で増加量10%の必殺技を出してロマンキャンセルすると、50-10=40なのでゲージが40%減る。このシステムは通常技、覚醒必殺では適応されない。
[編集] GUILTY GEAR ISUKA 独自のシステム
- 振り向き
- ボタンを押すと振り向く。ガード方向は常に自分の後ろ。(背中が右ならレバー右でガード)
- ライン移動・ライン移動攻撃
- ラインを移動する行動。移動攻撃は攻撃を出しながら移動する。
- ライン飛ばし攻撃
- 相手を別ラインに吹っ飛ばす。ガトリングから出せるので連続技に組み込める。
- 背後攻撃
- 背後を攻撃する行動。技後も出す前の向きが維持される。
[編集] 家庭用オリジナル
- M.O.Mモード (GGX~)
- 正式名称「メダル オブ ミリオネア」。相手に攻撃を当てることで発生する勲章を稼ぎ、点数を競うモード。
- CPUを次々に倒していく勝ち抜き戦で、体力は相手を倒しても回復せず、一定条件で出る食べ物を取ることで回復する。
- このモードはアーケードでも遊ぶことが出来る。
- EXキャラクター・スペシャルカラー
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- EXキャラクター (GGX~)
- ノーマルとは概して性能の違うキャラクター。ISUKAのみアーケード版でも使用可能。
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- スペシャルカラー (GGX~)
- デフォルトとは異なるカラーを選べる。追加されるカラーのうち2つは、常時テンションゲージMAXのBLACKキャラクターと通常より遥かに高性能のGOLDキャラクターである。
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- ♯RELOADキャラクター (SLASH~)
- ♯RELOADと同じ性能のキャラクターでプレイ可能。
- ストーリーモード (GGX~XX/#RELOAD(PSP版))
- 各キャラクターのifストーリーが楽しめるモード。CPUに対する勝ち方でストーリーが変わることと、試合前の演出に独自のものがある。シナリオはいずれも海法紀光が担当。GGXXではフルボイスに。因みにPSP版#RELOADでは、ロボカイのグラフィックが変更されている。
- ヘルプテキスト (SLASH~)
- ゲームの項目をキャラクターが説明してくれる。
- GGモード (GGX~)
- ゲームシステムが初代GGのようになる。変更点は以下の通り。
- ジャンプ途中でニュートラルに入れなくても空中ダッシュ可能
- 通常よりキャラクターの移動速度が約20%早くなる
- 通常より各キャラクターの耐久値が低くなる
- ほとんどの通常技をジャンプキャンセルすることが可能
- 空中ダッシュの高度制限が無くなり、空中ダッシュ中に技を出しても指定時間が経つまで減速しない
- ガード中に必殺技や覚醒必殺技で割り込みができる
- #RELOADとSLASHのみ体力が少なくなるほどテンションゲージの上昇率が高くなる
- GGXモード (XX~)
- ゲームシステムがGGXのようになる。変更点は以下の通り。
- ソルVSカイ、ザトーVSミリア、同キャラクター戦のBGMがGGX、ロボカイのBGMが家庭用GGXXの物に変更される
- ダストアタックと足払いがDボタンだけでなく、S+HSでも使用可能
- フォルトレスディフェンスがP+Kでしか発動しない
- GGXで存在したフォルトレスディフェンスキャンセルが使えるようになる
- ダウン追い討ちがGGXの仕様になる
- GGBOOSTモード (ISUKA)
- シリーズ初のベルトアクション方式。
- 特定条件を達成することにより、追加ミッション、得点アップ、ワープ等の隠し要素が発生する。
- RKII/FACTORYモード (ISUKA)
- 上記のGGBOOSTモードをロボカイIIでプレイするモード。
- 単にクリアするだけでなく、稼いだポイントを消費してロボカイIIを強化するのが目的となる。
- Daredevil
- このシリーズにおける「乱入した挑戦者」の事を言う。元々の意味は「勇敢なる人」「命知らず」。
- 乱入した際、SLASH以前では赤い背景に透明の文字で、ΛCでは鉄の扉のようなものにHERE COMES A DAREDEVILと表示されている。
[編集] 関連項目
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概要 | GUILTY GEAR | 用語 |
現行メインキャラクター | ソル=バッドガイ | カイ=キスク | メイ | ミリア=レイジ |エディ | ポチョムキン | チップ=ザナフ | ファウスト | 梅喧 | 蔵土縁紗夢 | ジョニー | アクセル=ロウ | 御津闇慈 | ヴェノム | テスタメント | ディズィー | スレイヤー | イノ | ザッパ | ブリジット | ロボカイ | 聖騎士団ソル | アバ |
その他キャラクター | ザトー=One | Dr.ボルドヘッド | クリフ=アンダーソン | ジャスティス |
作品一覧 | GUILTY GEAR [the missing link] GUILTY GEAR X [BY YOUR SIDE] GUILTY GEAR XX [The Midnight Carnival] GUILTY GEAR ISUKA GUILTY GEAR PETIT GUILTY GEAR DS(Dust Strikers) GUILTY GEAR JUDGMENT |