ISO 6709
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ISO 6709は緯度と経度と高度の表記に関する国際標準規格。 正式名は"Standard representation of latitude, longitude and altitude for geographic point locations"である。国際規格分類コードICS 35.040
もともとはISO/IEC JTC 1/SC 32（情報技術を所管するISO/IEC第一合同専門委員会内に設置された、データの管理及び交換をつかさどる第32分科委員会）の所管に属していたが、2001年から地理情報の標準化をつかさどるISO/TC 211にその所管が移管されている。2007年1月現在、"Standard representation of geographic point location by coordinates" という規格名称として国際規格案投票にかけられている。
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[編集] 書式
[編集] 緯度と経度
緯度・経度の順番に記述する。度または度分または度分秒による表現が可能。 それぞれ、小数点より前は固定長であり、満たない値は0でパディングする（空いた部分を埋める）。
| ±DD.DDDD±DDD.DDDD/ | 度 |
| ±DDMM.MMM±DDDMM.MMM/ | 度と分 |
| ±DDMMSS.SS±DDDMMSS.SS/ | 度と分と秒 |
| +DD > +00 | 北緯 |
| +DD = +00 | 赤道 |
| -DD < +00 | 南緯 |
| +000 < +DDD < +180 | 東経 |
| +000 = +DDD | 本初子午線 |
| -180 < -DDD < +000 | 西経 |
[編集] 高度
高度の記述は任意。可変長。単位はメートル。
+mmmm.mm ≥ 0000.00 -mmmm.mm < 0000.00
±DDMM.MMM±DDDMM.MMM±mmmm.mm/
[編集] 記述例
- エベレスト山 +27.5916+086.5640+8850/
- 北極 +90+000/
- 南極 -90+000+2800/
- ニューヨーク市 +40.75-074.00/
- 富士山 +352139+1384339+3776/
- 東京タワー +35.658632+139.745411/
