IbisBrowser
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ibisBrowser(アイビスブラウザ)とは、アイビスが開発したフルブラウザiアプリである。無料/有料を兼ねるibisBrowserLT(-ライト)と、有料の高機能版ibisBrowserDX(-デラックス)がある。2006年5月現在、どちらもNTTドコモFOMA向けのみとなっている。
なお、iアプリ形式のフルブラウザであるため、パケ・ホーダイフルでなくとも、パケ・ホーダイで通信料定額となる。
目次 |
[編集] 種類
[編集] ibisBrowser
2005年6月にβ版がリリースされた。通常版で、無料で利用できた。 画面の中央にマウスポインタが現れ、スクロールする際は、表示領域全体が移動する。 対応機種は、FOMA90Xi、70Xiシリーズ。 ibisBrowserLTのリリースに伴い、8月上旬に提供が終了している。
2ちゃんねる等に社長がコテを名乗り荒らす等、提供当初では多々問題があった。つい最近では、一部身内ユーザーに対し、全額返金、管理権委譲等不祥事が多発している。[要出典]
[編集] ibisBrowserDX
2005年11月にリリースされた、高速・高機能版。100KBアプリである。 月額315円、年額3000円(いずれも税込)の有料アプリである。利用料の支払い方法としては、クレジットカード、ちょコム、おサイフケータイによるEdy決済、WebMoneyが対応している。なお、有料の契約をする前は、1日5ページまで無料で使うことがでできる。 通常版にない機能として、タブ切替、iモードブラウザとの連携、GPS機能への対応、オリジナルのショートカット機能などが挙げられる。 メガiアプリ、500Kバイトアプリ、300Kバイトアプリ対応機種で利用できる。(90Xiシリーズ・F702iD・M702iG・M702iS・703iシリーズ) また、2007年3月26日にはauのオープンアプリプレイヤー対応のバージョンがリリースされた。[1]
また、利用料を支払いibisBrowserDXを使用できるユーザーは、NBバージョンというものも使用できる。 こちらは正式なバージョンでは未実装の新機能が実験的に搭載されているバージョンで、ベータ版としての存在である。NB版はアップデートが頻繁であることが多く、動作の安全性が未だ保証されていない新機能が搭載されているため、動作不良を起こす可能性が高いことから、使用には注意が必要。
[編集] ibisBrowserLT
アイビスブラウザ・ライト。2006年8月10日にリリースされた、従来の無料版に代わるブラウザ。 対応機種は、FOMA90Xi、70Xiシリーズ。 FOMA 7シリーズユーザーからの、「7シリーズで使える高速版」の要望に応じてリリースされた30KBアプリである。 今までの有料版であるDXは、100KBiアプリであるために、9シリーズでしか使うことができなかった。 今回のLTは、30KBiアプリになり、7シリーズでも使うことができるようになった。 無料モードと有料モードがある。月額315円もしくは年額3000円(いずれも税込)で、有料モードが利用できる。 有料モードではより高速に、より快適に使えるようになる。
これにより従来の無料版は廃止となった。 なお、LTは、従来からの有料版であるDXの機能に全て対応しているわけではないので、DXは今後も9シリーズ向けに継続提供される。 これにより、
- 9シリーズで有料版を使いたいユーザーは、DXを
- 7シリーズで有料版を使いたいユーザーは、LTの有料モードを
- 9/7シリーズで無料版を使いたいユーザーは、LTの無料モードを
選択できるようになった。
各バージョンとも、使用人数の増加などにより中継サーバーの機能が停止し、時おり使用不能となる。 不具合と復旧の報告は、ibisBrowser開発日記(ブログ)においてなされている。
[編集] 関連項目
- ibisMail
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 出典を必要とする記事 | 携帯電話関連のスタブ項目 | 携帯電話ブラウジング | モバイルネットワーク | ウェブブラウザ