MTV Video Music Awards Japan

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

MTV Video Music Awards Japan（エムティービー・ビデオ・ミュージック・アウォーズ・ジャパン）通称「VMAJ」は日本のMTVジャパンが主催するミュージック・ビデオの祭典である。

アメリカ合衆国で行われるMTV Video Music Awardsと同様に、一年間を通じて、各部門で最も活躍したアーティストに対して賞を与えるイベントである。かつてはアジア圏を網羅したMTV Asia Awardsに参加していたが、2002年 5月東京国際フォーラムで記念すべき第1回授賞式が行われ、それにともない、MTV Asia Awardsから撤退し、独立した。

[編集] 開催期間

毎年5月の下旬に開催し、後日録画放送でMTVジャパンで放送される。(次回は2007年 5月26日に開催)

[編集] 会場

第1回は東京国際フォーラム、第2回はさいたまスーパーアリーナ、第3回と4回は東京ベイNKホールで行われたが、会場として使用してきた東京ベイNKホールが2005年 7月で閉鎖したため、2005年の放送をもって同ホールからの放送は最後となった。2006年は国立代々木第一体育館で開催された。

第6回はさいたまスーパーアリーナで開催が決定している。

[編集] 問題点

第1回から、今までMTVジャパンにて生中継での放送はまだない。（2001年以降のMTVジャパンには生放送の番組自体存在しなことや、生放送に対応してないことが挙げられる）そのため殆どの回では、MTVNEWSやMTVジャパンホームページで速報されるものの、地上波民放各社の方がMTVジャパンで放送よりも、WINNERやライブ、シークレットゲストを早く紹介されることがある。また、録画放送のため2時間半から3時間半ぐらいだが、意味のないステージ転換･録画放送のときにCM入れる間が存在したり･シークレットゲストの遅刻などで、上演時間が4時間ぐらいある。
なお、2007年については、初めて生中継で放送されるため、一部改良される予定である。

[編集] 歴代 "WINNERS"

賞	2005年	2006年
BEST MALE VIDEO	平井堅 “瞳をとじて”	平井堅 “POP STAR”
BEST FEMALE VIDEO	中島美嘉 “桜色舞うころ”	倖田來未 “Butterfly”
BEST GROUP VIDEO	リンキン・パーク “Breaking The Habit”	Def Tech “KONOMAMA”
BEST VIDEO FROM A FILM	平井堅 “瞳をとじて” from「世界の中心で、愛をさけぶ」	中島美嘉 “GLAMOROUS SKY” from「NANA」
BEST NEW ARTIST VIDEO	サンボマスター “美しき人間の日々”	リアーナ “Pon De Replay”
BEST VIDEO OF THE YEAR	ORANGE RANGE “花”	倖田來未 “Butterfly”
BEST ROCK VIDEO	フーバスタンク “The Reason”	グリーン・デイ “Boulevard of Broken Dreams”
BEST POP ROCK VIDEO	ケツメイシ “君にBUMP”	レミオロメン “粉雪”
BEST R&B VIDEO	安室奈美恵 “GIRL TALK”	AI “Story”
BEST HIP-HOP VIDEO	ビースティ・ボーイズ “Oh-Check It Out”	50セント feat.Mobb Deep “Outta Control”
BEST COLLABOLATION VIDEO	ジェイ・Z/リンキン・パーク “Numb/Encore”	HOTEI vs RIP SLYME “BUTTLE FUNKASTIC”
BEST ALBUM OF THE YEAR	ORANGE RANGE “MUSIQ”	ORANGE RANGE “NATURAL”