Home Bound
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Home Bound | ||
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浜田省吾 の アルバム | ||
リリース | 1980年10月21日 |
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ジャンル | J-POP | |
時間 | 47分5秒 | |
レーベル | ソニーレコード | |
プロデュース | 鈴木幹治 | |
チャート順位 | ||
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売上枚数 | ||
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浜田省吾 年表 | ||
君が人生の時… (1979年) |
Home Bound (1980年) |
愛の世代の前に (1981年) |
『Home Bound』(ホーム・バウンド)は、1980年10月21日に発売された日本のミュージシャン、浜田省吾のアルバム。それまでのポップな作風とは打って変わり、ロックンロール・サウンドを追求した記念碑的な作品。
1970年代の浜田は、制作サイドの意向もあって職業作家的な曲作りを行っていた。しかし、本人の希望するサウンドとは大きく異なり、その間で悩んでいた。しかし、1979年にシングル「風を感じて」がヒットを記録し、ある程度本人の意思も受け入れられるようになった。そこで浜田はアメリカでのレコーディングを希望し、憧れのロック・サウンドを手に入れることができた。初の海外レコーディング。ロックンロール・サウンドに生まれ変わった分岐点となる作品である。
本人が「第二のデビュー・アルバム」と言う通り、完全に生まれ変わったような作品である。ロサンゼルスでのレコーディングには浜田省吾と町支寛二の他に、スティーヴ・ルカサー(TOTO)、ニッキー・ホプキンス、ジェフ・バクスターという一流ミュージシャンばかり。
サウンド面は勿論のこと、歌詞の内容も大きな変化を遂げた。自分自身の経験や思いを素直に綴り、シンガーソングライターとしての力量を見せつけている。特に「終りなき疾走」や「家路」は、ファンから圧倒的な人気を誇る代表曲になっている。