OLEっち

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

OLEっち（おれっち）は、首都圏の独立系FM局NACK5とbayfmで、毎週金曜18:00～19:00に同時放送されていたラジオ番組。DJはポカスカジャンときゃんひとみ。2003年4月放送開始。（尚、2005年6月まではFM Yokohama、RBCiラジオでも放送されていた。当時の放送時間は、首都圏のFM3局が金曜18:00～19:00の放送、RBCiラジオのみ当日の深夜0:00～1:00。2005年4月からは木曜深夜 (金曜未明) 0:00～1:00になった。又2005年9月頃まで赤坂泰彦と、きゃんのコンビでDJを担当していた。）

2006年 6月30日の放送をもって、3年3ヶ月の歴史に幕を下ろした。

[編集] 概要

放送開始から2005年3月まではJAL Presents OLEっちと言うタイトルで、JAL (日本航空)が筆頭スポンサーだった。当時の番組内容は、東京のスタジオ（進行・赤坂）と沖縄県豊見城市にあるアウトレットモール「あしびなー」（進行・きゃん）の二元生中継で番組が進行され、CDデビューを目指すミュージシャンが、東京で行われる審査を通過した後、沖縄へ送り出され、そこで番組が出す様々な課題をクリアしながらCDデビューを目指す、と言う新人ミュージシャン発掘番組だった。

また、沖縄限定で2003年6月～2004年3月に「OLEっちTV・R-pops park」、同年10月～2005年3月に「ミュージックサバイバル・OH!OLEっち」と言うOLEっちのテレビ版がRBCテレビで放送された。内容は、前者が「あしびなースタジオ」で行われたチャレンジャーミッションの映像版に、チャレンジャーが自分達でカメラを回す沖縄生活ドキュメント、後者が同じくあしびなースタジオでのライブ映像に、沖縄のアマチュアミュージシャンをOLEっち本選に進ませる為の沖縄予選と言う内容だった。ちなみに、極めて低予算で作られた為、ライブ映像は小型デジタルカメラ一台だけで、クレーンカメラの動きを真似たダイナミックなカメラワークで撮影された。

2005年3月を以てJALがスポンサーを降板する（同年に入って一連の不祥事が相次いで発覚した影響、これまでの間にも何度かスポンサーを降りた回があった）も、東京と沖縄を結ぶ形での放送は継続されたが、同年7月、FM YokohamaとRBCiラジオが、番組のネットを降りた（理由については前者は自社製作枠の充実強化の為、後者は沖縄からの中継が無くなった事でネット放送する必然性が無くなったからだと思われる）のに伴い、番組のシステムを刷新。舞浜の「スタジオイクスピアリ」（進行・赤坂→ポカスカジャン）と「OLEっちコロシアム」（進行・きゃん）の二元生中継で番組が進行する形に変わり、審査を通過したミュージシャンが、毎週登場するチャレンジャー（ミュージシャン）とバトルを繰り広げ、見事に4週勝ち抜く事ができれば、メジャーデビューを果たす事ができる、と言うシステムになった。

同年12月からは「AUTOBACS Presents OLEっち」として再スタートを図り、翌2006年4月から終了までは会場を東京・六本木に移して放送していた。